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『祭り』
我々ミニボートアングラーが使う『祭り』とは、
「素人でも釣れてしまう爆釣モード」を指します。
釣れる魚によって、『ヒラマサ祭り』『ワラサ祭り』『真鯛祭り』という感じで使います。
外房では2月~3月頃に脂の乗ったブリやワラサが釣れまくることがあります。
これは『ワラサ祭り』ですね。
同じように5月第4週(ぐっちゃんの仮説)前後の2~3週間は、
ヒラマサが面白いように釣れることがあります。
「春マサ」と呼ばれる60cmほどの小ぶりなサイズですが、
時にはヒラマサが入れ食い、というような状態になることもあるのです。
これぞまさに『ヒラマサ祭り』。
そして今がその時期なのです。
前振りが長くなりました。
前週、I君と1本ずつでしたがヒラマサをあげました。
釣果以上に魚の反応はびっしりあって、
釣り方、潮流、時間帯によっては『祭り』になってもおかしくないと感じました。
当然今週も『祭り』の可能性が十分あると踏んでの釣行です。
現地着AM3:50。
周囲は既に明るくなり始めています。
NEOタダノさんは既に大アジを求めて出航後でした。
ステキチさんもタダノさんに続いて日の出前に出航。
この他、エクスポローラーFRPさん、ケンマリーンさん、SRVさんと常連組。
遅れてヒッチクレーンホープボートさん、たーたんさんも参戦したようです。
AM4:30、すっかり明るくなってしまいました。
日の出です。
写真に写っているのは、わかりづらいですがSRVさん3人組です。
海は穏やか。波もうねりもわずかです。
写真では光の関係で波があるように見えますが、実際には凪と言ってもいいくらい。
風もそよ風程度で、久しぶりの釣り日和になりそう。
ただし潮はかなり澄んでいました。もう少し濁りが欲しいところ。
ジギングポイントに着くと、ベイト反応が…、
ありません。
どうしたことか、前週に比べベイトが薄い感じです。
いろいろ探し回って、
ようやく反応があるポイントを見つけました。
いかにも来そうな反応です。
眉唾水温計が示す海面水温は18.4℃でした。
I君、2、3投目に、
「よしっ、あっ!」
ゴンッ、という感じのアタリがあったようですが、
フッキングせずに抜けてしまったよう。
「はぁ~、こんなのばっかですね~。」
まあ、そんなもんでしょ。
でも、朝イチからアタリがあるとは幸先いいですよ。
祭りの予感がプンプンします。
ところが…、
時間とともにこんな反応も見られるようになりましたが、
2人ともお触りがあった程度でなかなかヒットしません。
これはもう、久々の『負のスパイラル』コンビ復活か??
『負のスパイラル』コンビについては過去記事を探してみてください(笑)
AM6:00頃にはジギングポイントに身内がみんな集合です。
上の写真は左がTomboy123のステキチさん、右がNEOタダノさんです。
2人ともこの時期はジギングでヒラマサ狙い。
タダノさんは電動ジギング、ステキチさんは手動ジギングですね。
なんでも、ステキチさんは電動リールのコードを忘れたとか。
そこでめげないのがステキチさんのすごいところです。
こちらは左がたーたんさん、右がSRVさんですね。
皆さん、ジギングでは大苦戦という感じ。
祭りはどこだ、祭りは??
たーたんさんはこのブログのコメントでぐっちゃんに促されての参戦です。
既にこの時点でぐっちゃんはオオカミ少年(中年?)状態ですな。
心地よい日差しと風。
絶好の釣り日和ですが釣果が伴いません。
東へ大移動、西へ大移動と変化を試みますが不発です。
そもそも、ベイトが薄い。
AM8:45、ようやく沈黙を破るI君。
「よしっ」
ところが、
「あれ?ゴミでもひっかけたかな?」
生命反応を感じないまま巻き上げてみると、
何とか魚の顔を見れたねー、のカサゴちゃん。
写真撮影してそのままリリースです。
「うーん。」
迷宮に迷い込んだようにまたしても沈黙の時間が続きます。
この日はAM10:30~PM3:30頃まで潮が引いてスロープが使えない時間です。
従ってAM10:00を過ぎた時点で夕方近くまで釣り続けることが決定です。
AM10:30にジギングポイントに戻ってきたGucchan号、
眠気と闘いながらジグをしゃくり続けます。
そしてAM10:45、
「ゴンッ」
と待望のアタリ。
「えいっ、やぁー、とうっ!」
怒涛の3段アワセ!
しっかりフッキングしてファイト開始です。
ドラグ設定が緩めのツインパワーSW、ジージー音を立てながら糸を排出します。
そしてヒラマサ特有の首振り。
本命を確信する瞬間ですね。
ただ、
「意外に首振りが小さいなー。」
パワーはありますし、ラインも出ていくのですが、緊迫感はありません。
少しドラグを締めこんで、やや強引に巻き上げます。
「お、先週よりはちょっと大きいね」
ちょうど70cmくらいでしょうか。
3kgはないでしょうね。
何とか1本ゲットでかろうじてのボウズ逃れです。
がぜんやる気になるI君。
実はぐっちゃんがヒラマサをかけた時、I君は疲れと眠気で休憩中でした。
後悔先に立たず。
釣り日和とはいえ、海上に11時間以上浮かび続けるという修業。
日差しは真夏のそれになり、じりじりと日焼け止めを通過して肌を焼きます。
風が少し強くなって、波立ちますが釣りに支障があるほどではありません。
時間とともに再び海は凪ぎに向かいます。
午後になると活性が上がるのではと期待していましたが、
こんな反応があっても魚は口を使わず、
むしろ、
こんな感じの無反応なポイントが増えました。
活性ダダ下がりです。
何とかI君に釣らせようと頑張りますが、
肝心のI君は疲れと眠気で、
後半の大半は爆睡王子状態(笑)
いつもと違って完全に「寝るぞ」体勢です。
わかりづらいですが、ポーチ型の救命胴衣を枕にして寝ています。
日焼けで頬が赤くなっていますね。
見ようによっては澱酔して寝転がっている酔っ払いですな。
釣れたら起こそうとぐっちゃんは必至でしゃくりましたが成果は無し。
PM3:30、二人とも心が折れて沖上がりとしました。
移動距離53.7kmはよく走りましたね。
東と西の両方にチャレンジした結果です。
燃料は20リットルほど使ったようです。
片付けをしてたーたんさんと談笑し、帰路についたのがPM5:00。
日曜日の夕方なので道路が大渋滞していて、
結局高速を使わず3時間かけて帰りました。
祭りモードを期待して行ったのですが、
平常と大差ない厳しい結果に終わりました。
これから梅雨に入りますし、春シーズンの残りは行けて2回くらいでしょうか。
祭りの気配だけを感じつつ、静かに春シーズンが過ぎていく…。
そんな感じの2018年という事になりそうです。
次回は爆釣、いつもそう思って挑んでいるんですけどねー。
それではまた おやすみなさい
ボートのランチングスタッフ&たもいれ&カメラマンとして雇ってくださいm(__)m
お互いにド下手確定ではありますが、それ以上に船長のポイント選定や流し方に問題ありかもですね。
I君には爆睡することによっておいらの釣り運が上がるのと、ブログネタとしての重要な役割がありますから、これからも気兼ねすることなく乗船ください。
厳しい日だったみたいでしたね。
まぁ、去年、一昨年と厳しいことしか経験してなかったので実感はありませんけど(笑)
開幕宣言は自分的には十分祭りでしたので福音でしたよ(笑)
我々が各ポイントを回り迷走しているとき、ステキチさんヒラマサゲットの報を聞いて自問自答しましたよ。
おいらはド下手なんじゃないのか!?(笑)
梅雨入り宣言する勇気がなくて宣言できず、1か月後に○月△日が梅雨入りの日でしたって、
虚しく後出しする気象庁のような気分です。
5日に行きましたが通常モードでした
有名ジギング船も近くでやってましたが
厳しそうでしたね
探せばまだ数は出そうな感じはします。
数より大きいのが出て欲しいですねー
5日に行かれましたか。
例年通りと言えばそれまでですが、6月に入るとだんだん釣れなくなりますね。
数もサイズも期待できなくなって、海面にはデコッパチがでかい顔をするようになる、と。
とはいえ、過去に11kgをあげたのは6月中旬でしたから、可能性がある限り狙いますよ(笑)
11時間ですか?おっさんパワー恐るべしですね(笑)
最近は帰路で必ず休憩してから帰る様になりました、一度記憶の無い時間が在り、かなりビビった事が有りました。
祭りの山場は通り過ぎたんですかね?多分風が悪くてボートが出せない時だったのでは?
懲りずに参戦しますよ!
おっさんパワーではsaiさんにかないませんよ。連荘釣行やゴムボ出航など、平日釣行可能な身分をフル活用してますよね。我々サンデーアングラーは天候に泣かされ続け、今春の出航回数は例年の半分以下です。この日は抜群の天候だったのと、スロープ使用時間の関係から11時間粘りましたが、日曜の夕方の渋滞も加わって流石に疲れました。
祭りはやはり5月末でしたね。時間帯や場所によるムラが激しくて全員参加とはいきませんでしたが、一年を通じほとんどヒラマサを釣らない方でもゲットしていたと思います。
祭りは終わっても(無くても)チャンスがないわけではありませんから、「釣れるまでやめない」精神で頑張る所存です(笑)
で不思議に思うのですが、これはヒラマサ祭りであって青物祭りではないですよね。
カンパチは少し遊泳環境が違うような気がしますが
ワラサやブリ、ヒラマサは同じような気がしますがどうなんでしょう。
たまにワラサも釣れていますが大半は一般的には希少なヒラマサ。
ポイントのせいでしょうか、それとも釣り分ける腕?、祭りの時期が違う?
そうですね、ヒラマサ祭りです。青物祭りではありません。
外房に限っての話ですが、ワラサとヒラマサは回遊する時期が違います。ワラサのピークは3月頃、ヒラマサは5月末ですね。つまり祭りの時期が違うんです。
次にポイントですが、ワラサもヒラマサもカンパチも同じような海域で釣れますが、少しポイントが違います。
例えば、水深50mの海域に水深20mの根があったとすると、根の頂上付近ではショゴが、根の周辺の駆け上がりやヘリ部分でヒラマサが、50mまで落ち込んでフラットになったエリアでワラサが釣れるという感じでしょうか。一方で一番深いところで釣れるのもカンパチだったりしますが…。今の時期なら3種類が1日で揃うこともありますが、季節性もありますので、たいてい釣れる魚種は限定されます。
ワラサやブリが完全な回遊魚であるのに対し、ヒラマサは根に付いた居付きがけっこういるのも影響しているんでしょう。
外房は他のエリアに比べればヒラマサ比率が高いところだと思います。偶然ではなく、狙ってヒラマサが釣れるのは温排水などの影響を除けば玄海灘と外房だけだと思います。でも、外房はワラサも多いですよ。
僕の場合はヒラマサが回遊するエリアを重点的に狙うので、必然的にヒラマサ比率が上がるでしょうね。
ちなみにブログには出てきませんが、「ワラサポイント」「アカハタポイント」「イサキポイント」なんて呼んでいるポイントがいくつか存在します。もちろん僕はヒラマサポイントをいくつか確保していて、そこを重点的に攻めています。
最後に、釣り方について。
一般的にワラサが一番スローでカンパチが一番激しく細かいしゃくりに来ると言われています。さらにスローにすると真鯛や根魚が来たりします。もちろん例外もありますが、しゃくりによって狙いを変えることもありますよ。
いかがですか?いつも同じアクションで適当なポイントで釣っているように思えるかも知れませんが、ジギングって本当に奥が深いと思います。