進め!Gucchan号!

愛艇NEO-Gucchan号を手放して、奈良県へ単身移り住みました。和歌山県の海と琵琶湖水系が新しいフィールドです。

1投目マジック!ノルマ有り平日釣行

2020年12月25日 | NEO390 釣行記

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20日日曜日の釣行で、泳がせでヒラマサをゲットしました。

その時から、次回の釣行プランが練られ始めました。

最初にあのポイントに向かい、

この場所からあっち方向に向かってキャストする…。

妄想はどんどん膨らみます。

 

一方、22日火曜日に行われた、仕事後のリモートによる忘年会。

まあ、自宅でパソコン前に座って飲み食いするだけなんですけどね。

そこで上司である本部長さんから一言。

「そう言えば今年はコロナもあって、まだ魚が届いていないなあ」

例年行われるホームパーティができないために、

魚の持参もありませんでした。

「明日休んで釣りに行きますんで、釣った魚をお持ちしますよ」

「本当?」

「ええ、ただし、拒否権は無しで全部もらってもらいますよ」

こんなやり取りがありました。

 

そう、ぐっちゃんは23日水曜日に有給休暇をもらい釣行予定でした。

この会話で、釣った魚の処分に困ることはない代わりに、

ある程度結果を出さなければならないというプレッシャーも生じました。

 

4:00に自宅を出発。

平日なのでトラックが多いですね。

道中の最低気温は-3℃。

日曜日ほどではありませんが寒いです。

それでもこの日は14℃くらいまで気温が上がる予報でした。

一方で午前中は北風がやや強く、昼から無風という予報。

 

誰もいないかと思ったら、

パーフェクターのトレーラブルの方と、ゴムボートの方が参戦していました。

週末のようなスロープ渋滞もなく、

日の出前に出航準備完了です。

 

夜間航行灯を点けて出航。

東の空は明るくなっていますが、まだ日は上っていません。

港を出ると、思ったよりも風が強いです。

朝のうちは、前回同様岸寄りの浅場しか釣りにならないかも。

しかし、冒頭で触れたように、

この日の最初の釣りのシミュレーションは完成しています。

 

あそこと決めていたポイントに向かい、

その中でもここという場所からあっちの方向に向かってキャスティング!

「ググッ!」

「!?」

なんと、1投目に何かが反応してあたりました。

「バシャーン」とか「ブォッコーン」とかではなく、「ググッ」です。

半信半疑ながら、次にロッドを通じ重さが伝わったところで大アワセ。

がっちりフッキング。

ファイトスタートです。

これを、ご意見番:五目漁師さんに言わせると

「一投目マジック」

ということになります。

ルアーやタイラバなどは、魚が警戒していない1投目がアタリが出る確率が高いのですが、

ちょっとできすぎな感じですね。

 

残念ながらサイズはそれほどでもないようで、

オオマサ仕様のツインパワーSW14000XGのドラグはチとも鳴りません。

前回の心もとない泳がせ仕掛けではなく、

今回はバリバリの大物仕様ですから、

訳なくゴリ巻き。

日が昇っていないために魚が動くとピントが合いません。

65cmほどの春サイズのヒラマサでした。

ルアーのお尻側のトリプルフックを丸呑みしていて、

かかりどころが悪かったのか大出血の図です。

とりあえず、これで本部長へのお土産確保できましたね。

遅れてようやく日が昇りました。

 

気を良くしてその後もキャスティングを続けますが、

1投目マジックあるあるで後が続きません。

投げ疲れて一旦休憩。

ここで風が止むまで、泳がせチャレンジしてみます。

 

前回良い思いをしたヒラメ銀座でアジ釣りから開始します。

反応はまずまずありますね。

水温は18.2℃で日曜日とほぼ同じです。

 

スポットロックでボートを止めてアジを確保。

同時に反対側の舷で泳がせをしましたが、

泳がせに反応はありませんでした。

 

9時近くになって、ようやく風が納まりかけました。

まだ少し吹いていますが、徐々に沖に移動しましょう。

 

ジギングポイントへ。

相変わらず居つきのベイトがモリモリです。

ここでトラブル発生!

なんと、主戦のMCワークスNB583SS(青)の先端ガイドが破損してしまいました。

今まで結構負荷をかけてきたからなー。

でも、MCワークスである以上、そんなに簡単に壊れて欲しくない部分ではあります。

修理にまたお金がかかりますね。

仕方ないので、もう1本持ち込んでいたサブの583SS(赤)にリールやルアーをそのまま移植。

もともと赤に付けていたリール(ストラディックSW)やルアーはお休みにします。

 

水深60mから110mくらいまで広く探りましたが、

先々週までいたベイトたちは雲隠れしていなくなっていました。

これは想定外です。

 

仕方ないので、もう一度ジギングポイントに戻りましょう。

上のような「激しくも釣れない反応」ではなく、

水深40mくらいの根の周辺を流してみることにします。

すると、

「ゴンッ!」

おお、アタリです。

待ってましたと大アワセ。

グンッ、と重さが乗ったと思った次の瞬間、

「スカッ」

と抜けてしまいました。

「???」

しかも、異常に巻き味が軽いです。

引き揚げてみると、

なんと、ジグだけが無くなって戻って来ました。

思い出してみると、583SS(青)のトラブルで、

ルアーを一旦外して583SS(赤)に移植しました。

その時にしっかりジグをリングにはめ切っていなかったか?

中途半端に挟まったまま使用していて、

魚の重みでスコンッと取れてしまったと考えられます。

しかも、フッキングもちゃんとしていなくて、

フックだけが返ってきたというお粗末な結果でした。

 

こんな情けないミスをする奴に海の神は微笑みません。

取り戻そうと必死でしゃくり続けましたがノーバイトでした。

 

時間は既に11:00です。

ここでミッションに戻りましょう。

本部長へのお土産追加です。

今回も量は少ないですがエビを持参しています。

ひとつテンヤ開始。

最初に釣れたのはカサゴ。

この日はスカート付きのエビラバフックを初めて使っています。

 

そしてアカハタ。

このエビラバフック、とても食いつきがよくて、

前アタリ無く一気に持って行かれます。

この日は尺前後の良型が揃ったこともあり、

何度も根に潜られて綱引き状態になりましたが、

テンションを緩めて少し待つと泳ぎだすので、それから再勝負。

そんな感じで数を整えました。

残念ながらどうしても引き出すことができずに、

綱引きに敗れてテンヤをロストしたところでこの釣りは終了。

 

多少波はありますが、風はほとんど無風になりました。

再度ジギングを試しますが不発。

 

最後に、お土産にヒラメを追加したく泳がせを少しやりましたが、

i-pilotも使っていないのにスポットロック状態でボートは止まったまま。

これでは、得意?のどてら流し泳がせ釣りができません。

いい時間になったのでストップフィッシングとしました。

お土産は、

バッチリでしょう。

あ、1匹泳がせ用のアジが入っていますが、

これは猫のような生物へのお供え物です。

これ以外のアジは全てリリース。

 

大きく動き回りはしませんでしたが、

水深120mまで行ったこともあり移動距離は26kmほど。

 

燃料も10リットル近く消費したと思います。

 

今回の釣行、第1投のキャスティングまではシミュレーション通りでしたが、

後が続かず苦戦となりました。

それでも、ミッションはなんとか合格ラインだったと思いますし、

前回の日曜日に比べたらはるかに釣りやすい環境で、リフレッシュもできました。

 

今年はあと1回行けるかどうかだと思います

ここに来てヒラマサが当たりだしてきているので、

終わりを締めたい気持ちもあるのですが、さてどうなりますか。

 

それではまた おやすみなさい

 

 

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4 コメント

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Unknown (五目漁師)
2020-12-25 09:06:32
おはようございます。朝一でかかってしまいました五目漁師です。

調子が上がってきましたね。
一投目で約束が取りあえず果たせたと思うとあとの釣りがうんと気楽になりますよね。

一投目に掛かるのもマジック、
気をよくしてこれはいけそうだと思ってもその後は掛からないのもマジック。

我々が察知できない部分で魚が察知しているような状況があるのでしょうね。
魚の記憶力や視界にも関係があるのかもしれません。

それにしても、その気になればいつでも釣れるカサゴやアカハタ。羨ましい限りです。
実は私も同じ日でした。ぐっちゃんのヒラメを見て狙いましたが、お土産は泳がせアジがメインになりました。

航行距離20数kmと2kmの差でしょうか。
返信する
五目漁師さんへ (ぐっちゃん)
2020-12-25 12:33:44
あ、朝イチで五目漁師さんが釣れてる(笑)
コメントありがとうございます。
 
一投目マジックはできすぎでしたが、実際に誰も踏み入れていないポイントでの第一投はかなりの確率で魚を惑わすのではと思います。同じことを週末に期待しても、既に誰かがチャレンジしたり通過した後だったりして、期待するような結果は起こらないでしょう。
釣れたからと言って再現性が無いのもキャスティングあるあるなので、適当なところで見切りをつけて移動を繰り返すのがスタイルになります。
 
今年は特にアカハタの魚影が濃いですね。以前は釣れるポイントが限定されていましたが、このところどの根でもそこそこ釣果が期待できる感じです。
ここに来て狙ってアカハタを釣る人も増えてきたので、2~3年で尺サイズがいなくなってしまうのではと心配だったりしますが。
 
ちなみに今回のアカハタポイントは出航場所から1.5~2kmくらいのところです。時々足漕ぎのカヤックで釣っている人もいますよ。もちろん穏やかな日限定ですが。
返信する
Unknown (sai)
2020-12-25 15:18:46
釣行お疲れさまでした。
ここに来て急ピッチで釣れてますね!!羨ましい。
こちらは良い時期にぎっくり腰で身動き不可能状態です。 (泣)
皆さんのブログで欲求不満を解消しますので、釣果期待してます。
本年1年大変な年になりましたが、来年も釣って釣って釣りまくりましょう。
良いお年を!
返信する
saiさんへ (ぐっちゃん)
2020-12-25 16:28:55
saiさん、コメントありがとうございます。
ぎっくり腰ですか?大変ですね。
ミニボート師の持病ともいえるのが腰痛だと思っています。ゴムボートにしろカートップボートにしろ、一人で持ち上げたり移動させたりするのは腰に来ますからね。
トレーラブルや係留になっても、重いものを持つのは残りますし、結局は自分でケアしながら釣りを続けるしかないですもんね。
ここにきてヒラマサの活性が少し上がり、いい感じになってきました。今年はコロナ禍で出れない時期が多かった反動で、10月の解禁以来ほぼ皆勤賞で頑張ってきました。それでも例年に比べ出航回数は少なめですよね、当たり前ですが。
来年は一年を通じてボート釣りが楽しめる年になるといいなと思います。
僕はもう一回、明日土曜日に行くつもりです。有終を飾りたいところですがどうなりますか。
返信する

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