進め!Gucchan号!

愛艇NEO-Gucchan号を手放して、奈良県へ単身移り住みました。和歌山県の海と琵琶湖水系が新しいフィールドです。

とにかく海上を走りまくった1日

2019年03月11日 | NEO390 釣行記

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週末の天気は、土曜日晴れて朝は北風だが昼前から南風が強くなる、

日曜日は風は南で比較的穏やかだが雨の確率高し。

というものでした。

また、土曜日は12:10、日曜日は12:45が干潮の大潮で、

秋冬とは異なり昼間の干潮で潮が大きく引くようになっています。

従って干潮前後の各2時間くらいはボートを上げるのが困難になります。

 

ぐっちゃんの出した結論は土曜日勝負!

早ければ10:00くらいには南風が強くなって強制帰航を余儀なくされます。

帰航時に潮が引いていると14:00過ぎまで待たなければ撤収できません。

釣れすぎるか、朝から風が吹くようなら9:00に釣り終了。

風が穏やかなままなら風が吹き出すまで頑張って14:00過ぎまでボートは係留する作戦です。

 

日の出前から出航するつもりで3:00に出発。

写真は幕張PAです。

 

出航場所につくと、ライジンさんとマーキュリーさんの17フィートコンビがスタンバっていました。

身内ではJBB280さんが準備中。

10:00頃には強い南風が吹き出す予報なのと、

いまだに上向かない釣果情報から参加者はこれだけでした。

日の出は5:57。

ライジンさん、マーキュリーさんは一足早く出航して行きました。

ぐっちゃんも5:40頃に出航です。 

沖に向かう間に東の空がだんだん明るくなってきました。

風は北東方向から微風という感じ。

早速ジギング開始…、と思ったのですが、

なんとベイトがいない!

うろうろ移動しながらベイトを探し、

こんな反応がある場所を発見してジギングスタート!

 

やがて日の出。きれいな朝焼けです。

 

このころに浅場からライジンさんとマーキュリーさんが移動してきて、

3艘で同じラインを流しました。

手前がライジンさんで2名乗船、奥がマーキュリーさんで3名乗船ですね。

 

徐々に深場を探っているうちに、

こんな感じの期待できそうな反応も…。

でも、釣れません。

残念ながらブリやワラサはまだこのエリアまで来ていないようです。

6:40頃に東から西へ移動する漁船を発見。

巻き網漁ですね。

時間的にかなり離れた東の海域で操業していたと思われます。

つまり、ワラサの群れはかなり離れたところにいるという事でしょうか。

うーん、ちょっと不安が…。

 

この日は風が吹いてくるまでの勝負なのでのんびりしていられません。

ライジンさんとマーキュリーさんは西のエリアに移動して行きました。

ぐっちゃんのこの日の作戦は、

行ける時間帯にできるだけ東のエリアに行ってみる、でした。

ガンガン東へ移動。

いつもチェックする東のエリアをはるかに超えて、

もう少し頑張れば、かの有名根まで行けちゃうんじゃないの?ってエリアまで。

ジギングポイントでは潮はほとんど西から東へ流れますが、

このエリアに来ると南から北へと流れます。

つまり潮が変わって、黒潮本流に近づいているという事です。

 

水深は50m~80m、根と根の間の深くなっている部分を中心に探ります。

陸からかなり離れた東の海上で、大型船が頻繁に通ります。

そんな中、水深70mエリアに小さな根があり水深50mくらいまでかけ上がる場所で、

上層に激熱の反応!

最初はジグでナナメ引き、続いてキャスティングで表層と、

今年最高の気合を入れて勝負を挑みました。

が…、

結果は撃沈。

魚からの反応はありませんでした。

 

本当はかの有名根まで行こうかと考えたのですが、

いつ風向きが変わるかわかりません。

時間は既にAM9:00。

仮にかの有名根まで行くと、全速で飛ばしても帰航に40分以上かかります。

風が南西になると波風に向かって走ることになるので、

どれほど時間がかかるか想像もつきません。

ここは自粛が正解でしょう。

 

水深80mラインを東から西に戻る形で進み、

ところどころ魚探反応を確認しますが、反応は思わしくありません。

沖を見るとイカ釣りと思われる遊漁船がけっこう出ています。

また、その近くには良型で美味いサバがいるとの情報も…。

ここはひとつ、確かめに行きましょう。

この際、サバでもいいからジグに掛けたい、というのがホンネだったりします。

 

水深200mラインで編隊を組むイカ釣り遊漁船たち。

ちなみに魚探反応は、

こんな感じ。

左側の50Hzの画面には怪しい反応が底近くにありますね。

さらに120~150mあたりにも何かいます。

上がサバで下がイカと推理し、

150gのジグを落としてみました。

海流は思ったほど早くなく、ちゃんと底までジグは落ちていきます。

ただ、この深さまで落とすとジグは何倍にも重く感じます。

120~150mの反応はサバではなかったのか、

ジグに食いついては来ませんでした。

2回下げて上げたらもう腕が疲労度MAXです。

 

さて困りました。

魚の写真が撮れません。

さすがに毎回毎回魚の写真無しでは釣行記とは言えないですよね。

ここは例によって、エビで根魚を釣る作戦でしょうか?

時間は既に11:00近くなっています。

使わずに持ち帰ること覚悟でエビエサを持ち込んでいたんですね。

 

西のポイントでテンヤを始めることにしました。

暗いうちに準備をしたせいで、

いつものキスロッドではなく、テンヤロッドをボートに乗せていることに、

この時初めて気づきました。

車に常時乗せているロッドで2ピースなのは、キスロッドとテンヤロッドだけなんです。

テンヤロッドの方が長いのでアクションをつけやすいのと、

穂先が繊細なのでアタリがわかりやすいのですが、

長いのと柔らかいのが災いしてライントラブルが多いのが欠点。

遊漁船ならいいのでしょうが、ミニボートでは長すぎは邪魔なだけです。

 

西のポイントでは潮がほとんど流れていなくて、北東からの微風と相殺されて、

ボートは超ゆっくりとしか流れません。

今回はスポットロックの必要なしと判断しました。

 

予報以上に渋い海況で、

ほとんどエビをつつくのはウマヅラかベラという状態でしたが、

一応写真は撮れたので良しとします。

 

予想よりも大幅に遅れ、12:00近くなって風向きが変わりました。

北東から南西の風へ。

タイムリミットが近づいています。

 

最後にもう一度ジギングポイントに移動。

やはり反応は限られた場所だけで、全体的には薄めです。

あっという間に風が強くなってきました。

波が激しくなり、所々ウサギが飛んでいます。

これ以上粘ることは危険と判断し、13:00頃にストップフィッシング。

帰航のために操船中もどんどん風が強くなって、

ボートが切った波飛沫が風に乗って体に向かってくるため、

かなり激しく濡れてしまいました。

思った以上に長く海上にいることができましたが、

それでも潮が低すぎて1時間くらい待たなければボートを上げることはできません。

 

走りに走って走行距離は60kmオーバー。

かつて本当にかの有名根に行ったときに続く長距離移動でした。

この日も有名根まで行けていたらあと20kmくらいは増えたと思います。

この日の移動ログです。

黄色部分が普段の行動範囲ですから、

この日いかに遠くへ、沖へ移動したかがわかりますよね。

最高速はイカポイントから西のポイントに移動した時に記録しました。

この頃はまだ風も弱く、うねりに乗る形で速度が出たんですね。

さすがにこれだけ走ると燃料も減ります。

3/4くらい減っています。

15,6リットルくらいは使ったという事でしょう。

 

沖上り後に、時間をかけてゆっくり後片付け&清掃をするJBB280さんと談笑。

ライジンさんとマーキュリーさんは潮が下がる前に諦めて帰ったそうです。

やっぱり厳しかったんでしょうね。

 

今回も残念ながら青物の報告はできませんでした。

東の海域の状態をかなり時間をかけて確認できたのが収穫でしょうか。

ジギングポイントで反応が無ければイカチャレンジくらいの割り切りが必要かもですね。

例年ならワラサだけでなくヒラマサもポツポツ釣れ始める季節です。

もう少し、という事だと思いたいですね。

 

それではまた おやすみなさい

 

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6 コメント

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Unknown (JBB280)
2019-03-11 08:34:59
土曜日お疲れ様でした。
う〜ん。。。 デスね?
道理で釣り場ガラガラなはずです。
アジ場も1月前に比べると少なくなっていました。
当面はぐっちゃんのブログチェックで様子見かな?
返信する
Unknown (SAI)
2019-03-11 13:33:47
釣行お疲れ様でした。
随分走りましたね?東の有名な根は一度行こうかと思ってますが、もう少し西側を開拓してからと待ち状態です。釣果は出ているみたいなんで愉しみですが海況が今一ですね・・
今回は西寄りで釣れたんですが、マルイカ捕食してましたよ、たまたまラッキーって感じです。
群れが入るのを期待しましょう。
返信する
JBB280さんへ (ぐっちゃん)
2019-03-11 15:54:06
JBB280さん、コメントありがとうございます。
少数精鋭で挑んだ釣り日和の土曜日、結果はギャフンでしたね。
思ったよりも長く浮かべましたし、暑いくらいの好天だったので、釣果には恵まれませんでしたが良しとします。
沖のイカポイントは潮が緩く釣りやすそうだったので、釣果を求めるならイカ狙いがベストだったかもしれません。ただし水深200mで5海里ぎりぎりゾーンです。この時期は5海里艇に便乗をおすすめします(笑)
ブログ待ちなんて言わないでどんどん出航してください。人の釣果を見てチャレンジすると、祭りが終わった後の寂しさを味わく結果になるかもですよ。
返信する
saiさんへ (ぐっちゃん)
2019-03-11 15:59:15
saiさん、コメントありがとうございます。
先日のヒラマサは西でしたか。それはびっくりです。西でヒラマサが釣れるときはかなり活性が高いイメージがあるので…。
実はこの翌日の日曜日、東のかの地でヒラマサが大爆発したようです。25kgを筆頭にランカークラスが多数あがったとか…。僕はワラサを期待して根回りの深場を攻めましたが、根の上を攻めたらデカモンが来たかもしれませんね。
本当に海は気まぐれです。1日ずれていたら記録作っていたかもと思うと悔しいです。ただし、春の大物祭りは2週と続かないことが多いんですよね。
大物祭りが終わるとレギュラークラスの数釣りシーズンが来ます。気楽に待って一気に爆発させますよ。
返信する
Unknown (big)
2019-03-11 18:53:32
うーむ
青物はまだ入ってきてないですかー T_T
あぶらノリノリのワラサが食べたいです。
ヤリイカも良い時期になってきたし、これから楽しみです!
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bigさんへ (ぐっちゃん)
2019-03-12 00:57:43
bigさん、コメントありがとうございます。
ワラサは入ってきていませんでしたね。ワラサは北から来るので、来ないままシーズンオフになっちゃうかもです。
一方、南から来るヒラマサは我々のエリアではありませんが日曜日に爆発したようです。
一気にシーズンが進む可能性もありますね。
いつ釣れてもおかしくないので、とにかくチャレンジあるのみです。
穏やかな日は今回のようにガンガン遠征して魚を探すのもありかもしれません。春シーズンは幅広く魚を追いかけたいと思っています。単独釣行時は特に、釣果度外視で釣り場開拓も考えています。
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