今年は10月にドラマ撮影でボートの利用ができない日が多いという事で、
秋の開幕が9月1日と、例年より2,3週間早くなりました。
最初の週末である9月4日の日曜日、
開幕を待ちわびたボーターが集まりました。
九州沖縄地方では台風の影響が大でしたが、
さすがに外房は大丈夫でしたね。
前日朝早くからテナガエビに興じたぐっちゃん、
寝不足で少し出発が遅れてしまいました。
いつものコンビニ駐車場。
日の出が5:12に対し、現地に着いたのは5:30を過ぎていました。
すっかり明るくなっていて、
タダノさん、JBB280さん、saiさん、ツッシーさんが既に出航した後でした。
焦っても仕方ありません。
ぐっちゃんの出航は6:10頃でした。
過去、この時期に外房で釣りをしたことがありませんので、
データがありません。
過去の開幕データは「イナダ祭り」「ハガツオ祭り」「ショゴ祭り」などがありますが、
いずれも9月後半です。
何が釣れるかわからないので、
ジギングのタックルに加え、ひとつテンヤの用意もして挑みました。
出航直後の空の様子です。
全体的に厚めの雲が空を覆い、青空は一部わずかに見えるだけ。
陸の方を見るとモヤがかかっている部分もあります。
まずは近めのポイントでベイト調査。
全体的にベイトは薄めです。
水温は23.2℃と想定内。
少しジギングを試しましたが、全くの無反応。
さらに、
ボートの動く速度がほぼゼロ。
風は弱めで潮も流れていないという事です。
これでは釣果は期待できないでしょう。
ジギングポイントに行ってみると、
GoProを頭と魚探用BOXに装備した、
Youtuber・ツッシーさんを発見。
様子を聞いてみると、ベイトは少ないしアタリも無いとのこと。
なるほど。
そして、やはりここもボートがあまり流れないようです。
実力者の彼がダメなら、このあたりも厳しいのでしょう。
挨拶もそこそこに、沖に行くと言い残してジギングポイントを後にしました。
とにかく、潮が流れていないことには釣果は期待できません。
水深60mを過ぎるころ、少し東寄りの風が強くなりました。
ボートは風と同じで東から西に向かって流れます。
ただ、落としたジグはむしろ西から東に向かって流れているようで、
かなりラインが斜めになって落ちていきます。
もう少し沖に行ってみましょう。
水深80mくらいからポツポツと魚探にベイト反応が現れました。
90m~100mが最もベイト反応は良さそうでしたが、
なんと、
今度はボートが5m/hで東から西に向かって流されます。
この速度は風だけではありませんね。
表層は潮が東から西に流れているようです。
一方でジグは西から東に流されますから、
船の動く方向とジグの流される方向が完全に真逆です。
水深の1.5倍はラインを出さないと着底しません。
しゃくってみると、ジグが何倍にも重く感じます。
非常に釣り辛い二枚潮状態でした。
中層で2回ほどアタリがありましたが、
その引き味はサバだったと思われます。
1回はフッキング直後、もう1回は数回巻いた後に、
フッと軽くなるバラシ。
この状況ではいくら期待ができる反応でも長くしゃくり続けることは困難で、
1時間ほどで沖でのジギングは諦めました。
漁師さんから青物は厳しいと聞いていたので、
ここで一旦ジギングは諦め、浅場に戻ります。
潮があまり動かないのであれば、ひとつテンヤは釣りやすいはず。
朝イチよりは風が強くなったので、
ボートは東から西に1~2km/hで流されますが、
潮はほぼ動いていません。
ひとつテンヤでエビを落とせば、秋の外房は根魚が入れ食い、
そんなイメージだったのですが、
季節が早すぎたのか、潮が悪いのか、
根魚も簡単には食って来ません。
ようやく釣り上げた秋1号は、
35cmオーバーの良型アカハタでした。
その後、
ベラ、リリース。
マハタ、超嬉しい!
定番のカサゴ、
ウマヅラハギ、我が家では不人気なのでリリース。
と、ひとつテンヤでポツポツ釣り上げ5目を達成しました。
もう一度ジギングを試そうと、今度は西のポイントへ。
ジギング、たまにひとつテンヤで頑張りましたが、
なぜか東と違って全然ボートが流れません。
ボートが動かず、潮も動かず、苦戦していると、
急に東風が強くなり、白波が立ち始めました。
東のポイントならば帰りは追い風になるのでまだ粘れますが、
西のポイントだと風に向かって走らなければならず、
少なからずスプレーを浴びてびしょ濡れになります。
夏なのでレインウェアは着ておらず、
上下ともにずぶ濡れになりながらアジ場へ行ってみると、
いつもはベタ凪のアジ場がけっこう波立っていて、
ここでJBB280さんがアジ釣りをやっていました。
JBB280さんはシマアジ狙いという事でしたが、
やはり風が強くなって波立ったためにエスケープしてきたそう。
時刻は既に11:30。
少し東側の近場の根に行って反応を確認しましたが、
これ以上は期待できないと判断しストップフィッシング。
6時間弱の航行でしたが、移動に費やした時間が多かったので、
40km近く走りました。
もともと満タンではありませんでしたがけっこうな燃料消費。
メインタンクの半分の12リットルくらいは使ったでしょう。
海況の悪化で次々に帰航するボートたち。
13:00頃にはすべてのボートが引き上げました。
青物は朝イチで鳥山に遭遇した方がワラサをゲットしたようですが、
それ以外はみな撃沈でした。
マハタに、
カサゴの煮つけ。
もう、こゆきがうるさいうるさい(笑)
マハタは流石の美味しさでしたよ。
外房のゲレンデが早く解放されたのは、
10月にドラマの撮影で利用できなくなる日が多いからです。
10月の利用可能日がわかるようならこのブログでお知らせしますが、
ドラマ撮影も天候などの兼ね合いがあるでしょうし、
基本9月いっぱい遊んだら、11月の再開までお休みと考えた方がいいでしょうね。
9月10月は台風などの影響で意外にボートを出せる日が少ないのですが、
はたして今年はどうでしょうか。
それではまた おやすみなさい
朝いないから、またエビか~と思ってました。(笑)
ベイトも今一、風も東寄りであまり宜しくないコンディションに私も後は心折れました。
もしかして釣ったエビでテンヤすれば爆釣かも?!
エビは前日行っていたので、川、湖、海の3択だったのですが、やっぱり開幕戦だし海かなーと。
この日のコンデションはタフでしたが、1日で状況が一変するのも外房ですよね。今日(7日)、NEO450のクルクルさんたちが再戦して、ワラサやショゴなどかなりいい思いをしたようですよ。
海釣ができない日でも行ける釣りがあるのは悪くないですが、どれか一つ選ばなきゃいけないのがつらいですね。
ワカサギは昨年末からの挑戦なので、この時期はノーデータです。今年は状況よさげなので心が揺れています(笑)10月はワカサギ三昧ですね。
そして、海が寂しくてジギングでは釣れない。
そこでこんな時のためにと準備した一つテンヤの登場。
ここまでは私の釣りにそっくりと思ったのですが
最後に釣れているではありませんか。
撮影でゲレンデに入れないのは残念ですね。
期間の長さで帳尻を合わせたところで釣りはタイミングが欠かせないですから心配ですね。
ぐっちゃんは気持ちは既にワカサギでしょうか。
帳尻合わせのひとつテンヤは、一つはブログ対策であり、もう一つは家族への言い訳です。
正直、青物を諦めた時点で僕的には完敗ですよ。2日後に行った仲間は結構青物を釣っていましたから、本当に気まぐれな海ですね。
ワカサギですか。ムフフです。
10月は間違いなくワカサギ比率が上がるでしょうね。