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2022年度<合格体験記>(21)【10:00~11:00】(焼酎)(スペイン語)

2023年02月18日 07時02分04秒 | ●2022年度<最終合格体験記>
2022年度<合格体験記>(21)【10:00~11:00】(焼酎)(スペイン語)
 
●スペイン語(メルマガ読者、講演会・セミナー参加者、無料動画利用者、無料教材利用者、<模擬面接特訓>受講者)

受験の動機
あらためて振り返ると、下記をモチベーションにずっとがんばってきました。
(1)スペイン語で仕事ができる可能性を広げたかった。
(2)家族の関係や、妊娠、育児などで仕事のブランクがあっても、次の仕事に繋げられる資格が欲しかった。
(3)日本のどこでも外国語の仕事を得るための足掛かりが欲しかった。
(4)大学で始めたスペイン語を一角のものにした、という確証が欲しかった。

初めて通訳案内士の資格のことを知った時は、雲の上の資格だと思っていました。それから十数年後、間をおいて3度目の受験で、今、ようやく合格体験記を書けることになり、本当に嬉しい思いです。
植山先生には、折々に Youtube セミナーやメルマガ、<模擬面接特訓>で背中を押していただき、本当に感謝しております。

第1次試験対策

<スペイン語>(免除)
2021年科目合格のため免除でした。
2021年は、過去問を一通りと、DELEのために勉強していました。
2021年から形式が変わり、似た文章の取捨選択が難しくなったように感じました。
文法的に少しおかしい箇所がないかなどを判断できないと回答を選別できないなど、苦戦した感はありましたが、合格できていました。
あとでスペイン語のネイティブの先生に見てもらうと、やはり回答には一理あるので、直接法と接続法、位置の言い方などは、実際のガイドでも使うので、固めておいた方がいいと思いました。

<日本地理>(自己採点:76点)
あまりにも苦手だったので、最初<特訓1800題>をなんとなく解いて、単語に体を慣らしていきました。
資料を読み進め、「旅に出たくなる日本地図」で出てきた場所に赤丸をつけていきました。そうするうちに、基礎知識がすこしずつついてきました。その頃には資料や地図帳に見出しがつき、たくさんめくったのでページが柔らかく、手に馴染むようになってきました。
すると、これまで地理の専門用語が多く難しいと感じていたブラタモリが楽しめるようになってきました。
最後に傾向と対策と、その音声ファイルで総仕上げをしました。
植山先生の小ネタや、こう考えて解く、というのが頭の中に入ると、過去問を解く時に楽に思い出せるようになりました。

(下記を利用しました)
<日本地理>の傾向と対策<決定版資料>
<日本地理>の傾向と対策<音声ファイル>
<特訓1800題>を使い倒せ!

<日本歴史>(自己採点:73点)
最初はマラソンセミナーはBGMのように聞いていました。
FlashCardは写真問題を活用させてもらいました。
解答をMultiple Optionの2択にすることで、スピードを上げて、できるだけ写真と単語に触れるようにしました。
最後に傾向と対策と、その音声ファイルで総仕上げをしました。一度聞いて、その後2倍速で家事をしながら聞いたりしました。
私は日本史がとても苦手感があったので、流れが掴めるようになるまでが苦労しました。
教科書を読みこなす歴史体力がなかったので、まずは子供向けの図鑑やまんが日本の歴史を図書館で借りてきて、たくさん読みました。
「鎌倉殿の13人」、人生で初めて大河ドラマを見て、実際に五山の建長寺と円覚寺、また、鶴岡八幡宮や金沢文庫には足を伸ばしました。

また、オンラインで聴けるCOTENラジオhttps://coten.co.jp/services/cotenradio/で、日本史に関係するところは全部聴きました。同世代の方たちが、日本史について気楽に、しかし深掘りしておしゃべりしているので、共感しやすく、楽しめました。
そこに登場されていた東京大学の日本史学者の本郷和人先生の、中高生が歴史に興味を持てるようにおもしろおかしく日本史を説明してくれている本や、そこでおすすめされていた乙女の日本史シリーズは、日本の歴史に興味を持ったり、登場人物に親しみを持ったりするのにおおいに役に立ちました。
そして、だんだん歴史への興味も強くなってき、歴史の資料や本が読めるようになってきました。

(下記を利用しました)
<日本歴史>の傾向と対策<決定版資料>
<日本歴史>の傾向と対策<音声ファイル>(その1)
<日本歴史>の傾向と対策<音声ファイル>(その2)
<日本歴史>の傾向と対策<音声ファイル>(その3)
<日本歴史>の傾向と対策<音声ファイル>(その4)
<マラソンセミナー>(日本歴史)(12講義24時間)
<Flashcards Deluxe>
<日本史の時代区分と各文化の特徴>
<特訓1800題>を使い倒せ!
<Flashcards Deluxe>(暗記カードアプリ)を使い倒せ!

<一般常識>(免除)
2021年度に科目合格で、免除でした。
センター試験の現代社会の教科書を一通りしました。
また、通訳案内の実務などと内容の近いものなどもあったので、一緒に勉強しました。

<通訳案内の実務>(自己採点:41点)
ハローの資料を読み込みました。
ひととおりやったあとガイドマニュアルを読むと、お客さまにどういうアナウンスの仕方をすればいいか、何に興味があるのかなどが理解できたので、ガイドはどのようにするものかというイメージができました。地理や歴史で学んだ知識は、こんなにアウトプットしないといけなくなるのか、と、他の教科にも身が入りました。

(下記を利用しました)
<通訳案内の実務>の傾向と対策<決定版資料>
<通訳案内の実務>の傾向と対策<音声ファイル
<観光庁研修テキスト>
ガイドマニュアル(富士山・箱根)
ガイドマニュアル(日光日帰り)
ガイドマニュアル(鎌倉・横浜日帰り)

第2次試験対策
一次試験後忙しかったことと、自分が一次試験に合格しているか確証がなく、一次試験通過の11月の通知から本腰をいれました。

植山先生のYouTube<2次セミナー>の音声と資料がリリースされるとすぐ、ダウンロードして移動時間や隙間時間にかかさず聞いていたのは、シチュエーション問題の回答方法が頭の中にはいっていたので、助けになったと思います。

また、12月頭に植山先生の<模擬面接特訓>を受けさせていただき、ご評価をいただいたおかげで、自分が何をすれば良いかを見定めることができ、ラストスパートをかけることができました。

英語以外の受験者はぶつかる傾向があると思うのですが、スペイン語の教材や単語集などがないことに、最初非常に苦労しました。
(この項目の最後に私が参考にした資料を列記しておきます。よかったらご活用ください。)

また、2次面接ははじめてだったので、自分なりの勉強方法や勉強リズムにたどり着くのに苦労しました。

受験9日前にハロー迎賓館で<模擬面接特訓>を受けさせていただき、ようやく何をすればいいかがつかめた感じがありました。
最終的には下記の勉強法になりました。

①<外国語訳>:ハローの資料を参考に、通訳部分とその後のシチュエーション問題を自分で携帯で録音し、1日数題ずつ解いていました。

②プレゼン問題:目の前に子供のぬいぐるみを拝借し、時間を計りながら説明する。1日数題。

③紙のまとめノート:試験会場では携帯、タブレットなどは使えません。<模擬面接特訓>でいただいたアドバイス、ひっかかった単語や内容、調べたことを一冊のノートにまとめていました。試験会場で最後まで見直しに使えたので、とても役に立ちました。

その他、参考にしたのは次の資料や媒体でした。

ハローの「300選」スペイン語訳は、作った方が工芸品や伝統芸能の説明などで単語がよく研究されている印象を受け、参考にさせていただきました。

外務省の Japan Video Topicshttps://web-japan.org/jvt/ja/のYouTube は広告も入らず、信頼のおける表現や内容だったので、シャドウイングや表現を増やす助けとなりました。

スペイン語の PodCast で Japón a Fondo https://open.spotify.com/show/7ipdkW91tBPdTOomdmZSHO?si=b54611c852024c29
という日本旅行紹介の番組があります。1時間ほどあり、内容もしっかりしていたので、移動中などに耳鳴らしでよく聞いていました。
特に、その中の Japonesamente という文化特集は、酉の市などのテーマもわかりやすく説明していて、表現の勉強になりました。

語彙:電子辞書、DeepLhttps://www.deepl.com/ja/translatorで調べる
 ⇨その単語を Google 検索し、実際に使われている記事を見つけ、違和感がないか確認する。

スペイン語は話されている地域が広いので、たとえ辞書やれ参考資料で出てきても、しっくりしなかったり言いにくい場合はこのプロセスを取りました。
「自分が自信を持って使える語彙表現を増やす」というのが大切だったと思います。

相手のいる実践練習としては、
<模擬面接特訓>以外に、通訳案内士の先輩に模擬面接を一度していただきました。また、ネイティブ(コロンビア人)で日本に興味のある方に、二度練習相手になっていただきました。

●プレゼンのテーマ
①計画運休
②鳴門海峡
③お守り←これを選択しました!

●私のプレゼン内容
お守りはお寺や神社などでで買えるamuletosで、小さなカラフルな袋に入っていたり、矢の形や、紙にありがたい言葉が書いてあるものである。
勉強、成功、健康祈願などに役にたつ。小さく、値段も比較的安いものが多い。友人に幸運のお土産にするのに良いので、ぜひ滞在中に買ってみてください。

●プレゼン後の質疑応答
(試験官)何に効くお守りがあるのか?
(私)色々な祈願ができる一年間の健康や学業成就などである。
(試験官)どこでお守りが買えるか。一番おすすめなのはどこか。
(私)日本にはお寺や神社が非常にたくさんあるが、一番おすすめなのは、明治神宮で、東京の真ん中にある。(※)
(試験官)明治神宮でお願いするのに一番いいのはどんな内容か
(私)1年の繁盛です。(←苦し紛れでした)
(試験官)お守りを買った後どうしたらいいか?
(私)とても大事なポイントだと思います。日本人は、お守りを買った後、1年後、守っていただいた感謝とともにお返しします。
(しかし、旅行者向けなので、可愛いものなのでずっと記念にとっておいても大丈夫ですと付け加えれば良かったです…)

(※)一番おすすめのお寺、神社を聞かれてどうしようかと思いました。
「したいお願い事は何ですか?」⇨ 東京で受験だったので、近場の明治神宮を選びましたが、振り返ると、日本全国どこでもおすすめしてよかったので、
世界遺産の一つの京都のお寺、清水寺などに飛び、説明をすればよかったです。

●外国語訳の日本文
日本酒は外国人観光客に人気がありますが、日本人の間では焼酎がよく飲まれます。焼酎は焼酎は麦や芋などの穀物を原料とする蒸留酒でを原料とする蒸留酒で、ロック、水割り、お湯割りの他に、レモン果汁で割ったり、様々な飲み方を楽しむことができます。

●<条件>
夫婦で来ており、日本らしいものをお土産に持って帰りたいと考えている。

●<シチュエーション>
お酒の酒屋さんで、日本酒と思って買ったら焼酎だった。どうしたらいいか、対応を考える。

●<条件><シチュエーション>に対するあなたの回答
焼酎も良いお土産と説明し、しかしやはり日本酒が良ければお店に電話して交換できるか確認します。

●外国語訳後の質疑応答
(試験官)日本酒だと思ったら焼酎だったのですがどうすればいいでしょうか。
(私)まずは、日本的なものをお土産にしたいということですよね。
(試験官)はい。
(私)焼酎は日本酒と同じように、とても伝統的な日本の酒です。なので、お土産としても、とても日本的なものになります。しかし、やはり日本酒が良いと言うのであれば、酒屋さんに電話をして取り替えられるか聞いて差し上げます。
(試験官)それはいいアイデアですね。日本酒と焼酎の違いは何ですか?
(私)日本酒は醸造酒であり、焼酎は蒸留酒です。なので、日本酒の方が少し弱く、焼酎の方が強いです。(※)

(※)材料については、<外国語訳>で話していたので、言わないでもいいかとも思いましたが、米と麦、芋の違いというところを繰り返しておけば良かったと思います。
(試験官)なるほど、わかりました。 

(下記を利用しました)
●2022年度第2次口述試験対策<2次セミナー>
●第2次口述試験対策<特訓セミナー>
●第2次口述試験<出題予想問題>(厳選125題)
●ガイドマニュアル(富士・箱根、日光ツア、鎌倉・横浜)
●「通訳案内の現場で必要とされるトラブル対応方法」
●「日本的事象英文説明300選」
●「日本的事象英文説明300選」<鉄板厳選128題>
●<プレゼンテーション・外国語訳>質疑応答予想問題60題
●2021年度<2次レポート>
●2021年度<合格体験記>
●「300選」のフランス語、ドイツ語、中国語、スペイン語版
●2022年度<模擬面接特訓>

ハローのメルマガ、動画、教材、セミナーなどで役に立ったこと
膨大な過去のデータベースを駆使し、無料で、たくさんの役にたつ教材を提供していただき、本当に感謝しております。
特に、<模擬面接特訓>があったおかげで、二次面接のペースが掴めました。
本当にありがとうございました。

ハローに対するご意見、ご感想、ご希望
一次試験の際は「最後の一分一秒まで諦めない」気持ちでという激励の言葉を胸に、最後までやりぬけました。(おかげで直前で見ていた情報が出たり!)
<模擬面接特訓>の後は、『人事を尽くして天命を待つ』という言葉が頭を離れませんでした。
たくさん背中を押していただく機会があったと思います。深く感謝しております。

今後の抱負
ようやくスタートラインに立った思いです。
これまで勉強してきた内容の本当のアウトプットが始まります。
子供が小さいので、最初はできる範囲からではじめていき、日本のファンを増やしていけるように、日々の研鑽を重ねていこうと思います。

また、日本の勉強は、私の人生を豊かにしてくれていると感じています。
特に今回の受験では、試験勉強だけではく、日常生活の中で、大河ドラマをはじめ、日本史に興味のある幅広い世代の方とおしゃべりが弾むようになりました。
様々な場所に足を運ぶきっかけにもなってくれました。
これは私の日常生活を豊かにしてくれました。これからも継続していきます。

そして、今回念願のスペイン語での資格が取れたので、より幅広い環境に対応できるよう、2023年は英語での受験を考えております。
またお世話になると思いますので、どうぞよろしくお願い致します。

我、かく戦えり!

<模擬面接特訓>の感想
本日は、無料模擬面接特訓を受けさせていただき、ありがとうございました。
これまで YouTube や音声でお聞きしていた先生の授業ですが実際にご指導頂き、とてもありがたかったです。また、直接お会いすることで、たくさんの生徒に寄り添ってきたお人柄も感じられ、とても貴重な機会となりました。ありがとうございました。

これまで、<出題予想問題>(厳選125題)と、参考資料のスペイン語の300選、Japan Video Topicsのスペイン語版を中心に準備をしていました。
しかし、なかなか雲を掴むようで、面接のイメージが持てませんでした。

今回、受験言語がスペイン語だったので、セルフ逐次通訳の形での面接でした。

説明の中で苦しいなと思った所は、助け舟をさりげなく出してくださったり、お気遣い頂いたおかげもあり、なんとか今日のところは良い評価をいただくことができ、少しだけほっとしました。

あと9日、まだ試行錯誤は続きます。

評価シートの最後にある『人事を尽くして天命を待つ』ということばが、あらためて心にしみました。

あと9日の具体的なヒントをいただいたので、まとめます。

【今日学んだこと、感じたことなど】

◎友達とカフェで旅行の打ち合わせをしようか、という印象で臨む。
家の練習では、犬なり人形なり、相手になってもらう。
空中戦でなく、地上戦で戦う。
←空中戦という言葉がしっくりきました。今日までは、どうも空を掴むような気持ちで練習していました。
今日でどのような流れかわかったので、地上戦でやってみようと思います。
(幼い娘は動き回るので、クマの人形でも前に据えてやってみます。)

シチュエーション問題の過去問を再度確認する
←一回全部聞いたつもりでも、意外とはじめてのように感じる問題があった。もう一周目を通して、どんなシチュエーションと対応方法があるかを確認してみる。

京都、奈良をホームにできるよう知識の網を張る。
世界遺産、伝統芸能、庭などの脳内シナプスを繋ぎ、縦横無尽にしておくと話が尽きない。
←行き来した数だけ繋ぎ目が太くなると思うので、いろいろ試行錯誤をしてみる。また、鎌倉も今年は旬ですし、好きな場所なので同様に網を張ってみようと思います。

緊張しがちなので、深呼吸をする。喉の乾きやすくなるので、ぐっとお茶を飲む。
←ハロー迎賓館への道中、緊張感に我ながら驚きました。事前に感じられてよかったです…
深呼吸に加え、笑顔になると酸素吸入量が増えるそうなので、本番では心がけようと思います。

【準備しておけばよかったこと&これから受ける方へ】
YouTubeセミナーはすべて聞いて行ったのですが、メルマガについている音声ファイルに気がついていませんでした。帰宅中に聞いてみると、いろいろとアップデートが盛り込まれているので、しっかり聞いてから行くべきだったと反省しました。
あと9日、最善を尽くし、健康第一で挑もうと思います。
あらためて、本日は本当にありがとうございました。


以上


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