
どうする「通訳案内士団体」!
●植山先生
その節は大変お世話になりました。
コロナであまり思うように活動できていませんが、資格は永久です、
あの時先生の講演会や動画にどれほど助けて頂いたかと思います、ありがとうございました。以下、報告させて頂きます。
(1)JGA
研修には参加しましたが、大変高額な割には、あまり役に立つ内容ではありませんでした。そのため、入会はせぬままここまで来ています。
(2)Japan Wonder Guide
新しい団体だと思いますが、無資格のガイドも大いに抱えられている「無資格ガイド万歳」の団体です。
その方針が最初から好きではありませんでしたが、最初、無料で会員を募集しておられたので、入会しました。
しかし、代表者の方を筆頭に、通訳案内士試験の批判、有資格者を全く重視しない(むしろ馬鹿にしている感じ)に嫌気がさし、退会しました。
法律が改正されて誰でもガイドができるようになりましたが、それ自体、おかしな決定だったと今でも自身は考えます。
こちらの団体の、大手を振って、まるで全国通訳案内士で無い方がベター(雇う側は安くで雇用できるのでしょう)のような姿勢は今でもどうかな、と思っています。
(3)IJCEE
講座に長く参加していたため、新人研修も入会も強く勧められましたが、前から入会している方に、研修費を取られるばかりで、なかなか仕事が回ってこない、という話も聞き、入会はやめておきました。
研修内容自体は、通訳訓練のようなものもあり、一定価値はあると思っていますが。ベテランの通訳案内士はとてもスキルが高い方が多く、研修や現地実習は勉強になりました。
●植山先生
ハローが中央線沿線「阿佐ヶ谷」にあった頃受講しました。
試験に合格後、あるガイド団体主催の新人研修を受け、その後ずっと会員になっています。今は主に通訳の仕事をし、時々ガイドをしています。
会員になっていると、ガイドに関する情報を受けることができるので、退会していません。
特に、今はコロナ禍による観光地の変化があるので、最新情報は役立ちます。
いろいろなテーマの研修があるので、興味のある研修に参加しています。
自分が良く知っていると思うテーマでも、研修に参加することで、新しい知識を得るだけでなく、別の視点からガイディングをするヒントを得ることがあります。
研修については、年会費を払っているので、オンライン研修は無料か割引料金でお願いしたいところです。
会員にはメールを通じて仕事の紹介がありますが、私は応募していません。
会員の多くはガイド団体を通じてではなく、旅行会社を通じて仕事をしていると思います。
新人ガイドは、旅行会社に登録して、最初は個人(FIT)ガイドの経験を積み、ガイド情報を豊富にするため協会に入るのがいいと思います。
コロナ禍の間にガイドを辞めてしまった人もいるので、今年は新人にとってチャンスの年でしょうか。
私が理解に苦しむのは、昔は一つしか団体がなかったのに、今はたくさんあり、協力もしているようですが、競合もしていること。
●植山先生
いつもお世話になっております。以下ご報告いたします。
(1)IJCEE
コロナを機に退会しました。所属時には、各種研修の他、仕事の機会もありましたが、興味のある研修を一通り受講後は、研修を受ける機会もなくなりました。
(2)JGA
2年ほど前に退会しました。所属していても取り立ててメリットは感じませんでした。
(3)JFG
JGA退会時に入会し、現在も所属しています。各種研修があり、また過去の研修報告が会員用データベースに入っているので、参考になります。研修は良いものもありますが、受講したことを後悔するものもあります。難点は、年会費が20,000円と、他団体より高いことです。年会費に見合うメリットがあるかどうかは微妙です。
(4)その他
通訳団体ではありませんが、TCGC(東京シティガイドクラブ)は日本人向けボランティアガイド団体ですが、団体内にいくつかの研修クラブがあり、通訳ガイドにとっても非常に勉強になる研修クラブもあります。年会費も5,000円と妥当な額です。また、会員ではありませんが、JWGのオンライン研修は研修費がJFGより安く、質も高いと感じました。
いつもお世話になっております。以下ご報告いたします。
(1)IJCEE
コロナを機に退会しました。所属時には、各種研修の他、仕事の機会もありましたが、興味のある研修を一通り受講後は、研修を受ける機会もなくなりました。
(2)JGA
2年ほど前に退会しました。所属していても取り立ててメリットは感じませんでした。
(3)JFG
JGA退会時に入会し、現在も所属しています。各種研修があり、また過去の研修報告が会員用データベースに入っているので、参考になります。研修は良いものもありますが、受講したことを後悔するものもあります。難点は、年会費が20,000円と、他団体より高いことです。年会費に見合うメリットがあるかどうかは微妙です。
(4)その他
通訳団体ではありませんが、TCGC(東京シティガイドクラブ)は日本人向けボランティアガイド団体ですが、団体内にいくつかの研修クラブがあり、通訳ガイドにとっても非常に勉強になる研修クラブもあります。年会費も5,000円と妥当な額です。また、会員ではありませんが、JWGのオンライン研修は研修費がJFGより安く、質も高いと感じました。
●植山先生
いつもお世話になっております。
私は、某「通訳案内士団体」に入会してから今年で15年目になります。
継続している理由は、年会費を大きく上回る仕事をいただいているからです。
よく「あなただからでしょ?」と言われますが、私以外にも年会費以上の仕事をしている人はたくさんいます。もちろん、ガイド能力がなければ仕事は来ません。それはどこの通訳案内士団体でも同じだと思います。
具体的な経験を書きます。
(1)研修受講
入会当初は、まず築地研修を受けました。
①座学、②実地研修、③インターンを経験し、その後に仕事がもらえました。
基本的に研修を受けないと仕事がもらえませんが、この3段階の制度は新人ガイドにとって、無理なく始められるとてもよいシステムだと思いました。
また、和紙作り、折紙、香道、日本刀など、多彩な研修があり、私自身今でも研修を受けています(最新受講は昨年12月)。
(2)長期ツアー
複数の旅行会社から長期ツアーのシリーズの委託を受けています。
一度そのメンバーに選ばれると(委託元の旅行会社との面接有)、継続して仕事がもらえます。
私も多い年は2週間のツアーを3本(計42日)もらいました。100日以上もらっているガイドもいます。
(3)多様な業務
コロナ禍でガイドの仕事がない中、観光庁事務局の仕事を提供していただきました。その他にも、私はやっていませんが、自治体関係の仕事など、様々な仕事が提供されています。
(4)研修講師の仕事
「一通り研修を受講してしまうと、入会している意味がない」という声もありますが、逆に研修講師になる機会がもらえます。築地といった観光地の研修講師もありますが、例年1月に「先輩ガイドに聞く!」という講演会が行われ、十人前後のガイドに機会が提供されています。
いつもお世話になっております。
私は、某「通訳案内士団体」に入会してから今年で15年目になります。
継続している理由は、年会費を大きく上回る仕事をいただいているからです。
よく「あなただからでしょ?」と言われますが、私以外にも年会費以上の仕事をしている人はたくさんいます。もちろん、ガイド能力がなければ仕事は来ません。それはどこの通訳案内士団体でも同じだと思います。
具体的な経験を書きます。
(1)研修受講
入会当初は、まず築地研修を受けました。
①座学、②実地研修、③インターンを経験し、その後に仕事がもらえました。
基本的に研修を受けないと仕事がもらえませんが、この3段階の制度は新人ガイドにとって、無理なく始められるとてもよいシステムだと思いました。
また、和紙作り、折紙、香道、日本刀など、多彩な研修があり、私自身今でも研修を受けています(最新受講は昨年12月)。
(2)長期ツアー
複数の旅行会社から長期ツアーのシリーズの委託を受けています。
一度そのメンバーに選ばれると(委託元の旅行会社との面接有)、継続して仕事がもらえます。
私も多い年は2週間のツアーを3本(計42日)もらいました。100日以上もらっているガイドもいます。
(3)多様な業務
コロナ禍でガイドの仕事がない中、観光庁事務局の仕事を提供していただきました。その他にも、私はやっていませんが、自治体関係の仕事など、様々な仕事が提供されています。
(4)研修講師の仕事
「一通り研修を受講してしまうと、入会している意味がない」という声もありますが、逆に研修講師になる機会がもらえます。築地といった観光地の研修講師もありますが、例年1月に「先輩ガイドに聞く!」という講演会が行われ、十人前後のガイドに機会が提供されています。
●植山先生
その節は大変お世話になりました。
2017年度全国英語通訳案内士試験に合格した、九州在住の〇〇です。
2018年に全国規模の「通訳案内士団体」に入会し、二年間在籍しました。
新人ガイド研修も受けてそれなりに勉強になりました。
それ以降は、仕事を紹介するためのプレゼン面接の案内が有りましたが、九州から大阪まで出向く必要が有ったので、新人ガイド研修の時もそうでしたが、経済的負担が大きいので参加しませんでした。
その後は2年間近く何の連絡も無く、年会費のみ2年間支払いました。
新人ガイド研修と年会費の合計は10万円程になったのに、一本のお仕事の問い合わせすらありませんでした。
自力で、2019年度には年収400万円まで稼げる様になったので、在籍の価値がないので脱会しました。
2018年4月から「九州の通訳団体」にも入会しましたが、ここは会員同士の情報交換も良く出来たので在籍の価値があります。
通訳ガイドのお仕事の紹介も多いし、私の40年以上の旅行業の経験と資格から「通訳案内研修」の旅程管理の講師や、それこそ、九州ならではの「新任研修」の講師もする機会も多くあります。
リモート勉強会も頻繁に開催して、この数年で格段の差が出来たと思います。
●植山先生
中国語通訳案内士です。
最初に入っていた団体は、当初年間1万円の会費でしたが、それが1万5千円(当時)に増額する際、一年間に自分の収益につながる情報をどれだけ得られたか考えました。
(1)金額に見合う価値を見いだせなかった。
(2)地方在住者は取り残されたままの状況であった。
(3)日本全体を盛り立てるような発信型の通訳案内士団体ではない。(つまり、首都圏のガイドだけが情報も実際に得る仕事も格段に多くなる状況)
次に中国語の団体に入りましたが、低価格のため、金額に見合う価値は見いだせずともそのまま会費支払の状況は続いていました。しかし、コロナ以降、退会をしました。
なお、一時期は本気で英語の通訳案内士試験も受験しようかと思っていたため、ハローのメルマガに登録しましたが、以上の理由や、通訳案内士法の改正、(特に中国語ガイドは)政治に影響される難しさなどから受験を見合わせました。また、退会理由に直結はしませんが、日頃は語学と全く関係のない職場で非正規職員として勤務しております。年齢があがるにつれ、「やりがいより少しでも安定を」も、そうした団体の活動から遠ざかり、果ては退会するに至る一因だと感じています。
●植山先生
<新合格者へのインバウンド情報>をお送りします。
昨年2022年9月より外国人観光客の受入れが再開し、全国のガイド仲間もコロナ前同様に忙しくガイドをしています。
特に本年2023年春から多くのツアーが決まっており、ガイド不足が発生しています。
大都会の東京や大阪は仕事の機会も多いので、大手旅行会社への登録も良いと思います。
特に旅行業で添乗経験が有る方は、10~20日間のロングツアーがお勧めです。私は旅行業に40年以上携わって来たので、新人の頃から年間100日以上稼働しました。
特に私の様に地方(福岡県)在住の人には、マッチング会社(外国人旅行者と通訳案内士を繋ぐ)への登録が有効だと思います。
私は新人の頃から ”GoWithGuide” に登録していて、今でも時々仕事を頂いています。
自分が住んでいる都道府県でガイドを探している外国人旅行者と繋いでくれます。
FIT(個人や家族旅行)が多いし、1日単位の依頼なので新人には持って来いです。
30%の手数料が引かれますが、チップも頂けますのでそこそこ稼げます。
Feedback(5段階評価)が良ければ、次の仕事にも繋がります。
地域密着型の「通訳案内士団体」の登録も有効だと思います。
全国組織で無く地域密着型であれば、先輩や仲間からのアドバイスも頂けるし、仕事の紹介も多いです。
以上
【閲覧注意】全国通訳案内士試験(業界)の闇(ヤミ)