sportscar graphic

スポーツカーグラフィック  イラストレーター 溝呂木陽  60-70年代のスポーツカーを愛するすべての人に。

オーダー水彩画 広島クロマノアトリエ ミニクーパー1275Sマーク1

2020-05-23 09:00:53 | イラスト

広島の素敵な車屋さんクロマノアトリエ様から水彩画のご依頼をいただきました。この絵はお店の車の納車記念だそうです。
おめでとうございます。
車は美しいオースティンミニクーパー1275Sマーク1。
クロマノアトリエさんはコジマやマキのF1でも有名なお店です。
僕の絵も飾っていただいています。お店の紹介はこちら。


おしゃれなお店の中でのミニクーパーのお写真をクロッキー的にドローイングしました。


まずは壁のストライプから書いていきました。


ミニのディテールを描き起こします。


ボディカラーは赤/黒。オリジナルは白ルーフじゃなくて黒ルーフですね。


完成です。










製作過程です。
ミニの愛らしさが出たかと思います。
もう一枚描きましたので、明日更新いたします。




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1/24メリット ジャガーDタイプ ジャンクレストア 完成!

2020-05-21 07:30:51 | 模型

メリットジャンクからのレストア、ジャガーDタイプ、完成までです。

塗装クリヤーがけまで終わったボディ、雨がやんだので、コンビニにデカールを作りに行ってきました。

コンビニのハガキの手差しカラーコピーの機能を使っています。白デカールにコピーしています。

ハガキ大に原稿を作り、ハガキサイズのコピー用紙の同じ場所に小さく切ったデカール用紙を両面テープで貼り付けます。
このように白デカールとクリヤーデカールを2種類一度にコピーできます。


カッターで切り出してノーズに貼り込んでみました。


ライトは3DプリントしたライトリムにHアイズの7ミリを組み合わせています。
ライトリムセットはこちらで販売しています。

ペットボトルの底から切り出したライトカバーを接着。


自作したテールライトも貼り付け。エポパテで原型を作って、お湯まるとUVクリアレジンで複製しました。


ベルトとカウル開閉レバーもジャガーライトウェイト1337VC用3Dパーツ、ホイールと共に使いました。
エキパイもプラ棒から自作、レバーなどと共にメッキ塗装してあります。






これにて完成です。



リンドバーグのジャガーDタイプは中学生の頃作ったもの。
1番のジャガーはHモデルのボディキットを組み立てたものです。


古いキットですね。レジンが収縮してノーズが少し上を向いているように感じます。




























ジャガーDタイプが現役当時、1950年代の奇跡のプラモデル。
模型創世記の伝説のメリットのジャンクを友人が手に入れて、ジャンクレストアを頼まれました。
主に3Dパーツを使ってレストアしました。
素晴らしい原型、ボディラインは驚くほど表情豊かです。
その魅力が少しでも伝わればと思います。

ありがとうございました。


コメント (2)
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1/24メリット ジャガーDタイプ ジャンクレストア 製作中2

2020-05-20 07:59:15 | 模型

メリットジャガーDタイプ、ジャンクからのレストアの続きです。



まずは室内の製作です。センタートンネルは厚紙から作りました。シフトはキットのものを短くして使用、根元に光パテでブーツをつけました。
シートを外して塗装しています。




インパネにあまりエッチングを追加してメーターにして、ステアリングの軸を植えました。



サイドの隙間にテープを貼ってガイドにして、その高さまで光パテを楊枝で盛りつけます。UVライトですぐ固まるので最近光パテをよく使います。



リヤフェンダーアーチのラインも修正ラインをマスキングテープでガイドを作り、光パテで固めました。



上下を瞬着で固めて、隙間に光パテを入れてヤスリで整えます。サイドには繊細なリベットモールドがあるので、サイドはあまりヤスリを当てないようにしています。



グレーサフで形状確認。タイヤを入れていい感じです。





ライトは白濁して使えないので、炭酸ペットボトル(三ツ矢サイダー)の底の部分から切り出します。失敗してもたくさん作れますね。
ボディにあてがって曲面を探り、マジックでガイドを書いて切り出しました。左右や上下を書いておくといいですね。
ハサミとヤスリで整えました。


ライトは自作の3Dリムです。こちらで販売しています。


サイドのエキパイも欠品なので、2ミリプラ棒を曲げて作りました。



サークルが入る部分に白サフと白を吹きました。




いつも使っているパンチコンパス。センターを持ってくるっと回すと正確な円形が切り出せます。
ボディに貼り付けます。ボンネットは起伏があるのでシワにならないように一部切れ目を入れています。



まずクリヤーで漏れ防止を吹いてから、黒サフを薄めに吹き、ダークグリーンをふわっと乗せました。
Dタイプのグリーンは黒に近いイメージです。



目立った漏れはないようです。タミヤのマスキングテープは漏れやすかったですが、3Mに変えてからストレスがなくなりました。
クリヤーでコートしておきます。




タイヤを合わせます。車高もいい感じ。



室内もマスクを外すとこんな感じ。





キットのヘッドレストを茶色く塗って取り付けました。このヘッドレストは柔らかそうでいい形です。


ステアリングはエッチングを2枚のレジンで挟む、プロフィール24の逸品です。50年代タイプ、いいですね。
続きます。












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1/24メリット ジャガーDタイプ ジャンクレストア 製作開始

2020-05-19 11:05:35 | カレンダー

メリットのジャンクのジャガーDタイプのジャンクのレストアの依頼です。




50年代の名作キット、プラモデル創世記の奇跡、メリットのプラモデルです。ジャガーのジャンクを友人が安く手に入れたそうです。
タイヤやホイール欠品(適当なものがついています)、細かいパーツも欠品。ライトも白濁しています。


奥は中学生の頃に作ったリンドバーグのジャガー。プロポーションはメリットの勝利ですね。


タイヤを外すと軸受もぐじゃぐじゃです。




プラ板で軸受を作って軸を通し、手持ちの3Dホイールと手持ちのタイヤを合わせました。タイヤは少しハイトが低く太めですが、これで行きます。






ホイールにテープを巻いて少し径を大きくして、ホイールはシルバーに塗りました。

こちらの3Dホイールはネットショップで販売中です。






テールライトはエポパテで原型を作って、お湯まるとUVクリアレジンで複製しました。



薄め液でビクともしなかった塗装は、塗装剥がしに使える水抜き剤(ヨドバシで一本160円、3本使用)に浸けて数時間でずるっと剥けました。



綺麗に剥けましたよ。


二つに割ると中身は昭和の工作ですね。接着面を綺麗にしておきます。



ライトとグリルをくり抜きました。プラはかなり硬いです。




サイドに少し隙間ができますね。プロポーションは素晴らしい。
続きます。





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1/24ビーマックス ポルシェ935K2 イエガーマイスター 完成!

2020-05-18 08:47:24 | 模型

一昨日の午後から作り始めた935K2、昨日の夜に完成しました。
ビーマックスの935K2、先日作ったnunuの935K3とほぼ同じキットです。ボディや排気周りやホイールなどが別のものとなっています。
ビーマックスは去年よりFBページも更新がなく、活動停止しているのでしょうか。今後の発売済み製品の入荷状況が心配になりますね。ボルボや次期新製品の911SCはnunuから発売になるようです。



ボディはコンパウンドで磨き、窓の段落ち部分やライトなの中などを黒くアクリル筆塗り、ボンネットキャッチのシルバーなどはペイントマーカーの中身を筆塗りしました。




ウィンドウは3Mの幅広マスキングテープを貼り付け、よく切れるカッターで切り取ってマスキング、裏側にもテープを貼っておきます。
ここで一度クリヤーを吹いておくと隙間からの漏れ防止になります。クリヤーは漏れても楊枝で削り取ることができます。
その後で黒サフを吹いて剥がせば、窓枠の完成です。



ウィンドウの裏から鉢巻デカールを貼り付け、ウィンドウの端面にハイグレード模型用接着剤をつけて貼り付けます。
はみ出た接着剤は乾いてから楊枝で取り除けます。


このリヤウィンドウ上のスリット再現はいいですね。




開口部にはキット付属のメッシュを切り抜いて、ボディ側に楊枝でGクリヤーを塗って貼り付けました。


ライトとレンズはハイグレード模型用接着剤で貼り付け、ライトカバーを取り付けます。ライトカバーは左右と上下があるので気をつけて、端面をマジックで黒く塗っておくと厚みが目立ちません。
こちらもハイグレード模型用接着剤を使用します。



テールライトはメッキのハウジングがいいですね。縁部分は黒く塗って透明パーツは表裏からクリヤーオレンジとクリヤーレッドを塗ります。


テールライトはいい感じですね。


ワイパーやキルスイッチなどのディテールも良くできています。


ドアノブやミラーの取り付け。ミラはーこの個体はドアに着くので、ドアに穴を開けて接着しています。



よくできたホイールはメッキも綺麗ですが、ホイールベーンを黒く塗って接着するとほとんど隠れてしまいますね。
タイヤデカールは、デカールの下にハイグレード模型用接着剤を塗ってから貼り付けています。


シャーシはまずシルバーを吹いて





マスクしてからグレーサフ、白サフ、オレンジと吹いていきます。


シャーシのマスクを取り黒や金で筆塗りします。


最近はボディとタイヤ、シャーシの塗り分けを先行させます。


このパーツは左右をマスクしてからシルバーを吹き、筆塗りで塗り分けます。


ほとんど見えなくなりますがいい感じ。



エンジン周りはかなり見応えがあります。タミヤの12くらいのイメージ。




細かい割りにガッチリとしたパーツで好感が持てます。足回りもガッチリとつきますね。リヤのアクスルのブレーキパーツは取れやすいので瞬着でガッチリとつけておきます。



タイヤもつきます。



上下合体も問題なし。


コクピットはパーツを塗り分けて接着していきます。
細かいパーツは位置決めした後、シャーシ裏の穴から流し込み接着時を流します。
シートベルトはデカール、消火器はハセガワのミラーフィニッシュ細切りを巻いています。


ロールケージは瞬着で組み上げて硬化スプレーで固めます。



インパネは黒く塗って繋がった一枚のデカールを貼るだけでこの感じになります。




よくできたコクピット。



上下合体したら車高が高いな。リヤのサスパーツのコイルの向きが間違っていました。





車高も下がりバッチリですね。






今朝の外撮影。青空はないので今度晴れたら撮り直しましょう。

















 
リヤウィンドウデカール追加しました。

今回もオーダーありがとうございました。
とてもよくできたキットでした。
実際のイエガーマイスターの935とはフェンダー形状やライト形状など異なります。
ノレブの1/18ミニカーがかなり正しいですね。
今回はデカール替えのみのオーダーでした。
やはりイエガーカラーはかっこいいです。





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