sportscar graphic

スポーツカーグラフィック  イラストレーター 溝呂木陽  60-70年代のスポーツカーを愛するすべての人に。

NAVI12月号

2009-10-26 09:55:08 | BOOK
雑誌の世界はもう師走ですね。
今日はNAVIの発売日。今月は特に原稿は描いていないのですが、載りました!
あそべるガレージ1ページ広告です。若干読みづらい文章は、私の書いた物に手を入れてある物で、ご容赦ください。
一緒に移っているのはうちの4歳の娘です。下の子供は撮影場所で寝ていました。

絵本は来月の中旬発売、待ち遠しいです。皆さんもぜひ本屋さんで見かけたら手に取って(パックされていますが)見てみてください。すてきな本になりました。

Aso




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アバルト美術館にて

2009-10-25 14:47:14 | イラスト
ギャラリーアバルト美術館特別公開の目玉は、なんと言っても世界に一台しかないあこがれのクルマ、カングーロです。
小坂さんの執念のレストア話(ノーズカウルがまるまる欠損し、写真を元にゼロから何枚も作り直したこと)をオーナー小坂さんご本人からお聞かせいただき、なんとエンジンフードもあけていただいて間近から中を観察することが出来ました。セクシーなラインは実物を見ることでものすごい存在感がありました。
丸さがありながら伸びやかで、この模型が欲しくてたまらなくなりました。
とりあえずはマーキュリーのミニカーを眺める日々です。

Can

鉛筆と色鉛筆でスケッチした作品です。もちろん館内は撮影禁止なので、このスケッチが唯一の記録。
カングーロと言えばTDMCの斉藤さんの超絶金属フルスクラッチ作品も、斉藤さんが持ち込み実車の横に這いつくばりスケッチをされていたのが印象的でした。

Can2

Can3

そしてもう1台の目玉はこのディーノです。こちらもあこがれのクルマ。ルマンの38番です。
プロトタイプフェラーリの中で一番好きなクルマが目の前にあり、しかもほぼ独占してスケッチ出来るという幸せ。
この美しさは何にも換えがたい物があります。

206s

やはり実物を目の前にして絵にするというのは、クルマを描くうえで基本ですね。普段はなかなか出来ないのに、こうして世界に1台クラスのクルマが何台もある中ではまさに異次元の体験です。
こちらは大好きな500ザガート。薄いブルーグレーが印象的。ステアリングも大きな2本バーの薄いグレーでした。
オーナー自ら「大好きなクルマ」とおっしゃられていました。
ザガートとアバルトが組んだ、数あるアバルトの基本のクルマです。

500za

こちらはアバルト2000スパイダー。この丸みと悪そうな感じがたまりません。ポリトーイの大きめのミニカーを持っていますがこれも大好きな1台。小坂さんもお気に入りだそうです。

2000

最後にスケッチしたのがマングスタです。貴重なジウジアーロの作品を同じ空間で眺める、たまらないときでした。

Man

すべてのクルマが納得いくまで手を入れられ、クルマとして最も輝いた姿でたたずんでいる、まさにすばらしい美術館です。このあとのカングーロの公開、開館の予定などはホームページにて発表されるそうです。
http://www.gallery-abarth.co.jp/

今回のエンスーツアーでは、大内さんをはじめ、あの伝説の雑誌ロードスターにかかれていた中村さん、イラストレーター仲間のひろポンさん、切り絵作家の稲垣さん、CG CLUBのイノウエさん、TDMCの斉藤さん、フルスクラッチモデラー水野さんなど、たくさんの皆様とお話しすることが出来ました。

そして何より小坂様、貴重な機会を思う存分楽しませていただき、本当にありがとうございました。




コメント (6)
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ギャラリーアバルト美術館

2009-10-24 22:19:28 | インポート
今日は大内さんとお仲間に誘われて、ギャラリーアバルトに行ってきました。
もちろんお目当てはカングーロ!です。
実車を目の当たりにして、言葉はでませんでした。本当に美しい。
当日のお話はまた明日アップします。
お楽しみに。

Ab1

ご飯をいただいたのは近所のナスカー大好き、スロットのあるハンバーガーカフェ ディーノダイナーです。
ボリュームもあり美味しかったですよ。

Ab2

大内さま、皆様、そしてなにより小坂様、楽しい一日をありがとうございました。




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1/24 HELLER JAGUAR E-TYPE 完成!

2009-10-23 14:07:34 | 模型
ライトをボンネット裏側に仕込み、省略されているライトの前のスコップ状のベゼルをボール紙から作ってみました。
サフとグレーを吹いてからボンネットの裏に接着しています。

E21

後ろのサスもシャーシに接着し、前後のタイヤを付けます。姿勢はまさにつま先立ちの様な少し浮いた感じ。車高が低すぎてはいけません。ボンネットは最初浮きが出て閉まらなかったのですが、何度も調整し、最後は垂直のエッジ部分にGクリヤーをつけて、抵抗がでるようにすると、ここまで閉まるようになりました。

E22

エンジンルームはバッテリーやエアクリーナーを付け、なかなか密度のある仕上がりになりました。

E23

シャーシ裏もエキパイを付けて、ほぼ完成。ここまで再現してあると納得ですね。

E24

完成したエンジンルームはとても60年代のキットとは思えない仕上がり。今のプラモデルにもこんなわくわくが欲しいですね。

E25

フロント側はライトカバーを付けて、ウィンカーやバンパーを接着すれば完成です。バンパーの間の細いバーに付くエンブレムはクリヤーレッドをさしておきました。

E26

リヤにもライトやライセンスプレート(キットのフランスパリ75のナンバーのデカールを塩ビ板に貼付けてコートしました)バックライト、バンパーを付け、秘密兵器3、タミヤのジャガーのインレットを装着しました。
3.8リッター時代はシンプルにメーカー名のみですね。エキパイの出口は穴をあけています。

E27

削り落としたドアノブもタミヤのジャガーから持ってきました。

E28

いよいよ完成。シリーズ1が最も美しく見える角度です。

E29

ライトできりっと締まりました。

E30

エレールで車高やトレッドに困ったことは一度もありません。タミヤのタイヤがピンを落として無調整でついたのは驚きました。

E31

フロントカウルがここまで閉まれば御の字です。このカラーリングもお気に入りです。
エレールのプロポーションは一級品ですね。

E32

斜め上からの角度もこのクルマはとてもきれいに見えます。

E33

やはりこの角度が決まりでしょうか。

E34

今回も駆け足で作ってしまいましたが、キットがとても繊細で、現代のパーツとミックスすることで満足のいく完成品となりました。



E35




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1/24 HELLER JAGUAR E-TYPE 制作中4

2009-10-22 22:18:25 | 模型
フロント周りのフレームの取り回しは、実車にかなり忠実でエレールの面目躍如と言ったところ。
細かい再現がありながら組み立てやすさも考慮されています。エンジンも載せて、軽くパイピングしていました。

E16

シャーシ周りはセミグロスブラック、フレームは好みでガンダムカラーのGブルー2というネービーブルーのような色を吹いています。

E17

全体の密度もいい感じですね。タミヤがEを作ってくれたらこれくらいやってくれたでしょうか。

E18

そして秘密兵器、ジャガーマーク2のタイヤをはかせてみました。もちろんホイールもタミヤのジャガーから。センターのピンを除去して穴をあけるだけで、無調整でつきました。

E19


そして秘密兵器2、タミヤのジャガーのフォグランプをヘッドライトに使ってみました。エレールのキットでは単なるメッキの皿なので、ここはポイントアップです。

E20

だいぶ楽しみになってきました。




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