sportscar graphic

スポーツカーグラフィック  イラストレーター 溝呂木陽  60-70年代のスポーツカーを愛するすべての人に。

多摩川スピードウェイ

2021-10-16 22:43:32 | イラスト

この週末で見られなくなってしまうという多摩川スピードウェイの観客席
昨日の金曜日、晴れた日に見てきました。






思ったよりも距離が長く、コンクリート製の観客席は立派なものでした。
もちろんサーキット自体は残っていませんが、そのコンクリートに腰掛けると目の前には気持ちの良い景色が広がっていました。

多摩川スピードウェイは1936年から数年間だけ存在した日本で最初のサーキットであり、第一回大会には3万人も人が押し寄せたそうです。
ブガッティやカーチス号、オオタ号、ダットサンレーサーなど日本の自動車黎明期に集まった熱気とスピードへのロマンティックな興奮
その賑わいを今に伝える遺構なのですが、この日曜日くらいまでが見学のチャンス、18日からフェンスが組まれて取り壊しへと移っていくそうです。
産業遺産を残そうという運動はありましたが、河川改修という目的の前にはその署名も効力がなかったというのは悲しいですね。

河原で見た風景があまりに気持ちよかったので、水彩画で残してみました。




最初はレーシングカーを入れようと思っていましたが、その風景があまりにのどかだったので、その日常の景色を残してみました。
こちらの作品も来週から始まる個展で展示いたします。


10/22-27の個展の準備をしています。
週末の23-24日はJR原宿駅の内回りが終日運休しますのでご注意ください。

プレスリリースです。
溝呂木陽水彩展2021

SPORTS CARS from the WORLD
スポーツカーズ フロム ザ・ワールド
10月22日(金)〜27(水)12時〜19時

10/23-24日の土日は山手線内回り終日運休のため原宿駅がご利用できません。
明治神宮前駅、北参道駅からの徒歩、千駄ヶ谷駅からのハチ公バスをご利用ください。

溝呂木陽水彩展、2021年ペーターズに帰ってきました。
フェラーリ、ポルシェ、コブラ、アルファロメオ 珠玉のスポーツカーたちに加えてパリの風景、街並み、明るい陽の光を水彩画で表現していきます。
スポーツカーがロマンティックだった時代の車たち。鉛筆と水彩でアルシュ水彩紙の上に表現していきます。今年10周年を迎えた個人製作模型雑誌「スポーツカーズモデリング」バックナンバーや日々作り続けている模型完成品も展示、販売します。
おもちゃ箱のような溝呂木陽の作品世界、ペーターズの2フロアいっぱいに展開いたします。
ペーターズショップ&ギャラリー
〒150-0001 東京都渋谷区神宮前2丁目31−18
03-3475-4947

皆様とお会いできるのを楽しみにしております。




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