sportscar graphic

スポーツカーグラフィック  イラストレーター 溝呂木陽  60-70年代のスポーツカーを愛するすべての人に。

1/24コニリオ 製作開始

2022-02-12 10:48:57 | 模型

ホンダのエスをベースに少数製作されたレーシングカー、コニリオ。
濱先生がデザイン、製作されたFRPボディはイタリア語でウサギを意味するコニリオと名付けられ、レーシングクオータリーの手で日本グランプリにもエントリークラス優勝を果たしています。
こちらのコニリオは、濱先生がのちにオリジナルの型から製作したスペシャルボディで友人がナンバーを取得し、公道イベントやサーキットで活躍していた車両で、何度もイベントで拝見していました。


一昨年の年末、突然その友人は亡くなってしまったのですが、それからちょうど1年後の去年の大晦日、別のスロットカーの友人が製作されたスペシャルボディが、
僕の元へ届きました。彼は亡くなったオーナーのことを知らなかったので偶然のことと思いますが、何かの縁と思い10日ほど前から製作を開始しました。

まずはスロットボディに合わせるベースキットとして田宮のエスハチのレーシングを入手しました。




とりあえずシャーシを組んでみることに。レーシングエンジンを組んでみます。


シャーシも組んで黒サフを吹き


エキパイ出口に穴を開けて


シルバーをショット




シャーシを組んでみました。


しかしエンジンとシャーシのリヤの足回りが当たってボディには収まらず


シャーシを裏返しにはめて様子を見ます。


フェンダー位置をシャーシに合わせるためにオーバーフェンダーを削り落とし、


表からテープを貼ってホイールアーチを書き込みます。


裏からゼリー状瞬着を盛って硬化スプレーで固めてアーチを削ります。


表面を整えて、反対側も同様の作業をします。


エンジンを取り外したシャーシをはめて、使わないiPadの上で位置出しをしてから、ホイールアーチにマスキングテープをフェンダー張り出し分だけ貼り込んでいきます。



マスキングテープの上から刷毛塗り瞬着を盛って硬化スプレーで固めます。


コクピット内をくり抜いていきます。


ライトもくりぬき


口も開けました。


ライト内にプラ板でハウジングを作り、中に瞬着を流します。






内装にプラ板でドアの内側やリヤのバルクヘッド、センタートンネルなどを貼り付けてボディの完成。サフも吹きました。


友人の仕様でデカールを自作していきます。最初の実車の写真よりも前の時の仕様で、一部そのものからアレンジしてあります。


白くしてからマスキング



アサヒペンクリエイティブカラースプレーのカナリーイエローを吹きました。




ウサギのマークはエンブレムです。




クリヤーコート





黒い部分はエナメルやアクリルの黒を筆塗りしています。


思い出が詰まったIさんのコニリオ、感じが出てきました。





コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする