昨日は横浜ダブルヘッダー。まずは開港記念館の新・西家鼎談特別モデルカー展示会へ。
そこで度肝を抜かれて感動したのがこの1/18陶器製モデルカーたち。
陶器教室に通っていたI氏の趣味の製作で、15年ほど前の作品。
当時はモデルカーも少なくネットもない時期、簡単な図面をたよりに側面の形を切り出し、椅子を入れ込んで組み立ててから窓の形を抜いたそうです。
すべて陶芸の手法のみでラッカー塗装等はしていません。
窓枠やステアリングはアルミ線を利用。
この状態で15年とまっているそうです。素晴しいすべて一点ものの作品でした。
エブロの木谷さんもご来場。こちらは4月発売予定のAKのトラック。
なんと初期型ボンネット再現がうれしい。これで初期型セダンも作れますね。
こちらは5月発売予定のDS!もう素晴しすぎて。
メッキパーツの再現で、各部ディテールがもう最高。エンジンも内装も完璧です。
こちら対応のデカールも僕のSMDデカールより発売予定。
今回木谷さんにキャトルデカールのサンプルを渡し、エブロでもお取り扱いをお願いいたしました。
ありがとうございます!
さらに昨日、ドイツのスケールプロダクション(あのアルファのトランスキットの!)にもデカールを送ることがきました。まずは10枚模型のショーに合わせて納品します。
例のおたふくアルファGTAのトランスキットも輸入します。アルファデカールも作りますので。
こちらはF氏の1/24タミヤ対応コニリオフルディテール。プラ板とパテで。素晴しすぎて。
側面図のみ濱先生よりいただき、あとの図面は作図したそうです。
濱先生の大きなトヨペットカスタムも1/24でシャーシフレームからスクラッチ!!
根岸さんのムーンや幻のGT40など。このGT40は25年以上前のユニオン再販時にあの1/25を切り刻んで1/24化した幻の逸品です。こちらをフジミが当時新製品の広報用に使用してしまったという逸話がたまりません。
大好きなYUUさんのバブルカーたち。ゴッゴ作りますよー。
Tさんのコルビジェマキシマムカー。今年完成を目指すそうです!
昨日伺いましたが、グッドスマイルレーシングさんで1/24フィギュアをインジェクションで展開予定とか。
わーい、うれしいです!!キャンバスフレンズ以来のうれしさですねー。
当時サルジョット氏に習いホンモノのハンドメイド117の板金を担当されていたS氏の117クーペとR6スパイダー。
色付きは木型で、同色のが銅板を叩いたボディーとなります。
いすゞで製作された試作車のお話しも興味深く、サルジョット氏は「自動車は流れるもんだから間でつながずに、長い板で流れるようなラインを作れ」と教えたそうです。
0.3ミリの銅板の中には市販のトイラジが仕込んであり、そのディメンションに合わせてデフォルメしてあるそうです。
木型の彩色も手塗りで中にオルゴールが仕込んであり、タイヤはハンズで購入されたとか。
心温まる模型でした。
こちらはO氏のカーボンを使ったフルスクラッチの1/32飛行機。原型をシリコンに抜いてさらにカーボンを貼り込んで樹脂で固める手法が凄かった。ブガッティもすてきでした。
こちらは越前和紙のスバル。
TAKAさんのSMP24のカムシンも出張展示。
小森さんのエンジン模型のコーナーもありました。
ちょうど今小森さんと宮崎さんのCAMの本を編集中ですので、簡単なレクチャーをさせていただきました。
素晴しい展示会、普段は月に一度開港記念館で講演会が行われる新・西家鼎談
次回は3月15日1時半から4時半の片岡氏のイスパノ等の高級車のお話し、6時から21時の濱先生の日本自動車博物館に行った濱コレクションについてのお話しがあります。
会費はそれぞれ980円(65歳以上は500円)
開港記念館2階9号室になります。
このあと行ったバンプロさんのお話しは続くー!