ちょっとだけ時間があるうちに、もう一台手を入れ始めました。
こちらも仕事が入れば途中休止になるかもしれません。
80年代にリリースされたエレール/ユニオンのルノー16、セーズです。
当時は全然興味がなかったクルマですが、キャトルに乗るようになり友人がこれを手に入れたり、だんだん興味が出てきて、今では愛おしいクルマです。
まんま大きなキャトルですね。
この超絶改造の箱絵は、当時ユニオンで企画を担当されたケンクラフトのケンさんが製作。後にも先にも完成品はこの完成写真しか知りません。
ボディはもの凄い肉厚で、一番厚いところで1センチ!エアトラックスのレジンのような感じで、作りもにたようなもの。古さ満点、がたがたのモールドです。
ランナーも直径1センチの極太で、骨太な造形はかつて作ったマトラジェットにそっくり。同じ設計者かしら。
でもよく見るといいもの感満点で、化けそうな気配がぷんぷん。ボンネットのヒンジは金属線で作り直しました。盛大なひけは白パテを入れています。
パテの乾燥待ちでまずはエンジンから。このエンジン、実車ではほとんど潜っていて見えないので資料が少ないです。一応こんな感じで仕上げました。オルタネーターはカッターででこぼこの刻みを入れました。
プラグ配線も少しだけ頑張りました。
床はブラウン。シートはタミヤのブリリアントオレンジにつや消しクリヤーを吹いています。黒とのツートーンのシートが良かったので採用。インパネは白いメーターです。おしゃれですね。
高級車の証の肘掛けも。
フロントシートはリクライン。フルフラットになる作りが有名でしたね。
エンジンの前にミッションの縦置きFF。大きなキャトルです。
凄く緩い造形なのに出来上がると凄く感じがいい、エレールマジックです。
ボディはメタリックグリーンになる予定。
ガンダムグリーンにメタリックフォレストグリーンを重ねています。
エンジンはここまで潜り込んでいますよ。手前にはバッテリーとスペアタイヤが入ります。