Sydney Yajima


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神の啓示

2011-04-16 18:54:25 | Weblog
最初 石原慎太郎東京都知事が、「これは、天罰だ」と言ったことで、抗議の対象となり、謝罪をしたという経緯があった。
彼が、天罰だという言葉を言ったとき、私も噴飯ものだと思った一人である。

しかし、今になって考えれば、彼は言葉を間違っていたし、さらには科学的な検証もなく その言葉を発したが、私はこれは、罰ではなく、天からの啓示であると考えるようになった。

まず、地震。
なぜ日本に地震が起こるのか。
そのメカニズムは、割合に良く知られているように、もっとも大きな理由は、火山島だということだ。
そう、日本は世界でも有数な火山国なのである。
そして、その火山はとてもつもなく大きなエネルギーを秘めている。

二つ目は原子力発電所の事故。
もう、うんざりしたのは、私だけではない。
多くの日本人、それは原子力発電所を進めてきた自民党のお歴々を含めて、みんなが、心のどこかで、うんざりしているだけでなく、こんな風にしてしまったのは、自分たちのせいだったとも思っている。
そう、自民党も民主党もそれを享受してきた国民も、もちろん東電もそれから、それを推し進めていた学会も、安全宣言をし続けていた人々も、また多くの広告料で儲けていたマスコミも、みんな、黙ってきていた。黙っていた結果、安全神話は完全に 偽者だったことがバレたわけだ。
バレたあと、お互いを責め合うが、結局は、みんなひとりひとりが悪かったんだとは言わない。
一度、ここで時計を、原子力発電所の無かった時代に戻してみよう。
そして、平和な農村風景が、いまのような放射能まみれになってしまったことを、反省してみよう
そこから、考えることがひとつある。
これは、神からの啓示だったのではないかということだ。
これが 第二の啓示。

第三の啓示

それは水である。
つまり津波がひとつの水の力を見せ付けた大事件だった。
こんなことは、神にしかできないことだということだ。
神は何を伝えたかったのか?
原子力発電所を冷やすことの出来るのも、水だ。
つまり、水が怒るととんでもないほどの 被害を出す。と同時に、水だけが、それを冷やして元通りにしてくれる唯一のものだということだ。
被災地でもっとも求められるのも、この水だ。
飲む水、身体を洗う水。

この三つの啓示について、また我々の未来について具体的に今の科学力を合わせて考えると 答えはひとつだけ導かれる。

     
我々日本人は、即刻原子力発電所をやめる。
つぎに全力を挙げて、地熱発電所を建てる。
10年を目処に全国に造る。
これが、せめて我々の子孫のためにできる 贖罪ではないか? 
 
 
 
 


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