Sydney Yajima


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フリーメーソンのミーティング

2009-10-15 03:04:38 | フリーメーソン
フリーメーソンの ミーティングは今も、世界のどこかで休むことなく、行われている。
ミーティングは通常、第一階級からはじまり、第二階級、そして 第三階級へと続く。その日の予定によって、第一階級だけの日もあるし、第三階級まで行くときもある。また、一年に一度は、インストレーションが行われ、新たにポジションが変わるので、そのときは、第三階級以上のところまで、上がる。これは、ここに残ることができるのは、一度はチェアーに座った人間でなければならないので、人数は大分減ってしまう。

ミーティングは、その中心となる人物、ウォーシュフル マスターによって、仕切られる。ロッジの部屋は、多少国によって違いはあるが、ほぼ似たようなものである。(そのうちに、写真を取ってアップしよう)

フリーメーソンの教義には、多くの事象が入っているが、これは、書けない。なぜ書けないのかという質問には、答えない。理由は、書けない、話してはならない、そしてどこにも一切どんな形でも残してはならない。そういう、してはならないことは、してはならないということなのだとしか言いようがない。この、ものすごく単純だが強力な決まりが、フリーメーソンの兄弟の仲を決定的につなげる役目を果たしている。

こんな 団体は他にはないだろう。

どんな 団体にもノームがある。例えば阪神タイガースのファンが、縞模様の服を着たがるように、日本の選手がピンチになると、「にっぽん!!!にっぽん!!!」と応援するオリンピックの観客席にも ノームがある。お互い何の結びつきもなく、名前も知らない同士であっても、これだけの共同作業ができるノームが、スポーツという媒体を通してできあがる。
もちろん、フリーメーソンにもノームがあり、それらは 言語、握手、行動、 様々に現れている。フリーメーソンの人間にとって、その言語、握手、行動は、分かるのだが、入ったばかりのメンバーであったり、あるいは、熱心ではないメンバーにとっても、一般の人と同様にわかりにくいものであろう。 

分かり始めると、いろんな面白いことが理解できるようになる。例えば英語でBBC放送を聞いていても、英語の理解が、変わってくる。放送している人間のほうも、仮にその原稿を書いた本人がメーソンの人間であったなら、絶対にその独特な言い回しを、ついつい随所に使ってしまうものだからだ。

ところで、この英語が厄介者で、一般に通じる英語ではないことが多く、したがって、ネィティブであっても、理解できなかったり、あるいは、発音できなかったりする。まして、日本人が、それを暗記し、理解し、しかもネィティブの人間に対して教義を教え聞かせるなどという段階に来るまでに、一体どのくらいの苦労があったのか、想像してみてはいかがだろう?

世界のどこにいっても、その日から兄弟として受け入れられ、しかも、インテリジェントな人間と、様々なコネクションがあっという間に出来上がるというソサエティーがあったとしたら、それに 入れることのできる程度の知能がある人間にとっては、おそらく、躊躇することもなかったに違いない。




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