Sydney Yajima


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奴隷について考えてみた

2009-12-13 15:56:46 | 世界情勢
奴隷とは なんだろうか?
辞書によると、以下のようになる。
1.a human being who is owned as property by, and is absolutely subject to the will of, another; bondservant divested of all freedom and personal rights
2.a person who is completely dominated by some influence, habit, person, etc. a slave to fashion
3.a person who slaves; drudge
4.slave ant
5.a device actuated or controlled by another, similar device

犬が鎖や紐につながれて、餌を与えてもらう主人の顔をずっと見つめる。主人はその犬をつないだまま、じっと視線を注がれながら、知らん顔をして、フォークとナイフで食事を取る。時々、肉の端切れを 犬に投げてやる。犬は喜んでよだれをたらして、尻尾を振る。

だが、これは奴隷ではないかもしれない。鎖につながれているという部分を除いては。みじめだが、その犬は奴隷ではない部分がある。犬のような人というのはいる。何もプライドがなく、ただ、主人の顔色をうかがっているような 弱い人だ。弱いかもしれないが、そうしなければ生きていけないのだから、彼は、処世術に長けた人とも評価できる。そういう生き方をしたいとか、したくないとか、好きだとか、好きではないとか、そういうことは、ここではまず、置いておく。そういう生き方があるということだけを、記憶しておいてもらえればそれでいい。
話を続ける。

奴隷とは、犬のよな生き方をしている人のことを指すのではない。と書いた。つまり、奴隷とは、様々なタイプがあることがあることが、定義をみると分かる。しかし同時に鎖につながれている部分は確かに、奴隷のようだとも書いた。では鎖とは何だろうか?これはあくまで、形状が鎖というだけではなく、鎖と同じような働きをするものも含めて考える必要もあるだろう。
たとえば、誰かの所有物になるということで、自由を奪われるという意味だ。誰かによって管理され、常に影響を受ける立場にあり、人間としての権利を持たない人のことである。そしてアリのように働かされて・・・

つまり、私が言いたいことは、この定義に当てはまるのは日本人でその主人はアメリカ人なのではなかっただろうか?ずっと 戦後それは続いていたのではなかったか?日本人は人間として売り買いはされなかったが、それでも沖縄の騒音は人権問題の範疇を軽く超えている。日本人はいつもアメリカの顔色を伺い そして 様々な影響を受けている。 いつもアメリカに基地を所有されていることで、管理されている。管理は、直接的であったり間接的であったりするが、国の様々なところに、行き渡り、既存利権をたくみに操ってそれを与える代わりに さまざまにアメリカに協力をさせる態勢が 網目のように日本中に張り巡らされている。

例えば、食料価格、ガソリン価格、など国の根幹にかかわる価格などは、すべてドル取引の上、日本人は円に換算して買う。車が売れる 売れないも、円高で一気に車会社をつぶす圧力になる。アメリカは、「どれにしようかな」と様々な手元のカードを ちらちらと見せる振りをしていればいい。

それだけで、日本は飛び上がったり 泣いたり 笑ったりする。
アメリカは、戦後、日本奴隷国家を作ったのではないだろうか・・・、そこからいつでも栓をひねれば出るように、日本人の血と汗の結晶を ひねり出せる。日本人のなかには、その手先になって喜んで自分から、その栓をひねる手伝いをする人間もいる。

日本は無条件降伏をした。それはしかし、日本人が奴隷契約をしたわけではない。

サービス残業などが行き渡り、マクドナルドをはじめ多くの外資が日本人を年棒で雇い、名前ばかりのマネージャーで、残業させて一切払わないということが、あちこちでまかり通っている。

時給で、きっちりと、その時間を働き、時間が終了したら帰る。あるいは定時で会社を退社する。
それは、決められたことで、当たり前のことなんだ。
休暇をとる権利も、ちゃんとあるのだから、権利は行使したらいいんだ。

それができないという会社のほうが 法律を無視している。だから、休暇をとるという人間に「おまえ 勇気があるな」と上司がいやみを言うことが、まかり通っている。勇気?なんのことだ?

でも実際は・・・

言い返せない。自分の権利が主張できない。自分の権利をきちんと主張するとクビになる・・・出世できない・・・

だから、奴隷になる。
奴隷であることを一生懸命 違うと否定してみる。俺だけは違うんだと。うちの会社は 違うんだと。

だが、一人になってみて、どこかで自分で自分に嘘をついていることに気がつく。
あのブログの野郎・・・と私のブログに八つ当たりするくらい腹が立ったとしたら、ちょっと、待って考えてみるべきだ。本当に、今、自分は、会社の奴隷なのかどうかを。ひいては、この国が、アメリカの奴隷なのか どうかを。

もし一部でもそうなら、それはどこの部分なのか?どうすれば 脱却できるのか?
考えてみてはどうだろう。
自分が幸せになるためだけでなく、子供たちに同じ奴隷契約をさせないためにも だ。

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