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Sydney Yajima


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トランプに託されるもの

2017-01-20 18:52:05 | 政治
米国大統領が行くところには、必ず 黒いアタッシュケースがある。
それは、大統領の手がすぐ届く範囲になければならない。
そのアタッシュケースのなかには、核爆弾のスイッチがある。

例えば、冷戦時代のソビエトから核ミサイルが発射されたなら、3分以内に報復攻撃を行わなければ、米国は全滅してしまう。

という状況下で、それは、大統領がたとえプールで泳いでいるときであっても、必ずプールサイドでSPがアタッシュケースを持ち、控えているというほどのものである。

そのアタッシュケースのスイッチを、もし仮に、大統領が押したなら どうなるか?

1300の大陸弾道弾が、任意の場所に撃ち込まれ、世界中に配備されている空母、潜水艦、駆逐艦などからも、核爆弾が一斉に火を噴き、撃ち込まれるということを意味する。

その、スイッチが、もうすぐ、トランプ氏に渡される。

トランプ氏は、分かりにくい男だと評判される。
分かりにくいという評判は、しかし、彼自身が、 意図的に作ってきたという面がある。
なぜなら、分かりにくいということは、ビジネスを進めるうえで非常に有利だからだ。

その”分かりにくい男”に核爆弾のスイッチが手渡される。

彼の経歴を見てみよう。
ある時は不動産王と呼ばれ、またある時は借金王とも呼ばれる。破産も何度も経験しており、富の象徴であるトランプタワーの最上階で、コニャックを傾ける日もあれば、ポルノ男優をしてみたり、あるいは、美女コンテストを主催してみたり、あるいは、プロモーターとしてプロレスを興行してみたりもする。

常に、人前で目立つことを好み、そして、自慢する。
虚栄と繁栄を見せつけることがとても好きな性格だ。
それに、ひとに傲慢にふるまうことは、彼の中では常に正義だ。
もし、彼の眼鏡にかなわない人間がいれば、徹底的に攻撃するか、排除する。
自分にとって利益のある人間は、待遇をよくする。
極端から極端を好み、しかし、そこには確固たる計算はなく、ほとんどが思い付きだ。

こういうタイプの人は、実に日本にもたくさんいることに、気が付かれた読者もおられるだろう。
そう、中小企業の社長さんだ。

その、中小企業の社長さんに、なんと、世界を崩壊させる核爆弾のスイッチが託されたわけだ。

そう・・・

世界の人々は、十分に恐怖に震えるだけの材料ができたわけだ。

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