Sydney Yajima


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水の記憶

2011-04-14 23:51:03 | Weblog
ある人から、水には記憶装置があるというDVDを借りて 見た。
もう一年以上前に 見たものだが、驚いた。
水は、記憶し、そして自らを浄化し、様々なところで、その記憶を伝えるというもので、また感情なども理解できるという驚くべき話だった。

人間も体のほとんどが水で、この原子力発電所の問題も 水だった。
水で冷やす。
薄める。
水は透明で様々なところで もっとも役に立っている物質だ。


さて・・・
溶融燃料「粒子状、冷えて蓄積」1~3号機分析
これは、安心できる報道だと感じた。
もし、最後の砦の核納器が、爆発しないのであれば、このとおりで、あるのならば、私はとても安心する。
今後は、いかに脱原子力発電所を、国と国民の共同作業で、進めていくかということで、長期的な展望を描くことができるからだ。
日本人は、今回の大失敗から、多くのことを学び取り そして今後に伝えつつ 改善していくことが出来ると信じる。

また、東電の社長が、東電柏崎刈羽原発所長が社長発言を否定 のことなども、こういう話が出てくる以上 本当に沈静化しつつあるのではないかと期待が持てる。
もちろん、この社長の言うことは、常軌を逸しているが、それにしても、こんなあほなことを言えるだけでも、もしかしたら、余裕が出てきたということではないかと、期待してしまうのだ。

だが、それでも、まだ分からないことはある。
一号機の数値はまだ、100.0 Sv/hのままで、その後の数値が出てこないことが、もっとも不安なのだ。
それは、何を意味するのか、誰も、ちゃんと説明していない。計器の故障ではないかということは、確かに 聞いたけれどそれは、推測だけだ。
要するに、誰も、分からないのである。

東電が、大学に多額の寄付をしていることが、しかし、この会見でも明らかであるように それによって、研究の発表や、博士論文の趣旨、さらには、教授となれるかどうかという出世にまで 多大な影響力があることは、すぐに見て取れる。

あまりにもの、悪代官ぶりに、驚く。それに、政治家が例えば福島第一原発の地主であったりもするという話が聞こえてきて、それは魑魅魍魎とした、エスタブリッシュメントの世界が垣間見えてくる。
日本には、漁業や農業で生計をたてているひとがいて、その人たちの多くは、命からがらで生き延びてきて、今後の見通しもつけないままに、避難所で生活することを余儀なくされている。
そんな中で、まだまだこれからなのに、もう、三号機・・・しかも、そいつはプルトニウムを使っている・・・を再起させたいとは、驚いたが、本当にそれほど良い状態になっているのなら歓迎だという自分もいて、全く 自分の中に出さえ、ジキル博士とハイド氏がいるようだった。

さらに、時間と共により、状況が分かってくるだろうが、今のところ、まだ 分からない。
ただ、危機的状況が終わったわけでは、ないはずだ。


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