Sydney Yajima


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脅威

2010-05-27 21:39:30 | 世界情勢
北朝鮮は、本当に 脅威なのか?

この根本的な質問について、考えてみるというのは、どうだろうか?

決して、あなたを不安にさせることを目的としたものではないことを、まず書いておこう。
私にとっても あなたにとっても、ただ不安になることは、何のメリットもないことだからだ。

もっと、プラクティカルに、具体的に、冷徹な目を持って、今の私たちの囲まれている現実について、考えてみようではないか?と提案しているだけである。

まず、歴史的に見て、韓国と北朝鮮は、半世紀に渡って、戦争をしている。それは、冷戦であれ、実際の戦闘を伴うものであれ、彼らは常に戦争をしてきた。これは、事実である。

第二に、過去、朝鮮動乱という時期以降、今ほど両国が緊張していることはなかった。
これも、様々な事情を鑑みて、事実だと言えるだろう。

第三に、アメリカが今回、本腰を入れている点を見逃してはならないというのが、私の注目している点である。ヒラリーの行動は、今までのどの紛争に比べても早く、また、北京に乗り込んで演説をするというパフォーマンス自体、本気度を感じる。

第四に、国連の動向も大いに関心事であるが、国連議事長が、異例の「私の出身国である韓国の・・・」と言う言葉を使っているてんをみると、国連の動きが北朝鮮をさらに、追い詰めるという流れは、出来上がったと見る。

第五、これが問題なのだが、すでに軍事演習の日取りも決まり、それが、北朝鮮の目と鼻の先で行われると言うこと。この意味は、すでに韓国もアメリカも、戦争をする気があるなら、いつでもかかって来いというゼスチャーで、北朝鮮の若い将校がその挑発に、自分たちを抑えられるだろうか?

 ・・・かりに金正日の命令などなくても、国のために、一矢報いるなどと暴走することが十分考えられ、そうなると、戦争は、本格的にあちこちに始まり、空爆とミサイルのオンパレードになるのである。

私の意見は、北朝鮮の軍事力を甘く見てはいけないということだ。
今回の緊張が、戦争になる確率は、様々な危険性を勘案し、その不安定さを考慮にいれると、少なくとも30%以上の可能性があるのではないか?
50%以上と言う人もいるかもしれないし、80%以上という人もいるかもしれない。だが、どちらも、出来れば戦争を避けたいと考えているので、なるべく控えめに希望を込めて30%以上の確立としておく・・・無論、こんな確立をいくら考えても、当てにはならない。始まるときは、明日からでも始まる・・・


奇襲攻撃

2010-05-27 03:12:53 | 世界情勢
韓国の映画をみていると、戦争のシーンは、大抵、強大な敵に対して、少ない味方が、奇襲攻撃を成功させ、勝利を手にするというパターンが 多い。

これを昨夜、北朝鮮から出航した4隻の潜水艦に当てはめてみると、彼らは、目標Xに向かい、約2700キロメートルで航行できる範囲内で、出航後、2~3日後にターゲットに近づき、任務遂行後、また2~3日かけて母港に帰ると考えられる。

日本にとっての脅威は、原子力発電所への攻撃だ。

アメリカ軍にとっては米軍基地への攻撃。

無論 韓国にとっては、更なる、軍港拠点の攻撃だろう。

総航行距離が約 2700キロと短いため、恐らく日本への攻撃は含まれておらず、もっとも可能性があるとしたら、韓国の哨戒船への更なる攻撃か、もしくは、民間のタンカーなども含まれるかもしれない。

ともかく、あと、3日以内に何事も起こらないことを祈る。