Sydney Yajima


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北朝鮮の将来性

2009-08-13 04:00:47 | 世界情勢
金正日があと、何年 君臨することができるのか?
多くの識者の共通の判定では、長く持って 数年・・・もしかするとこの2年以内になんらかの合併症が出るのではないか?と言われている。

その後、後継者と北朝鮮の軍部がどれほどの力と、カリスマ性を中央集権の力を維持できるか?という疑問が湧くのは当然だ。だが、ここには未知数の部分があるにせよ、国の根本になる経済が良くなることはないだろう。

そうなると、路線を変更して平和 融和 に変換してくる可能性が高い。

実際には軍部を中心とした政治が 白旗を振る時代が来ることになる。
経済が回らなくなると、どうしようもなくなるからだ。

その後、北朝鮮は韓国からの交流を深めようとするだろうし、韓国はこの機運にのって、北へ入ってビジネスを始めるだろう。何にしても、中国と地続きで、しかも飢えた労働力があり、北朝鮮には国の発展に最も重要な海岸線を東西に持っているということを考え合わせると、あっという間に、巨大な朝鮮国が南北の統一後出来上がる可能性がある。

しかし、この機会を、アメリカや中国がぼんやりと見ている筈がない。

今回のクリントンの目的は、実に、ここにある。

二人のジャーナリストの帰国のために元大統領がほいほいと 出かけていくはずがない。
今後、崩壊する北朝鮮にどうやって食い込んでビジネスチャンスを広げていき、できれば、中国を押さえたいという意図が見えている。

北朝鮮の争奪戦が始まるのは時間の問題だ。

日本は、どうするだろう?