Sydney Yajima


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0.1%の実感度?

2009-08-09 10:45:57 | 世界情勢
アメリカの非雇用率が0.1%良くなり、9.4%になった。
これは、画期的でようやくアメリカが景気回復をしつつある足音がしているという意見が、株価に反映する形になっている。
一方 中国では中国政府が銀行に貸し渋りを推奨している。キャッシュを大事したいのか、ほかへの投資を考えているのか、あるいは外貨準備高をさらに増やすつもりなのかは分からないが、ただ、北京の空が晴れていることは確かである。
景気が悪いのか良いのか分からないいい加減な統計のGDP発表は、いずれにせよ、水増ししていたなら最後にバーンと弾けて収支がつかなくなるだろうし、そのときに、やっぱり中国は駄目だな などと世界からそっぽを向かれると投資熱がさめて、一気に資金引き上げなどが加速するだろう。

アメリカの景気対策や、雇用問題は、まだまだ緒についたばかりで、とても回復Vの字とは、いくまい。

こんなことを考えていると、暗くなるけれど、暗くなると言っていられるうちは、まだまだ大丈夫で、東南アジアなどの国々では、犯罪や食べられない浮浪者が増えている。

中国はなぜかとてもインドを意識していて、パキスタン、スリランカ、バングラディッシュ、ミャンマーなどに働きかけて、対インド包囲網のようなものを作ろうと計画している。多くの経費をかけても、そんな無駄はいずれ自国経済に破綻を促し、危険なのは、その後に、多くの軍備を持った軍隊とその将校たちが中国でクーデターを起こし軍事政権を作ろうとしたときで、そのころに、私が生きているかどうかは分からないが、日本は簡単に占領されるだろうから、今からアメリカが引き上げることを前提に(日本の意思など関係なく、意味もなくアメリカが日本に駐留し続けるメリットがなくなったとき、アメリカは引き上げるだろう)今から自国防衛の構想くらいは考えておいても損はしない。

これからは、オイルの枯渇がふたたび議題になるだろうから、オイル価格の高騰をシナリオに組みこんで産業構造を構築しなければならない。

アメリカがもう一度自信を取り戻すまでには、まだまだ時間がかかるだろう・・・。