やまねこマッサージ

ねがうこと、ゆだねること

ACの「ぽぽぽぽーん!」

2011-03-21 | エンタメ
広告機構ACのTVCM「あいさつの魔法」が
話題を呼んでいる。「ぽぽぽぽーん!」の
あいさつのCMっていった方が分かりやすいかも。


これを歌っているのが、昨日ライブ
行ったショピンの野々歩。

ACのCMができたって昨年夏くらいかな
ネットでみて、可愛いアニメ付きで
いいなぁって思ったけど忘れてた。



大震災でテレビCMの代わりに
ACのTVCMを何種類か大量に露出したから
賛否を巻き起こした。このYOUTUBEの
コメント欄にも数多くの書き込みがある。

歌った野々歩には罪はないから、
「テレビが露出させすぎだったね」って話したら
「いいねって言ってくれる人も多いし、
被災地の子供たちもけっこう歌ってる
んだって」と前向きに受け止めてるのに
感心する。

マスコミの記事やいろんな人の書き込みも
大事だろう。でも批判するなら
制作サイドの意見も聞かんとね。

ショピン新アルバムお披露目

2011-03-20 | art
ショピンのライブをロバハウスにみにいく。
大震災によって開催するかどうか
悩んだ挙句、やろうって決めたそうだ。

新アルバムのお披露目ライブって、
練習とか、CD制作とかいろいろ大変。
(CDは間に合わなかったらしい)

そのうえ大地震をうけとめ、
ライブをどうするの悩みが加わったわけで。



ミュージシャンはいろんな関係者
事務所、レーベル、ライブ会場、
もしかしたらスポンサー、代理店などの
意見や都合が入ったりする・・

そうすると、仮に本人たちが
やりたいと思ったライブでも
中止に追い込まれることだってある。

その点ショピンはミュージシャンの
4人が自分たちと仲間だけで決められる。

やってよかったなぁ。
彼ららしい、真摯だけどほんわかした
ライブで心が溶ける様だった。

お客も満席だったし、
よちよち歩きの赤ちゃんも
踊ったり歌ったりで盛り上がる。

タイバンできなかったソボブキやたゆたうは
USTREAMからのライブ参加が深夜あった。



急遽前座で参加したロバの音楽座、
落語家の柳家わさびが持ち味を発揮。
震災のことにふれながら、それぞれが
できるベストをやられた。

ロバの音楽座は即興曲演奏に続いて
神戸淡路の震災の時に作った「ハレノヒ」で始まり、
今回の震災で作った新曲「夢」の披露で終わる。
幕の寸劇、踊りあり。

柳家わさびは二つ目の噺家だけど、
新作落語をやってくれて嬉しかった。
玉川上水に近い会場だからと太宰治ネタで。
3/12公開映画『落語物語』の主役だそうだ



そしてショピンの演奏。
新作アルバムは「春のソノタ」。

春をテーマにした7つの新曲。
コートも要らない暖かい日だったので
天候まで祝福しているかの様。

振り付けありの曲はみんなで踊る。
超難しい・・からみんなテキトーで
賑やかな踊りに。



新メンバーのドラム内田武瑠はOTOTOYって
いう音楽配信の会社の社員で、112組の
アーティストによる
『Play for Japan』東日本大地震救済支援
コンピレーション・アルバムを配信中だとか。
もう300万円近くの売り上げ。

ジョンジョンフェスティバル
二人の飛び入りもあったりと、
春の到来を静かに暖かく告げる日だった。

渋谷ターミナル周辺の風景

2011-03-19 | tokyo
おだやかな天気でもう春。
渋谷ターミナル周辺を歩く。
ふだんと違う風景が目に入る。

専修大学生が募金活動。
クラスメートが被災したのを
サポートする。固有名詞の
結びつきはよけい強い。

政治カーが震災時の政府の無策を
声高にいつまでも非難している。
批判は必要やと思うけど、
対案がないと共感できない。


ソフィア・コッポラ監督「Lost In Translation」より

本屋やFROM1stやヤマダ電機は
店内を暗くして営業。
東急本店はかなり暗くしてた。

Bunkamuraのミュージアムは
時間短縮で営業。公立美術館が
軒並み閉館なのとは対照的。
民間はそう簡単に休めない。

H&Mの臨時休業には驚く。
ユニクロはやっていた。



ふだんと同じ風景も。
ハチ公前のスクランブル
交差点をわたる人達。


細田守監督アニメ「サマーウォーズ」より

東横のれん街は照明も
明るく買い物客で混み合っている。
品不足はここにはなさそう。

ガード下の靴磨きは
男性を相手に仕事中。
どんな会話をしてるんやろう。

被災地から消息わかる日

2011-03-18 | 環境
震災から1週間。
心配していた人たちの消息がわかる。

打ち合わせ先の受付で、
家族の安否の話になり、
実家が仙台だと聞いたのが
消息便りの始まりだったかも。

なんでも中心部なので
比較的被害が少なかった、と。
よかったですね、と。



その後、仙台に嫁いだ仲間が
ブログを更新したので
無事がわかる。

 恐怖心は変わらず、
 余震におびえています。
 眠れない日々が続いています。

息をのんだ。
毎朝買出しに行かなあかん彼女の姿を
想像しながら、励ましのメールを送る。



夜になって、南三陸町へ移住した夫婦の
無事がツイッターでわかる。親戚の大学生が
ツイートしているのを見つける。

 薪ストーブなので暖もとれるため
 避難所というか対策本部的な感じで
 多くの人が集まっているとのことです。
 電気はまだで、通話も一分の衛星回線電話が
 やっとらしいです。

山の方とはいえ海に近かったので心配していた。
対策本部的とはたいしたモノ。

電気もまだだし大変だろうけど、
大声で励ましあっている様子を
想像しながら、大学生にリツイートする。



よかった、よかった。
不思議に同じ日にわかった。

にしてもソーシャルメディアの
おかげで消息がわかって感謝だ。

これが無料で行われている
っていうのが他のインフラと違って
凄いなって思う。

原発事故をめぐる空撮とアニメ

2011-03-17 | 環境
東京電力は福島第1原発の
空撮を公開している。自衛隊機に
同乗した社員が16日午後4時ごろ、
撮影したものだそうだ。


人影のない破壊された施設は廃墟に
みたいだ。惨事を防ぐために懸命の努力が
なされている。放射能の拡散が起こら
ないことを祈っている。



今日一気に広がったアニメが
うんち・おならで例える原発解説~
「おなかがいたくなった原発くん」


福島原発の事故を腹痛に喩え、
ちょっとおならはでるけど
1週間で臭くなくなるよ、と。

うんちは決してでないはず、と、
ユーモアたっぷり。



作者の八谷和彦はpostpetの生みの親。
アニメ『風の谷のナウシカ』で
ナウシカがのりこなす架空の航空機「メーヴェ」
制作プロジェクトを金沢美術館とやってる;
OpenSky kanazawa Test Flight 2008 10.4


アニメの世界の現実化はあちこちで行われていて、
最近ではピクサーの「カールじいさんの空飛ぶ家」を
本当に風船で飛ばしちゃったらしい。

Disney's "Up" house created in real life and flown for National Geographic show


原題はUPって言うんだね。National Geographicの
チャンネルの番組として実現したらしい。

久しぶりの停電

2011-03-16 | 環境
グループ3なんだけど、
今夜が初めての停電となる。
市役所の広報スピーカからも
18時20分からの停電がアナウンスされ、
そろそろかと思ってもなかなか切れない。

こういう時ってなんか得した気分。
19時過ぎに突然シャットダウン。
窓から外を見ると暗闇が広がる。

最初は通っていた車もじきいなくなり、
かなりの暗闇かと思うと、割と見える。
月明かりだ。
上弦の半月が13日、満月が20日でその中間。



ロウソクや懐中電灯をつけて夕食の準備。
鍋料理だ。嫁さんが素材を切って準備して
くれてたので、鍋に放り込めばいいだけだ。

と思ってはいたもの始めはだいぶ戸惑う。
脳細胞を刺激するやろうなぁ。

例えば、コンロもついスイッチを回して
あっそっか、自力ではつかないって気づく。
カッチャマンで点火。

ラジオをiPadで聞こうって
アプリを呼び出して失敗に気づいたり。
wi-fiタイプだから無線LANが動かないから
聞けないとかねw



猫たちは屋根裏に逃げ込んだ。
普段と違う暗い部屋が嫌なのか、
天窓からの月明かりを楽しむのか。

ゴハンだよって呼ぶと2匹とも
降りてくる。夜行性だから、
ロウソクの明かりくらいあれば
相当見えているのかも。

食後にコーヒーを淹れようと思い立つ。
豆をミルで挽くなんて何年ぶりだろう。
数年前に電動ミルを買う前は、
お店で挽いてもらってたし。



まだまだと思っていたら
8:44には電気がついた。
2時間弱だからあっと言う間。

これくらいなら毎日あっても
かまわないって思った。

いつもと違う食事どきを
ちょっと楽しんだ感じ。
懐かしい感覚も蘇える。

小学生の低学年までは
割と停電ってあった気がする。

大型の台風が来ると、
停電したり断水したり。
そういうモノだって思っていたのでは。

それが中学に入る頃から
停電しなくなった。
それ以来、40年以上たって
まさか経験しようとは。

原子力発電撤廃のすすめ

2011-03-15 | 環境
福島原子力発電での事故が深刻化している。

詳しいことはわからないけど、
避難半径が徐々に拡大していった
ことでも、大事故になることが
防げなかったわかる。

20キロ圏外への避難は陸地の住民だけでなく、
海や空もだ。



海外政府の発表をみれば、日本からの
離脱勧告、渡航回避勧告など数多くみられる。

国際原子力事象評価尺度(INES)は
スリーマイル事故の「レベル5」を超え
上から2番目の「レベル6」に近く、
最も深刻なチェルノブイリ事故の
「レベル7」に達する可能性の指摘もある。

放射能の拡散も4号機は放射能が高くて
人は近づけない。。漏れが続いているのだろうか。
首都圏でも通常の20倍、40倍との発表がある。



現場では相当な努力が続けられてるだろうし、
政府も東電はじめ専門家による懸命な努力が
なされているのだから、敬意を表するし、
そこはまかせる。

いままでさんざん電気のお世話になってきた
わけで。ネットだ映画だって言っても電力がなくちゃ
動きはしなかったわけで。
3割ちかくが原子力発電によるものだって
今回知ったし、安く安定的に使えたことは感謝だ。



ただね、原子力による電力発電はここらで
やめてもいいのではと思う。
安全性のこともあるけど
なんか割が合わないって思う。

もともと放射能廃棄物が
安全になるまで数千年かかるから、
そのトータルなコストは結構高いと
言われてきた。

おまけに立地するための
住民理解のコストや人的手間は
双方ともに相当高い。

そして、地震のたびに放射能が
漏れてしまう問題だ。



いろんな叡智を結集しても
事故になる。もっと才能を
結集するという手もあるだろうけど、
ここらでやめた方がいいって思う。

今回の復興にむけても
放射能がいつまでも足を引っ張るのは
容易に想像がつく。

たとえば放射能を浴びた土地の野菜や
海の魚が売れるようになるには何年かかるのだろう。

ノルウェー、アイスランド、ポーランド、
イタリア等の国では原子力発電は行われていない。
ドイツは撤廃を目指している。

原発がないとすっきり安心する気がする。
後世に負荷を残さなくってすむし。

自然はコントロールできない

2011-03-14 | 環境
昼頃コンビニに郵便を出しにいくと、
オーナーが冷凍ケースに張り紙をしていた。
『電力供給不足で庫内の商品販売しません』

「あれ、停電やらないかもよ」
「いや、やりますやります」
「そうかなぁ、朝からやってないですよ」

お総菜やカップラーメンなどが軒並み
売り切れだった。近くのガソリンスタンドは
車が列をなしていた。



なじみの八百屋は相変わらずの活気。
「野菜は結構来てるね」
「関東から西は大丈夫。北はダメだね。
茨城も来ないから、イチゴが畑で毎日
赤くなってる」
「そりゃかわいそうだ」

店内で買い物客と。
「停電するのかしないのかわからないネ」
「うちの市は3つのグループにまたがってるから、
一日中停電なのかどうなのか」
「ホームページに詳しくって、見えます?」
「パソコンやりませんから。電話も通じませんし」

どうなるかの情報がないことが一番の不安、不満のよう。



近所の奥さんに挨拶する
「電気来てますね」
「来なきゃ来ないでなんとかなるものよ」
「そりゃそうだ。電車が止まったあの夜、
 歩きましたから」

「旦那も歩いたみたい。
それより学校が休みだから、子供達が
いて鬱陶しいわよ。彼等こそ歩けるのに」
主婦はたくましい。

梅がまだ咲いていて美しい。
シャラノキの新芽がふくらんでいた。



自然をコントロールできるとか
克服できるという考えはどうも無理っぽい。

耐震補強をしても、大津波には
なすすべもなかった。
原子力発電の事故のたびに想定を
こえたxx、と言われる。

人間の考えられる範囲って
遠大でもあるけど小さい。

近年自然火災の被害規模が大きくなっている
気がするが、地震もだ。


世界で起きた大きな地震

2004年スマトラ島沖地震はM9.2で20万人を越える死者。
2010年チリ地震はM8.8で死者1000人。
2010年ハイチ地震はM7.0だったけど31万人を越える死者。

ご冥福を祈る。

輪番停電に際して

2011-03-13 | 環境
東京電力の戦後初の輪番停電行われることに。
午前中は回避かもなど情報が行き交う。

1)なぜ5グループなのか

最初に思ったのはなぜ5グループなのかなと。
例えば10グループにすれば、3時間停電の
半分位で済む勘定になる。

夜間は停電しない予定と当初聞いたから、
12時間、12グループで1時間くらいの停電を
シェアするのかなと想定した。それが
3時間となるから、ちょっと多いなと思った。



決定のいろいろ理由はあるんだろうけど、
ちょいと知りたいなと思う。

2)2006年 首都圏大規模停電

輪番停電は電力需要が供給を上回ると
広いエリアで停電する恐れがあるから、
それを回避するため。

ニュースでも報道が多かったから、
補足することもないかもしれないけど、
どんなことが起きるかは、2006年に
139万世帯が停電した事件を見て
おくといいかも。

旧江戸川を航行中のクレーン車が
架線を間違って切ってしまったヤツだ。
Wikipediaに詳しい(こちら


JRは自主発電をもっているので
殆ど止まらなかった。今回も
予備発電の設置度合が準備体制の
差になりそうだ。

3)自家発電

そうだ、我が家も発電機を買っとけば、
停電の数時間、そして今後の備えになる。
ホンダやヤマハの機械を調べ始める。

昔ツリーハウスや山小屋作りをしてた頃、
発電機を頂き重宝した記憶が蘇る。
簡単だしね。


でも留守の間は発電できない、って
致命的なことに気づく。昼間やからね。
ガソリンなり軽油などを原料とするから、
回しっぱなしで、家を離れるわけにはいかない。

自宅の場合電気が止まって困るのは冷蔵庫。
寒い時期だから、クーラーボックスならぬ
茶箱や発泡スチロールを使えばなんとか
なるやろう。
→冷蔵庫に入れっぱなしで
いいらしい。

大地震に対して

2011-03-12 | 環境
まずは、帰宅した話から。

友人宅で帰宅の方法を探す。
テレビ、鉄道各社のサイトから。

私鉄は始発から動いているし、
西武線など中には深夜中
運行させていたところも。

東海道新幹線は始発からで
たいしたもん。JR首都圏は
8時代から運転再開だが、まだまだ
動いたり動かなかったり。

会社等で一夜を過ごした人たちで
大混雑はみえているので、
友人と奥さんが新宿経由ではなく、
蒲田や大井町から逆方向に帰る
路線がよさそうと。

このあたりからツイッターが
威力を発揮。再開した南武線が
息ができないくらい混雑している
様子が伝わってくる。



10時過ぎにお暇して大井町→
武蔵溝ノ口→谷保で帰る。

南武線が空きだしたことが
ツイッターでわかったので、
武蔵溝ノ口から南武線で帰れた。

ずっと座れたので助かる。
昨日の徒歩がきいてて、
ももがパンパンだったからね。



家に帰ってほっとする。
小さな写真立てのガラスが
割れた位で、変わりはない。

地震で留守番の猫たちは、
嫁さんの帰宅時は隠れたり
甘えたりとナーバスだった
らしいけど、もうすっかり
落ち着いている。

テレビやネットで地震の様子を見ていた。の
被災地がどうだったのか、どうなったのか、
それを日本の人や世界人がどう感じているか。

911の爆破事件の時を思い出す。
甚大な被害、救命活動、
状況が刻々と変わっていった。

違いはネットによる情報や共感が
たちどころに伝わること。



発信したいことが、ささやかながら
2つあった。

まずは節電。原発をはじめとして
いくつかの火力、水力発電所が
停止している。東京電力のエリアでも
電力の不足の恐れがある。

政府、マスコミ、ネットが広く
呼びかけている中で、ネットで
ヤシマ作戦が盛り上がりつつある。
ツイッター→#84MA

照明も大切だけど、節電効果が大きいのは動力系
のエアコン、冷蔵庫、エレベーターなどだ。
それをFACEBOOKで、アナウンス。


中央電力のアドバイスはなかなか的確。

もうひとつが、余震情報を
おなじくFACEBOOKに載せた。

地震が断続的におこっているのが
不安になる。また大きいのが
どこかで起こったのではないかとか、
関東に近づいているのではとか。

テレビやネットではその都度、
地震速報を流しているけど、
体系的にしりたい場合に、
気象庁が本サイトとは別に
わかりやすいサイトをもっていた。



はやく地震発生がおさまることを
願うばかりだ。