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原子力発電撤廃のすすめ

2011-03-15 | 環境
福島原子力発電での事故が深刻化している。

詳しいことはわからないけど、
避難半径が徐々に拡大していった
ことでも、大事故になることが
防げなかったわかる。

20キロ圏外への避難は陸地の住民だけでなく、
海や空もだ。



海外政府の発表をみれば、日本からの
離脱勧告、渡航回避勧告など数多くみられる。

国際原子力事象評価尺度(INES)は
スリーマイル事故の「レベル5」を超え
上から2番目の「レベル6」に近く、
最も深刻なチェルノブイリ事故の
「レベル7」に達する可能性の指摘もある。

放射能の拡散も4号機は放射能が高くて
人は近づけない。。漏れが続いているのだろうか。
首都圏でも通常の20倍、40倍との発表がある。



現場では相当な努力が続けられてるだろうし、
政府も東電はじめ専門家による懸命な努力が
なされているのだから、敬意を表するし、
そこはまかせる。

いままでさんざん電気のお世話になってきた
わけで。ネットだ映画だって言っても電力がなくちゃ
動きはしなかったわけで。
3割ちかくが原子力発電によるものだって
今回知ったし、安く安定的に使えたことは感謝だ。



ただね、原子力による電力発電はここらで
やめてもいいのではと思う。
安全性のこともあるけど
なんか割が合わないって思う。

もともと放射能廃棄物が
安全になるまで数千年かかるから、
そのトータルなコストは結構高いと
言われてきた。

おまけに立地するための
住民理解のコストや人的手間は
双方ともに相当高い。

そして、地震のたびに放射能が
漏れてしまう問題だ。



いろんな叡智を結集しても
事故になる。もっと才能を
結集するという手もあるだろうけど、
ここらでやめた方がいいって思う。

今回の復興にむけても
放射能がいつまでも足を引っ張るのは
容易に想像がつく。

たとえば放射能を浴びた土地の野菜や
海の魚が売れるようになるには何年かかるのだろう。

ノルウェー、アイスランド、ポーランド、
イタリア等の国では原子力発電は行われていない。
ドイツは撤廃を目指している。

原発がないとすっきり安心する気がする。
後世に負荷を残さなくってすむし。

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