やまねこマッサージ

ねがうこと、ゆだねること

自然はコントロールできない

2011-03-14 | 環境
昼頃コンビニに郵便を出しにいくと、
オーナーが冷凍ケースに張り紙をしていた。
『電力供給不足で庫内の商品販売しません』

「あれ、停電やらないかもよ」
「いや、やりますやります」
「そうかなぁ、朝からやってないですよ」

お総菜やカップラーメンなどが軒並み
売り切れだった。近くのガソリンスタンドは
車が列をなしていた。



なじみの八百屋は相変わらずの活気。
「野菜は結構来てるね」
「関東から西は大丈夫。北はダメだね。
茨城も来ないから、イチゴが畑で毎日
赤くなってる」
「そりゃかわいそうだ」

店内で買い物客と。
「停電するのかしないのかわからないネ」
「うちの市は3つのグループにまたがってるから、
一日中停電なのかどうなのか」
「ホームページに詳しくって、見えます?」
「パソコンやりませんから。電話も通じませんし」

どうなるかの情報がないことが一番の不安、不満のよう。



近所の奥さんに挨拶する
「電気来てますね」
「来なきゃ来ないでなんとかなるものよ」
「そりゃそうだ。電車が止まったあの夜、
 歩きましたから」

「旦那も歩いたみたい。
それより学校が休みだから、子供達が
いて鬱陶しいわよ。彼等こそ歩けるのに」
主婦はたくましい。

梅がまだ咲いていて美しい。
シャラノキの新芽がふくらんでいた。



自然をコントロールできるとか
克服できるという考えはどうも無理っぽい。

耐震補強をしても、大津波には
なすすべもなかった。
原子力発電の事故のたびに想定を
こえたxx、と言われる。

人間の考えられる範囲って
遠大でもあるけど小さい。

近年自然火災の被害規模が大きくなっている
気がするが、地震もだ。


世界で起きた大きな地震

2004年スマトラ島沖地震はM9.2で20万人を越える死者。
2010年チリ地震はM8.8で死者1000人。
2010年ハイチ地震はM7.0だったけど31万人を越える死者。

ご冥福を祈る。