おもしろいと聞いていた
「劇場版 クレヨンしんちゃん」の
第9作『オトナ帝国の逆襲』2001年
第10作『戦国大合戦』2002年
をやっと見た。
アニメを集中してみる時期があって、
この2作も一緒にTSUTAYAで
借りてきたことがあった。
返却期限がきて、見ないで
返す羽目になって悔しかった時が
あったのに、またしばらく忘れて
いたから、いい加減なもの。
うわさに違わず、面白かった。
☆
『オトナ帝国の逆襲』は傑作。
「懐かしさへの郷愁」と「未来へ生きること」
が対決するというテーマが独創的。
万博や昭和の町並の再現シーンで
郷愁モードに入りまくっていたから、
それらの匂いを大事にする敵役の
イエスタデイワンスモアの二人組には
共感すら覚えてしまう。
でも、しんちゃんの両親が、郷愁モードから
今を生きようと戦う姿勢に転換するのも応援を
してしまう。
一家が家族団結して走ったり、逃げたり
する最後のシーンは記憶に残る。
特にしんちゃんが、赤い階段を登って
いくところのカット割りや、
フレーミングやしんちゃんの顔の崩れといった
見たことのない演出ぶりは今でも新鮮で堪能できる。
☆
『戦国大合戦』は武士の死と愛をテーマに挑み、
勇敢なのに女子には奥手という日本人が主人公で、
つっこみ役のしんちゃんによってキャラが立っていた。
冒頭でしんちゃんが、戦国時代の
草むらへいきなりワープするシーンは、
草の香りと広々した景色にぼくの身体が入っていく
感触が気持ちよかった。
両作品の監督は原恵一。
その後フリーになって作った
『河童のクゥと夏休み』2007年を今度みよう。
☆
「クレヨンしんちゃん」は中国のみならず
インドでも人気を博しているという。
アジアの人たちの心をつかみつつあるのだろう。
「劇場版 クレヨンしんちゃん」の
第9作『オトナ帝国の逆襲』2001年
第10作『戦国大合戦』2002年
をやっと見た。
アニメを集中してみる時期があって、
この2作も一緒にTSUTAYAで
借りてきたことがあった。
返却期限がきて、見ないで
返す羽目になって悔しかった時が
あったのに、またしばらく忘れて
いたから、いい加減なもの。
うわさに違わず、面白かった。
☆
『オトナ帝国の逆襲』は傑作。
「懐かしさへの郷愁」と「未来へ生きること」
が対決するというテーマが独創的。
万博や昭和の町並の再現シーンで
郷愁モードに入りまくっていたから、
それらの匂いを大事にする敵役の
イエスタデイワンスモアの二人組には
共感すら覚えてしまう。
でも、しんちゃんの両親が、郷愁モードから
今を生きようと戦う姿勢に転換するのも応援を
してしまう。
一家が家族団結して走ったり、逃げたり
する最後のシーンは記憶に残る。
特にしんちゃんが、赤い階段を登って
いくところのカット割りや、
フレーミングやしんちゃんの顔の崩れといった
見たことのない演出ぶりは今でも新鮮で堪能できる。
☆
『戦国大合戦』は武士の死と愛をテーマに挑み、
勇敢なのに女子には奥手という日本人が主人公で、
つっこみ役のしんちゃんによってキャラが立っていた。
冒頭でしんちゃんが、戦国時代の
草むらへいきなりワープするシーンは、
草の香りと広々した景色にぼくの身体が入っていく
感触が気持ちよかった。
両作品の監督は原恵一。
その後フリーになって作った
『河童のクゥと夏休み』2007年を今度みよう。
☆
「クレヨンしんちゃん」は中国のみならず
インドでも人気を博しているという。
アジアの人たちの心をつかみつつあるのだろう。
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