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ねがうこと、ゆだねること

サッカーW杯開幕と西村PK判定

2014-06-14 | その他
ちょっと忙しくって、ブログが遅れがち。それでもサッカーは
しっかり見てるのでw,途中日を飛ばして、サッカーのことを
書いておくね。数日後だと、気の抜けたビールになってしまう。

W杯初戦のブラジル対クロアチアも見たんだけど、西村雄一主
審の判定が世界で話題になってるね。1-1で拮抗していた後
半26分、クロアチアは反則でPKを西村主審にとられる。



ブラジルFWフレッジ選手がクロアチアのDFデヤン・ロヴレン
選手に倒されたプレーにPKの判定をしたのね。ロヴレン選手に
イエローカードを提示した西村主審は、クロアチアの選手たち
に詰め寄られ猛抗議を受ける。


この動画がいつまで見れるかは心もとないけど。

至宝(とかスーパースターとか、呼称がうなぎ登り!)ネイマー
ル選手が決めて、2-1と逆転し、流れが決定的になる。試合後
も西村審判に対して、クロアチア代表監督を中心に猛烈な批判が
展開されているのはご存知かも。

日本人が開幕戦で主審を務めるっていうのには、ちょっと誇らし
い気持ちにもなったし、こうして批判をいろいろ浴びると、ちょ
っと考えてしまう。



これに対して、穏健だけど本質をついた談話を読む。1988年フ
ランス大会(もうそんな昔かぁ)の2試合で笛を吹いたタイのピ
ロム・アンプラサート元主審は、PKの判定は決しておかしなも
のではなかったとGOALタイ版に語っている;

PKに関しては、彼にはあれを取る権利があった。ルールは
明確であり、規則通りに与えられたPKだ。エリア内で相手の
ボールキープを妨害すれば、接触が激しかろうと軽かろうと
PKを取ることができる。あとは審判の裁量次第だ。

審判の裁量権の範囲。サッカーほど審判の裁量が大きいスポー
ツはないのでは。1点とかせいぜい2~3点しか入らないのに、
主審の裁量で1点を与えることができる。

サッカーほどホームが有利なスポーツがないのも、主審の裁量
が大きいことに起因すると言われている。ホームが有利なのは、
サポーターの応援や選手が自宅から通えるとか、あまり影響し
ない。

その条件なら、他のスポーツでも同じだからね。審判員は意識
的か無意識的にかは知らないけど、身の保全というか、保身を
ちょっとだけはかって、ホームチームに有利な判定をすること
がときたま(もしくは、まま)ある。



この試合、逆のケースを考えてみればいいかも。もし西村主審が
クロアチアに有利なPKの判定をしたと。命の危険とまでは言わな
いけど、滞在中ろくろく散歩や外食だって、いやホテルの中だっ
て、安らかには過ごせないかも。嫌がらせだってありそうだし。

それが、いまの西村さんは、褒めらることがあるかどうかはわ
かんないけど、少なくとも快適なブラジルライフを送ることが
できているに違いない。勝手な妄想だけどw