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イーグルスファンの独り言 Philadelphia Eagles Fan Blog

フィラデルフィア イーグルス ファン ブログ

Weaverが戻ってくれば問題なし

2011-03-04 20:00:00 | イーグルス
 労使交渉が24時間延長した事は素晴らしい事です、契約交渉ではなく調停員の提案である交渉延長を受け入れるかどうかに24時間使うようですが、これで交渉延長に決まれば交渉を成立させる意思がお互いに有ると言う事でしょう。


 RB陣はエースに成長したLeSean McCoyが4年契約の3年目を迎え、Jerome Harrisonが拡大枠RFAでのミドルオファー中(労使成立と共にUFAになる可能性が有ります)Eldra BuckleyはEFAでのテンダーオファー中、ACLからのリハビリ中のLeonard Weaverは3年契約の2年目です。
 エースのMcCoyと4番手兼STエースのBuckleyは問題ないのですが、2番手Weaverの膝はACLだけでなく神経も切れていて回復が遅れていると言う噂が出ています(昔フェンスから飛び降りて膝の神経やって完治しなかったリターナーが居ましたねえ)チーム側はキャンプには間に合うと思う、こう言うスタンスなのですが怪我からのリハビリと言う点ではかなり甘く見た発表をするチームなので信用できません。
 そしてHarrisonはミドルオファーですし再契約の意思は低くないのでしょうけれど、UFAになった場合去年1年ほとんどプレイさせなかったのをHarrisonがどう考えているのかと言う点で再契約出来るか不安になります。
 Harrisonが出て行く状況になった場合にはFA市場に2番手3番手くらいのRBは山ほど出てくるでしょうからあまり心配しなくて良いと思います。問題はWeaverが担う予定のパワーバックの補充です。ランで5ヤード取れてパスが取れてブリッツを拾える、おまけにFBとしてリードブロックも出来なくは無い、こんな器用な選手は簡単には見つからないでしょう。開幕戦の怪我ですし、丸々1年時間は有りますからリハビリが完了していると思いたいです。
 Weaverのリハビリに問題が無いと考えていればドラフトでRBを指名する事はしないでしょう。実際Weaver抜きで1シーズン戦っていますし、McCoyが無事に過ごせばそれで問題ないのかもしれません。

 FBのOwen Schmittは2年契約の2年目になります。Weaverが戻ってきた場合にカットされる可能性は高いのでしょうけれどゾーンの切れ目に入る上手さはこのチームに合うFBだと思います。ボールを持って走れないFBでリードブロックもLBと潰れあう程度なのですけれど、なぜかファンから支持されています。Weaverと併用出来ると良いのですけれどKyle Eckelの扱いとかを見ているとFB軽視なのですよね・・・

Akeemにはオファー出して欲しかったのに

2011-03-04 03:02:00 | イーグルス
 労使が決まるまでFA市場が開かない、そして労使が決まれば去年のRFA拡大版にはならないと考えているのですが(時期によっては大量の移籍者を出さない為にRFA拡大版かもしれませんけれど)RFAへのオファーの期限が来ました。
 オファーを出さなかったのはNick Cole,Omar gaither,Jerome Harrison,Akeem Jordan,Sav Rocca,Ernie Sims,Reggie Wells,Antonio HarrisとEllis Hobbsになります。HarrisonとAkeemはローテンダーくらい出すと思っていたのですけれど、放出となりました。RB3番手を任せられるHarrisonとSTエースのAkeemはチームに必要だと思うのですけれどね・・・LBとしてはルーキー2人の成長を期待すれば大きな痛手にはならないでしょう。
 他にUFAになる選手は、Victor Abiamiri,Quintin Mikellになります。Mikellと再契約出来ずに期限切れになったのは大きなダメージになるかもしれません。
 
 トランジションオファーでのサインをしなかったDavid Akersも代理人がより高額の契約を求めているという話もあります。この歳で2.6ミリオンより上の長期オファーが来るとは思えないのですけれど、まあ引きとめる事は出来ますしFA市場に(ひも付きで)出すのも良いかもしれません。タグの契約はベースサラリーだけの出場給(ロスターに名前が有れば出なくても良いのですけど)なのでロックアウトされると無給、そこでサインボーナスを貰える契約が欲しいと言う事だと考えています。 


 Kevin Kolbの契約ですが、ベースが1.4ミリオン、ボーナスが5.4ミリオンと言う情報が有ります。ただ、これだとルーキー時のサインボーナス+ミニマムx4年の契約の最終年度のベースサラリーの30%までに引っかかる(ルーキーミニマムの4年目が1ミリオンも有る訳が無い)と思うのですけれど・・・


 QB陣の契約ですが、Michel Vickがフランチャイズタグの約16ミリオン、Kolbが約6ミリオンで共に1年契約、Mike Fafkaが残り3年となっています。
 労使の決着が付くかはこの際考えずに(シーズン全休はオーナー選手共にダメージが大き過ぎます)ポジションの事を考えると、VickとKolb両方をキープするのは無理と考えるのが普通でしょう。労使の枠組みに沿ってVickと契約組み換えをしたとしてもサインボーナスは大量に発生する訳で(キャップに余裕が出来ても)Kolbを残す事は難しいでしょう。そしてKolbをトレードに出すとしても、ドラフトまでにトレードが出来る状態にならなければQBニーズのチームはQBを指名してしまいますから、トレードの駒としての価値は下がると言う事になります。
 そして、その際にKafkaが2番手とは考えられませんし、FAで中堅QBを2番手として呼ばなければなりません。Kolbが市場に居るQBでトップクラスの評価を得ている事を考えれば2番手QBとして手に入るQBのレベルは高くないでしょう。Vickが30歳ですし将来を考える必要もあります。
 
 FA市場のQBで実績が有るのは30歳以上のベテランばかり、中堅と言える年齢の選手はスターターとして目が出なかった元1巡指名やバックアップ暮らしで出場経験が無い選手ばかりです。FA選手のリストを見て欲しいのはBruce Gradkowskiただ1人の状況ですし、Jeff Garcia復帰の可能性が出るかもしれません。その際にはKafkaではない若手QBを準備する事になるでしょう。


 追記します

 Jerome Harrisonに2巡指名権がもらえるミドル、Sav Roccaにローテンダーのオファーを出しました。Harrisonは元5巡指名なのですが、ローでも取られる事は無いと思うのですけれどね。Rocca引止めは当然でしょう、Akersも出るかもしれないのですから。

契約問題は先送り中

2011-03-03 18:41:00 | イーグルス
 コンバインも終わり、FA解禁日までに労使交渉がまとまる事は無さそうです。それでも、交渉が決裂してすぐにシーズンが行われないと言う事にはなりませんし、交渉は続いていきます。
 労使交渉がどういう形で進むのか、どういう形で決着するのかが分からない現状ですが、とりあえず去年同様の拡大版RFAオファーを出す事になっています。
 ルーキー時の4年契約を終えたStewart Bradleyは移籍時には2巡が貰えるミドルでのオファー(元々3巡指名なので一番下のオファーで3巡でも取られないとは思うのですけれどね)Max Jean-Gillesに一番下のオファーで移籍時には4巡が貰えます、FAルーキー出身のDimitri Pattersonには一番下のオファーで同額で引き止める権利を確保しました。
 PS暮らしが長くまだ2年目終了と言う立場のEldra Buckleyにもミニマムオファーを出しました、これは他所と交渉する事は出来ずおとなしくミニマムにサインするしかない(プロボウル級なら高額契約を求めてホールドアウトする事も出来ますけれど)オファーになります。
 ただ、ここら辺のルールもどうなるか分かりませんし、とりあえず現状のルールで出来る事をしていると言う事でしょう。

 
 今後高額のロスターボオーナスが発生するような選手が次々と解雇されています。うちで言えばKevin Kolbがそれに当たるのですけれど、トレードの駒ですしボーナスを支払う事になるのでしょう。現行の特別ルールにより、前年度より30%以上ベースサラリーを増やす契約延長が出来ない為(FA資格での再契約は別で契約が残っている状態での契約延長にのみ適用されます)ルーキー時ミニマムx4年でベースは0.6ミリオン程度のKolbにベースは0.9ミリオンでボーナスを大量に支払う形の契約延長を去年しました。今年は総額で6ミリオンを貰う事になっていたはずですから、ボーナスが5ミリオン程度どこかで支払われるのでしょう。

 
 Micheal Vickがフランチャイズ指名の1年契約でサインしました、16ミリオンを貰う事になります。これはベースサラリーなので、開幕しなければ支払われません。ロックアウトするならこのままでしょうし、労使交渉がまとまればそれに添った形での契約の再構成をするはずです。


 2年くらい前でしたか、コーチ見習いとしてチームに在籍していた地元Delaware大出身でアリーナで何年かプレイしていたQB Matt Nagyを選手として登録しようとしてコーチを選手にする事はルール違反と認められなかったのですが、そのNagyがオフェンスのコーチとして少しだけ昇格しました。intern>assistant>quality control coachと昇格してきたのですが、日本語にするとどれも見習いで良い様な気がします・・・初めてコーチと言う肩書きが付きましたし、コーチとして認められてきたと言う事なのでしょう。


3番手は誰になりますか

2011-03-02 09:34:00 | イーグルス
 最終日はDB、個人的に1番見ていて楽しいポジションドリルですが、仕事が入り途中離席となりました。

 1巡上位候補の2人Patrick PetersonとPrince Amukamara、大型でスピードが足りないのでは?と言う評価が有ったのですけれどそれを吹き飛ばす40ヤードでトップ10で消えるのが確定しました。15位くらいまで落ちてきたらトレードアップで取りに行くかもと期待していたのですが、手が届く前に消えそうです。
 3番手グループと見られているBrandon Harrisが5-9と1/2でサイズ不足で4.5程度、Jimmy Smithは6-2 211ポンドで4.46と評価を上げました。Aaron Williamsは6-0で4.55程度と評価を落としそうです。怪我で休んでいたRas-I Dowlingはポジションドリルには参加しなかったのですが40ヤード4.46と復活をアピールしました。
 ポジションドリルですが、Harrisは目立って良くは見えませんでした、21番に注目していなかったら目に留まらなかったでしょう。Smithは大柄な為か腰が高い印象、Williamsは素晴らしい膝と腰を持っている感じです。
 3番手争いの中ではSmithが良いと思いますが、プロデイの記録に一喜一憂する事になりそうです。まあ、ここでトレードアップしてOLとるのがAndy Reidなのですけど・・・

 ポジションドリルで目に付いたのはChris CulliverとMario Butler、6-0とサイズも有りますし上位で取らなかった場合に名前を思い出したいと思います。

 Sですが、5-9のAhmad Blackは膝も良く曲がってスピード機敏さも持っていそうですけれど、5-9のサイズは気になります。他の上位候補はCBと混ざっている為に仕方が無いのですがパスカバーのドリルでは見劣りしました。CBのヘルプカバーのような嗅覚はドリルでは分かりません。

 今年もオフシーズンのお楽しみの一週間が過ぎました。例年はこれが終るとすぐFAが始まるのですが、今年はそうなりませんし明日から何を書きますかねえ・・・・・・

パスラッシュDTは豊富みたいです

2011-03-01 09:02:00 | イーグルス
 実技3日目、DLと言っても330ポンドのNTから240ポンドのOLB/DEまでグループ分けの中で1番幅が広いグループになります。それが連続して同じ事をするのでどうしても軽くて速い選手が良く見えます。260くらいのDEと290くらいのDTは体格からして違うので修正はしているつもりですけれど、斜め後ろにカットを切りながらのドリルでは歴然とした差がでます。とはいえ、今年はDE/OLBはLB扱いになる事が多いようです、40ヤードで抜群に速いと噂のDontay Mochが6-1 248ポンドで4.44を出した以外は4.6後半の記録になっています。
 285以上のDT(3-4DE)の中で良く見えたのはMarcell Dareus、トップ5候補なので凄いのは当たり前なのですが、285ポンドでも左右に動いた時の膝の深さと腰の回転が250ポンド級の選手より遥かに良く見えました。
 他にも285-290ポンドくらいの3-4DE候補と見られる選手に動きの良い選手が多数居ましたが、4-3のパスラッシュDTとしてはちょっと軽すぎてコンバイン用の絞った体と実戦での300ポンドでの動きの差を予想するのは難しいです。うちは軽量の選手をバルクアップさせて使うのが好きですから(GM、DLコーチ共に入れ替えましたが)コンバインで285程度の選手で300まで増やしても動けそうなモーターの選手を探しているのでしょう。Jarvis Jenkins、Corey Liugetが良く見えました。

 DEは去年1巡補強して反対側はプロボウル級ですから1.2巡は無いでしょう。動きの良い選手の中で3-4巡程度の選手を探していたのですけれど良く見えるのは上位候補になってしまいます(1巡上位候補しか名前は知らないので、こいつ良いなと思ってから調べると1巡候補だった、と言う事が多いです)下位候補ではMarkus Whiteの縦への動きが良く見えました。

 LB部門もパスラッシュで縦に速いOLB/DEと横にカバーするMLBで動きの差が大きいです。次の戦術がDL強調型なのは間違いないでしょうけれど、LBやCBのブリッツを使うのかはまだ不明です。2010年はOLBに軽量機敏を求めましたが、この先どういう選手を欲するのかが分からないのでどこに眼をつけて良いのかも分からないです。
 OLBではLawrence WilsonとDoug Hogueが良く見えました、2人とも斜め後ろへのカット時の腰の回転が素晴らしくそこから前に出る切り替えの1歩目もスピードを感じます。
 トップ5候補のVon Millerはドリル全般平凡に見えました。無難に何でも出来る選手なのでしょうか、平均値より上で全部こなしているのにここが凄いと言う点を見つけられませんでした。

 MLBではGreg Jonesが良く見えました、横への動きが素晴らしくMLBとして真ん中に置きたいです。OLとCBを指名した次まで残っていないでしょうけれど。

 今日はいよいよ1巡指名の大本命CBのドリルです。バックペダルからターンしての全力疾走とバックペダルで腰を3回捻るドリル、これだけでCBの全てが分かったような気分になれます(1年後メモを見直すと全然的外れな結果に終るのですけれどね・・・去年Joe Hadenの腰が堅い、と断言してますから)