Bell降格

　PIT戦を終えて1日お休み、今日から練習再開です。

　まず、Mike Kafkaが左手の骨折で完治に2-3週間掛かるようです。左手なのでパスを投げる事は出来るので一部の練習には参加を続ける見込みです。
　この事でNick Folesがセカンドチームに昇格しました。基本的にサードチームではWR-DBでWRが有利なのですが、セカンドチームでPIT戦のような良い仕事が出来るのか次のNE戦が楽しみです。
　言い方が悪いですが、肩の強さに致命的な問題を抱え、これ以上成長する伸び幅が無いようにも見えるKafkaの練習時間を減らしてFolesに時間を与えると言う点で悪くない怪我です。
　Trent Edwardsも4番手で使う選手ではないですからあれくらいやるのは当然、と言うかあの程度なの？と思って見ていました。怪我で1年浪人していましたが、元BUFのエース候補ですし怪我と背中が怖い病を克服出来ればNFLレベルで通用する確率はKafkaより上でしょう。

　
　Demetress Bellがセカンドチームに降ろされてKing Dunlapがファーストチームに昇格しました。
　PIT戦のBellのプレイを見直してみたのですけれど、Michael Vickと組んだ6プレイでは怪我をした時にVickがステップアップして前が狭くなって手が当たったのですけれど、基本的にLTはまっすぐ抜かれないで後ろを回すように時間を稼ぐのが仕事で、今のQBは前に出ながら投げるので怪我したプレイもBellが悪いようには見えないですけれどねえ・・・
　Dunlapがセカンドチームで良い仕事をしたのかはまだ見ていませんが、どの程度の仕事が出来るかコーチは分かっているでしょうしDunlapよりもBellが下だったと言う事です。
　そして、この事は大問題です。FA戦線が始まってから放置され、Jason Petersの怪我を公表する前に急遽再契約する程度のDunlapに5年35ミリオンのBellが負けたのですから。
　試合よりも練習での評価を高く見る傾向のAndy Reidなのですが、PIT戦を見る限り即降格のようなプレイでは無かったですから練習でDarryl Tapp辺りに負ける事が多かったのでしょうかねえ。または、受け止めるよりも後ろに流すスタイルがVickの逃げ道を塞ぐ様になってしまうとか特殊な事情でもあるのかもしれません。