DLファーストチーム全滅

　練習再開となりました、この日も7対7のパスレーン練習とOL対DLの1対1、11人対11人を交互に行うのがメインでした。

　自慢のプロボウラー3人を擁するDLのファーストチームが全員練習場不能の緊急事態です。
　練習前に行われたAndy Reidの記者会見で脳内血管の手術をしたMike Pattersonの状態がどうなっているのかの説明は有りませんでした。
　月曜日の練習でACジョイント（鎖骨と肩甲骨と腕の骨を繋ぐ、肩のいちばん外側）捻挫の怪我をしたTrent Coleは練習を欠席しています。手術が必要と言うものではなく、数日で回復するのではないかと見られています。が、ACジョイントの怪我は結構長引く印象が有ります。まあ状況次第ですけれど。
　Jason Babinのふくらはぎは3週間程度完治に掛かる見込みで、プレシーズンゲームは全休の予定になりました。第4週には出れるのかもしれませんが、プレシーズン4戦目とレギュラーシーズン緒戦が同じCLEですし、使えても使わないでしょう。
　Cullen Jenkinsが今日の練習で怪我人軍団の仲間入りです。太ももを痛めて退場しました。MRI検査を受けるのですが、ハムは長引くのですよね・・・
　これでファーストチーム4人が見事に全員戦線離脱となりました。Jenkins退場後の練習ではBrandon Graham、Fletcer Cox,Derek Landri,Darryl Tappと並びました。これはこれでそこそこやれそうなメンバーなのですけれど、DLのパスラッシュがOLを破壊するのが前提のワイドナインでは力不足でしょう。
　Phillip Hunt,Vinny Curry,Cedric Thornton,Antonio Dixonのサードチーム、普通のチームならこの面子がセカンドチームでもおかしくないですし、うちのOLセカンドチームが弱いので良い勝負してました。怪我をしている影響も有るでしょうけれど、DixonよりもThorntonの方が良い、とレポートが有りました。Pattersonが居ない事になった練習初日はDixonがファーストチームに入っていたのに、いまや6番手です。

　
　Brandon Boykinがリターナーの1番手になっているようです。カバーチームを引き連れての練習をしないと本当のところは分からないのでしょうけれど、一番怪我の多いリターンはタックルまでやる本気の練習あまりしないですからねえ・・・
　去年のリターン成績の酷さを電話帳データで見ると去年よりは良くなるだろうとは思いますが大きな期待はしない方が良いでしょう。Dion Lewisが酷いだけでなく、DeSean Jacksonも平凡な数字しか残っていません。横に走ってロスが多かったから数字悪いのですよ。


　DLのファーストチーム4人の出遅れは痛いですけれど、デプスが厚すぎて練習時間が取れないサードチームの向上が有るならば結果オーライの可能性も有ります。ファーストチームの30代4人が回復すれば、の話ですけれど。