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8-8くらいのチーム(今年の対戦相手だと負け越しだなあ

2012-08-22 00:25:00 | イーグルス
 プレシーズンゲーム第2戦@NE戦は27-17で勝ちました。
 しかし、マンデーナイトゲームで次が現地金曜日、と言う事でNEはTom Brady以下ファーストチームを6-8人程度温存、第3戦を軽く済ます方針のうちとは噛み合いませんでした。
 
 主力を欠いて1軍半のNE相手に苦戦しました。ディフェンスではスクリーンにパスラッシュが空振りに終わり、DLは外に広がる分、LBが内側に固まるシステムではカバーしきれないフラットゾーンへのパスに苦しんでいます。リーグ屈指のTEコンビを欠いてこれでは、フルメンバーで同じ事をやられたら今日以上の失点を重ねていたはずです。
 WRがCBを縦に引っ張った後に開いたスペースを使われましたが、そこに駆けつけるのはOLBの仕事になります。SLBのMychal Kendricksはブリッツやタックルで画面に登場していましたが、WLBに誰が入っていたのか記憶にありません(チェックポイントのはずだったのに、まったく印象に残っていません)多分、スクリーンの時はあっさりブロックされて消えてしまったのでしょう・・・
 これでLBを広げればど真ん中のランが止まらなくなるでしょうし、ワイドナインを崩すにはこうすれば良い、と言う見本を見せ付けられました。

 レイトヒットを繰り返すDLにAndy Reidが怒鳴り付け、Cullen Jenkinsをにらみ合いになる場面が映し出されました。(JenkinsよりもReidの方が顔がかくて笑えたのですけれど・・・)チームとして上手くいっていないのを感じますし、裏を付かれている事への不満が溜まっているのを感じました。


 オフェンスでは、あっさりMichael Vickが退場しました。プレイアクションでフェイクモーションが終わった時には一人抜けてきて、どうにも出来なかった印象ですが、あんな所で怪我されてはエースとしてチームを託す事は出来ません。最初のプレイでも頭から飛び込んでいますし、怪我を減らすと称してポケットに留まっている意味がまったくありません。外に出る脚が売りなのに、ポケットに留まり。そしてポケット内で怪我されてはVickの価値はどこにでもいる肩が強いだけの判断が悪いQBでしかありません。

 2番手Nick Folesはルーキーらしいミスもありましたが、十分合格点のプレイを見せました。しかし、即エースには成れそうもありません、少なくとも今年はNFLのレベルを知る順応の年にするべきでしょう。
 Jeff Garcia以来久しぶりにレシーバーの前に落としてRACをリード出来るパスを意識するQBがチームに現れました。PIT戦でも感じましたが、この試合では何度も良いリードボールを投げています。
 欠点はポケット内での動きが悪い事、ステップアップするのかしないのかの判断・動き共に中途半端です。プレッシャーを受けたら素直に投げ捨てるのは悪くない判断ですが、ファーストターゲットを見すぎの印象も有ります。
 また、INTの場面ではミドルをハーフスピードで投げた結果ですし、INT未遂も同じような置きに行ったミドルをさらわれています。投げる気になれば速い球も投げれるのですから、山なりでなく直線でハーフスピードはNFLで通用し無い事に順応する必要が有ります。

 King DunlapとDemetrius BellのLT争いですが、どちらも悪くないプレイでした。Bellは間が悪いのか運が無いのか、投げ遅れの結果QBへのヒットを許したりしていましたけれど、Bellが酷いとは思いません。

 良かった選手はClay Harbor,Brandon Boykin(リターン、ニッケルとしては一歩劣ります)、Bryce Brown、Phillip Huntと言った所が目立ちました。
 悪かった選手はVick、WLBのスターター、Curtis Marsh、ですかね。

 NEのファンブルが無ければ(そして何でひっくり返ったのか分からないBrent Celekのファンブルがそのままだったら)負けていたかもしれません。フルメンバー対1軍半で互角以下だったこの試合はけっして今のチームが強く無いと言う事を実感するしあいになりました。