漁師さんのモーターボートは、桟橋にくくり付けられ、
チャポン、チャポンと揺れています。
そして、防波堤の砂浜にも、
まるで波で打ち上げられたかの様に、
モーターボートが何船か、
木の丸たんぼうで、止めてあります。
夏、海水浴の時、
子ども達は、この防波堤の砂浜に止めてある船に、
バスタオルやらサンダルやら、浮き袋などを置き、
裸足で海にかけて行きます。
海は広く、
でも、遠くの海面からも、
自分が置いたバスタオルやサンダルの船が分かります。
思いっきり!元気に!泳いで!遊んで!
そして、
船からバスタオルを取り、サンダルを履き、
浮き袋を抱えて帰ります。
防波堤の砂浜のモーターボートは、
まるで、子ども達の“ロッカールーム”です。
モーターボートは、いつも同じ場所に同じ船が止めてあり、
イタズラをしたり、壊したりする子供もいないので、
笑顔で、海辺で泳ぎ遊ぶ子ども達を見つめています。
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