ちいチャン物語

きまぐれブログ。
絵のない絵本のような、小さい物語です。

Play back ちいチャン物語(217)竹の水鉄砲

2017年08月31日 20時04分21秒 | 日記

大きいお兄さんには、兄弟がいます。

兄弟は、とても仲が良くて、

よく一緒に遊んでいます。

そして、手作りのオモチャがとても上手です。

ある日、

大きいお兄さんは、兄弟で水のかけっこをして、遊んでいました。

みんなびしょびしょに濡れています。

大きな声で笑ったり、追いかけたりしています。

(なんだろうなぁ。)

と、ちいチャンが見てみると、

手に手に、竹の水鉄砲を持って、

追いかけまわしているようです。

竹の水鉄砲は、とても勢いよく水が飛び出して、

とても遠くまで飛んでいます。

男の子同士で遊んでいるので、

ちいチャンは、少し離れた所から見ていました。

でも、

ちいチャンは、水鉄砲をやってみたいなぁ、と、

じーっ!と、ずうーっと!見ていました。

すると、

大きいお兄さんがちいチャンに気がついて、

近づいて来ました。

そして、

「ちいチャンも、やってごらん。」

と、言って、

手に持っていた、竹の水鉄砲を渡してくれました。

それは、ちいチャンには少し大きくて、少し重いでした。

大きいお兄さんが、水を入れてくれました。

でも、水が入った水鉄砲は、また少し重くなって、

ピュッー!と、水を出すのが難しいです。

ちいチャンは、のろのろのろのろと押すと、

水は、ピションと小さく飛びました。

 

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Play back ちいチャン物語(216)編み物上手なオバチャン

2017年08月30日 19時38分33秒 | 日記

ちいチャンの近所に、編み物が上手なオバチャンがいます。

オバチャンの家には、

エレクトーンみたいな編み機があります。

オバチャンはいつも、ジャー!ジャー!と、

機械を動かし、

魔法のように、セーターを仕上げていきます。

オバチャンは、

古くなったセーターや、小さくなったセーターを、

ほどいて洗って、新しいセーターを作ります。

時々、ちいチャンは、オバチャンの手伝いをします。

それは、着なくなったセーターをほどく時です。

セーターは、ほどいたら、巻き取らなくてはいけません。

ちいチャンは、ヒジを曲げて両腕を立て、

オバチャンがほどいた毛糸を巻き取って行きます。

毛糸は、ちいチャンの腕に輪のように巻かれ、

どんどんと増えて行きます。

セーターをほどき終わると、今度は、

ちいチャンの手から、毛糸を外さなければいけません。

オバチャンは、輪になった毛糸の数か所を、

余った毛糸で縛り、ちいチャンの腕から取り外しました。

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Play back ちいチャン物語(215)マムシ酒

2017年08月29日 18時56分52秒 | 日記

大きいお兄さんの家のお父さんは、

お酒が大好きです。

お酒を飲むと、

ほっぺたと、鼻のてっぺんが赤くなります。

大きいお兄さんの家には、

“マムシ酒”があります。

生きたマムシを捕まえて、お酒に漬けたようなのです。

大きいお兄さんの上のお兄さんが、

台所から、“マムシ酒”を持って来て、

見せてくれました。

マムシは、一升瓶の中で、とぐろを巻いて、

頭は、瓶の上の方を向いていました。

そして、そのマムシは、

日本酒の中に、どっぷりと漬かっていました。

「ちいチャン、飲むか?」

と、冗談で、

酔っぱらった大きいお兄さんのお父さんが言いました。

大きいお兄さんのお父さんは、

“マムシ酒”をコップに注ぎ、飲み始めました。

なんだか、

身体にいいんだと言っていました。

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Play back ちいチャン物語(214)大きいお兄さんの家の大きいおばあさん・その2

2017年08月27日 19時52分01秒 | 日記

ある日、

ちいチャンが、大きいお兄さんの家に行くと、

大きいお婆さんが、ひとりでお茶を飲んでいました。

大きいお婆さんは、

「上がりなさいょ。」

と言ったので、

ちいチャンは、玄関で靴を脱ぎ、

大きいお婆さんの横に座りました。

大きいお婆さんは、お茶をすすりながら、

昔、自分が病気をした時の事を話し始めました。

大きいお婆さんは、病気で胸を取ったらしいのです。

ちいチャンは、病気の事はよくわかりません。

でも、うん、うん、と聞いていました。

大きいお婆さんは、

「ほれ!」

と言って、着物の前を開けて、胸を見せました。

大きいお婆さんは、いつも着物を着ているので、

胸の大きさは分かりません。

着物を開いて見せた大きいお婆さんの胸は、

平らで、少しひきつっていました。

大きいお婆さんは、

「胸、切ったんだぁ。」

と、小さくつぶやきました。

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Play back ちいチャン物語(213)大きいお兄さんの家の大きいお婆さん

2017年08月26日 20時13分14秒 | 日記

大きいお兄さんの家には、大きいお婆さんがいます。

大きいお兄さんの家の、大きいお婆さんは、

時々、おじいちゃんの所に、お茶を飲みに来ます。

大きいお婆さんは、おじいちゃんに挨拶をした後は、

余りおしゃべりさんではないようです。

おじいちゃんも、余り話す方ではなく、

でも、放っておいたり無視をするというのでもありません。

おばあちゃんが居ない時は、

ちいチャンが、大きいお婆さんに、お茶を入れてあげます。

そして、

ちいチャンが、大きいお婆さんの話し相手になります。

ちいチャンは子供なので、

気の利いたおべんちゃらや、

話の間を持たせようという技術を持っていません。

だから、

大きいお婆さんに、聞かれた事の返事だけをします。

そして、しばらくすると、

大きいお婆さんは、会話の無い会話に満足したかのように、

「いやいや、ご馳走様。」

と言って、帰って行きます。

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Play back ちいチャン物語(212)波で削られる川辺の砂

2017年08月23日 19時57分02秒 | 日記

ちいチャンの町には、

海へと流れ込む川があります。

この川には、

山から流れてくる水と、

海から押し寄せる波とが、

ぶつかり合う場所があります。

それは、ちょうど橋の下になっています。

橋の横の階段を下り、砂浜に降り立つと、

橋の幅ほどの川が、海へと広がって行きます。

川の水は、とてもキレイで澄んでいて、

所どころに、湧き水が出ている所があります。

山から流れてくる水と、

海から押し寄せる波とがぶつかる所は、

地面の砂が削られて、

断崖絶壁の様な風情をかもし出しています。

この砂を、知らずに歩くと、

ズボッ!と、足を取られて靴がびしょびしょに濡れてしまいます。

子供たちは、この場所が好きで、

地面のもろい砂に、

そお~っと、足をかけて、押し崩し、

川へ、ぽちゃんぽちゃんと落とします。

数センチから30センチぐらいの高さなので、

すべって落ちても、お尻が濡れる程度の深さです。

子供たちの足によって削られた砂は、

翌日には、また新しい絶壁を作り出します。

山からの水の量や、波の強さによって姿を変える川の幅。

そして、形や高さを変える川辺の絶壁。

川沿いを、砂を崩して歩いても、

翌朝には、新しい川辺が出来ています。

 

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Play back ちいチャン物語(211)自然体

2017年08月21日 19時21分00秒 | 日記

ちいチャンの町の家は、家族がいっぱいです。

オジイチャン、オバアチャン、

おとうさん、おかあさん、

おにいさん、おねえさんが数人。

そして、

どこの家も、広くて大きいです。

子供たちは、玄関から奥の部屋まで、

全力疾走で走れるほどです。

家の中で、鬼ごっこも出来ます。

だから、身体も機敏で、すばしっこいです。

川を飛び越え、

海で泳ぎ、

山をかけあがり木に登り、

飛んだり、跳ねたり、走ったり、

子供たちの身体は、

毎日の生活の中で、

元気に、丈夫に育って行きます。

そして、家の中は笑いが絶えません。

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Play back ちいチャン物語(210)町の病院

2017年08月19日 19時41分09秒 | 日記

ちいチャンの町には、町立の病院が1件あります。

お医者さんや、看護婦さんは、そう何人もいません。

看護婦さんは、

ケガ人の手当をします。

注射をします。

注射器を、四角い蒸し器のような物に入れて、消毒をします。

包帯は、洗って診察室の隣の部屋に干してあります。

お医者さんの横には、

消毒液の入った洗面器が置いてあり、その下にタオルがかけてあります。

そして、診察室は、白い布で覆われたつい立てがあります。

つい立ての奥にはベッドがあり、

そこで手当をしたり、注射をします。

注射の液は、ガラスのアンプルに入っていて、先が長いです。

看護婦さんは、ヤスリのようなもので、アンプルに傷を付け、

先端を、ポキッと折ります。

そして、

注射器で、中の液を吸い取り、それから針を付けました。

ちいチャンは、注射が嫌いなので、

看護婦さんの行動を、いつもじっと見ています。

 

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Play back ちいチャン物語(209)街の“靴磨き屋さん”

2017年08月18日 19時19分48秒 | 日記

ちいチャンが、街に出て、

かかとのそして、別の靴磨き屋さんの前では

高い靴を履くようになった頃、

ちょっと悩み事がありました。

街には、あちらこちらにマンホールがあって、

小さい穴が開いています。

網目状になっているマンホールもあります。

朝の通勤ラッシュの時に、

人ごみに急かされながら歩いていると、

靴のかかとが、マンホールの穴に入って、

ヒールの底が、スポッ!と取れてしまうのです。

これは、ちいチャンだけではない様で、

街の信号待ちの横には、

ずらりと、「靴磨き屋さん」が並んでいます。

靴磨き屋さんは、靴を磨いたり、靴の修理をします。

靴磨き屋さんの前で、バリッ!とスーツを着た紳士が、

片足を台に乗せ、靴を磨いてもらっています。

そしてその隣では、

イスに腰掛け、靴を直してもらっているお姉さんがいます。

ちいチャンは、丁度、この靴磨き屋さんの目の前で、

ヒールの底が取れてしまったので、

靴を脱いでピヨンピョンと跳ねながら、

靴磨き屋さんの前に行きました。

ちいチャンは、靴のかかとを見せました。

「靴磨き屋さん」は、ちいチャンの靴のかかとを見ると、

四角い台紙のような物の上に靴を置き、

ペンで、ぐるりと型を取りました。

それから、ノミとカナヅチで、型を切り取りました。

そして、ちいチヤンの靴を裏返し、足型の台にはめ込み、

接着剤でかかとを貼り付けて、

小さな釘で、トントントンと止めました。

ヒールの底が、きちんと合っているかどうか確認をして、

はみ出ててる部分を、刃物で削り取りました。

5分程で出来る早わざです。

靴磨き屋さんのおかげで、ちいチャンは、

靴の底がすり減った時に、取り換えてもらったり、

靴の先がぱかぱかと、剥がれそうになった時に、くっ付けてもらったり、

ヒールが折れた時に、直してもらったり、

と、お気に入りの靴は、いつまでも履く事が出来ました。

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Play back ちいチャン物語(208)内緒のお水

2017年08月16日 19時14分39秒 | 日記

ある夏の日、

お腹がすいていたちいチャンは、

戸棚に入っていた「おにぎり」を食べました。

少し変な味でしたが、

お腹がすいていたので、食べてしまいました。

すると、

夜中に突然お腹が痛くなり、

下痢と嘔吐に見舞われました。

驚いたおばあちゃんは、

おじいちゃんに時々、

往診に来てくれるお医者さんに電話をかけて、来てもらいました。

お医者さんは、

昼間に食べた「おにぎり」にあたったのだと言いました。

そして、

「何も食べさせたり、飲ませたりしないように。」

と言って、帰って行きました。

ちいチャンが、

「のどが渇いた。」

と、言っても、

おばあちゃんは、我慢しなさいと言うばかりです。

おばあちゃんが、眠りに入った頃、

ちいチャンは、外にあるトイレに行きました。

そして、ふと、外の水道が目に入りました。

ちいチャンは、とてものどが渇いていたので、

外の水道で、水をたくさん飲みました。

外の水道は井戸水で、冷たくて身体にしみて行きます。

井戸水で、身体も心も癒されて、

布団に入り、ちいチャンは、深い眠りに落ちました。

翌朝、

昨夜の出来事が嘘のように、

ちいチャンは、とっても元気になりました。

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Play back ちいチャン物語(207)魚屋さんに売っている魚

2017年08月14日 17時30分12秒 | 日記

ちいチャンは大きくなって、街で生活を始めたある日、

(魚が食べたいなぁ。)

と、思いました。

それで、ちいチャンは、魚を買おうと魚屋さんに行きました。

魚屋さんの店の前には、

ザルに盛られた魚が、所狭しと並べられていました。

店の前からは、大きな声で、

「よってらっしゃい!買ってらっしゃい!」

と、元気なオジサンの声が聞こえます。

元気なオジサン周りには、人だかりが出来ていて、

ちいチャンも、そお~っと後から覗いてみました。

オジサンの声に誘われて、気持ちが楽しくなりました。

でも、店先の魚を見て、

ちいチャンはビックリしてしまいました。

魚屋さんに売っている魚は、

みんな死んでいるのです。

ピチピチピチピチ跳ねていません。

おばあちゃんは、

いつも桟橋で、生きのいい生きたままの魚を買って来て料理をします。

おばあちゃんの買って来る魚は、まな板の上でピチピチピチピチ跳ねています。

魚屋さんに売っている魚は、ピクリとも動きません。

(死んだ魚を買うのはイヤだなぁ。)

と、ちいチャンは思いました。

仕方なくちいチャンは、とぼとぼと店を後にしました。

ちいチャンは、

ふぅ~、とため息をつきながら、

(おばあちゃんの魚が食べたいなぁ。)

と、故郷が恋しくなりました。

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Play back ちいチャン物語(206)東京オリンピックが始まった日

2017年08月13日 18時38分04秒 | 日記

東京オリンピックが始まった日、

おじいちゃんとおばあちゃんは、

ずっとテレビを見ています。

ずっとテレビの前から離れません。

話す話題は、オリンピックの事ばかりです。

ちいチャンは、つまらなくて、

外に出てみました。

外は、シーンとしていて、

店先に、オバチャンの姿は無く、

桟橋に、漁の網を繕う漁師さんの姿も無く、

防波堤に腰かけて、タバコを吸うオジイサンの姿も無く、

いつもは、お茶飲みに歩くオバチャンの姿も無く、

まるで町から、人が消えたようでした。

いつもは楽しい海沿いの道が、

今日はひとりぽっちの散歩道。

ふと後を振り返っても、

ヒューと、風が髪を吹き抜けるだけでした。

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Play back ちいチャン物語(205)納豆

2017年08月12日 21時22分14秒 | 日記

ちいチャンは、ピーマンが嫌いです。

スパゲティに入っている、

小さな、小さなピーマンも、

ひとつずつ、取り除きます。

ある日、ちいチャンは、

お友達の家に泊まる事になりました。

家族みんなでわいわい楽しい夕食を過ごし、

布団の中で、おしゃべりをする楽しい時間を過ごしました。

翌朝、

お友達のお母さんが、

「ちいチャンは、納豆は好き?」

と、聞きます。

ちいチャンは、納豆が大好きなので、

「うん!」

と、答えました。

でも、出て来た納豆に、

ちいチャンはビックリしました。

お友達の家の納豆には、

細かく刻んだピーマンが、

ネギの代わりに入っているのです。

ちいチャンは、心の中で悩みます。

(納豆が、ベタベタくっつくから、ピーマンを取るのは難しいなぁ。

納豆と同じぐらいピーマンが入ってるなぁ。

納豆、好き!って言っちゃったから、どうしよう。)

お友達も、お友達のお母さんも、キラキラした目で見ています。

仕方がないのでちいチャンは、

覚悟を決めて食べる事にしました。

納豆は、ピーマンで、シャリシャリします。

なんだか、緑の葉っぱを食べている味がします。

ちいチャンには、

楽しい夕飯に反して、つらい試練の朝ご飯でした。

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Play back ちいチャン物語(204)知らなかった3つの野菜・その3

2017年08月11日 19時13分13秒 | 日記

ある日、ちいチャンは、

料理の本を見ていました。

そこには、調味料や野菜の材料が書いてありました。

「塩、コショウ、鷹の爪」

と、書いてあります。

(鷹の?爪?)

料理に鷹の爪を入れると書いてあるので、

ちいチャンは、不思議な気がしました。

ある日、

街の八百屋さんで、

「鷹の爪」を発見しました。

でも、それは、

赤い唐辛子に似ています。

「鷹の爪」は、本当に鷹の爪のように、

鋭く先がとがっていて、丸くカーブを描いています。

ちいチャンは、

(鷹の爪の本物を見るのは、初めてだ!)

と、鷹の爪に視線がくぎづけです。

(鷹の爪って、唐辛子に似ているんだなぁ。)

と、ちいチャンは思いました。

 

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Play back ちいチャン物語(203)知らなかった3つの野菜・その2

2017年08月10日 19時24分33秒 | 日記

ちいチャンは、街の八百屋さんの店先で、

不思議な野菜を見つけました。

ザルに乗ってるその野菜には、

「キヌサヤ」と書いてありました。

その野菜は、「キヌサヤ」という名前のようでした。

でも、

おばあちゃんが言う「えんどう豆」に似ています。

おばあちゃんが作る味噌汁の、「えんどう豆」と似ています。

ちいチャンは、

「キヌサヤ」という野菜は初めてです。

(えんどう豆みたいなキヌサヤだなぁ。

キヌサヤって、どんな味がするのかなぁ。)

と、上から横から斜めから、

じっ!と、キヌサヤを見ています。

えんどう豆と、そっくり双子のキヌサヤは、

(どうやって食べるのかなぁ。)

と、ちいチャンは思います。

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