ちいチャン物語

きまぐれブログ。
絵のない絵本のような、小さい物語です。

ちいチャン物語(110)『台所の水がめ』

2014年01月17日 17時08分38秒 | 日記

ちいチャンが小さい頃、台所に釜戸があり、その横に水がめがありました。
水がめは四角い形をしていて、周りは四角の小さなタイルで囲まれていました。
水がめの上には、お風呂の蓋のような蓋がかぶせてあります。
蓋の上には、水まきをする時に使うような柄杓(ひしゃく)が置いてあります。
水がめは、非常用に水を汲んで入れてあるようでした。
時々、おばあちゃんは、柄杓で水を汲み、台所の洗い物に使います。
中の水を使い切ると、おばあちゃんは、水がめ用のバケツに水を汲んで運び、
水がめの中に入れます。
バケツは大きいので、とても重そうです。
バケツひとつでは、水がめは一杯にはならないので、おばあちゃんは、何度も水
を汲んで運びます。
非常用の水なので、水がめの中にはいつも、きれいな水を入れておかなければ
いけないようでした。
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1 コメント

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教えてください (みー)
2014-02-11 12:40:28
水がめとひしゃくがいつからいつまで使われていたのか教えてください。

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