ちいチャン物語

きまぐれブログ。
絵のない絵本のような、小さい物語です。

Play back ちいチャン物語(301)デパートでアルバイト・その2

2017年12月23日 18時21分26秒 | 日記

ちいチャンは、学生の時にアルバイトをしました。

この日の場所は、デパートです。

そして、

ちいチャンが配属された場所は、

「子供の下着売り場」でした。

ある日の事でした。

ちいチャンのおばあちゃんと同じくらいの年のおばあさんが、

売り場にやって来ました。

そして、

前日に買った下着が小さかったので、

取り換えて欲しいと言います。

おばあさんは、男の子のお孫さんの為に、

白いブリーフを買った様でした。

ちいチャンは、取り換えられるかどうか分からなかったので、

係のお姉さんを呼んで来て、事情を話しました。

おばあさんは、一生懸命にお姉さんに、説明をしています。

お姉さんは、優しい態度で接して、交換を了承しました。

おばあさんは、おじきを何度もしながら帰って行きました。

ちいチャンは、

返品になった白いブリーフを、元の場所に戻す様にと、

お姉さんから言われました。

だから、ちいチャンは、

白いブリーフをたたもうと、いったん広げました。

すると、

白いブリーフに、チョットだけシミが付いていて、

そして、

ちぢれた黒い毛が、一本付いていました。

お姉さんとちいチャンは、

(おばあさんは、年頃の男のお孫さん用に、小さい子のブリーフを買い、

直接履かせてみたのかしら?)

と、目と目を見合わせて、思いました。