ちいチャンは、学生の時にアルバイトをしました。
この日の場所は、デパートです。
そして、
ちいチャンが配属された場所は、
「子供の下着売り場」でした。
ある日の事でした。
ちいチャンのおばあちゃんと同じくらいの年のおばあさんが、
売り場にやって来ました。
そして、
前日に買った下着が小さかったので、
取り換えて欲しいと言います。
おばあさんは、男の子のお孫さんの為に、
白いブリーフを買った様でした。
ちいチャンは、取り換えられるかどうか分からなかったので、
係のお姉さんを呼んで来て、事情を話しました。
おばあさんは、一生懸命にお姉さんに、説明をしています。
お姉さんは、優しい態度で接して、交換を了承しました。
おばあさんは、おじきを何度もしながら帰って行きました。
ちいチャンは、
返品になった白いブリーフを、元の場所に戻す様にと、
お姉さんから言われました。
だから、ちいチャンは、
白いブリーフをたたもうと、いったん広げました。
すると、
白いブリーフに、チョットだけシミが付いていて、
そして、
ちぢれた黒い毛が、一本付いていました。
お姉さんとちいチャンは、
(おばあさんは、年頃の男のお孫さん用に、小さい子のブリーフを買い、
直接履かせてみたのかしら?)
と、目と目を見合わせて、思いました。