一生

人生観と死生観

もし訴訟を起こすとしたら

2009-10-25 21:32:51 | 哲学
10月25日 晴れ後曇り
 頭の中の立ち上がり消えてまた立ち上がる想念。君はもし生涯最後の大仕事として訴訟を起こすとしたら、どうする?常識人なら訴訟でなく別の手段、例えば政治的手法などを採用し、結果として安上がりの妥協などで終る、その手法でよしとするかも知れない。相手を困らせるだけなら訴訟のほうが効果的だが、新聞人を味方につける必要があり、相手の出方も見なければなるまい。個人対個人の場合と違い相手が大きな組織のトップの場合はさっぱり困らないとすると、騒ぐだけ損なのはこちらだ。馬鹿馬鹿しいとなり、考慮に値せぬか?勇気と向こう見ずの暴勇は異なる。アメリカ型の訴訟社会に向かいつつある日本ではあるが、節度を知る人間になれと教えている立場からは、訴訟は余り誉めたことではない。
 妄念を助長するより健全な良識をとるべし。