一生

人生観と死生観

インフル予防接種の無駄遣い

2009-10-04 22:42:31 | 哲学
10月4日 晴れ
 東京で会合。予防接種改革記念の集い2009は最終回。インフルエンザ予防接種は効果に乏しいことは明らかだが、世の中はどんどん新型インフルエンザの出現に脅かされてワクチンに頼る愚行をやろうとしている。予算の無駄使いだ。このことをあらためて確かめる思いであった。公開座談会ではメンバーすべてがワクチン推進者の不見識に呆れていたが、彼らのいわば横車に正論が通らないもどかしさを感じているのであった。学会の中枢が真理に背くこの暗黒時代ー大袈裟と思う人は思うがよい。しかし被害者がいて、その人たちが恐れずに物言えば、いつかはこの黒雲も払われるときが来るに違いない。今までの経過でこのワクチンは見向きもされぬ時期があったが、推進派の巧妙な巻き返しが成功して、見境もなくすべての年齢層にワクチンが接種される。副作用に苦しむ人が出るに違いないが、そんな少数者は金を出しておけば黙るだろうと言う政策はまったくいただけない。民主党の大臣まで巻き込まれる情勢は遺憾だ。