一生

人生観と死生観

反ギャンブル的生活の中で

2009-10-21 22:06:35 | 哲学
10月21日 晴れ
 人は競争心を持ち勝敗にこだわる。それが人間の本来の性情で、これによって社会は進歩してきたが、一方でこのために無駄な時を費やすことにもなる。一番問題なのはこれに金を賭け、昂奮をいっそう拡大するギャンブルにふけることである。こうなるともはや不健全もいいところだが、少しはそんな誘惑に乗ってみたい心情も人間の中にあることは事実のようだ。はまり込むと大変なことになるが、悪戯ごととして一寸やってみるという若者もいるようだ。競馬や宝くじは公認のギャンブルだ。麻薬に手を出すよりはましだろうが、溺れると身をほろぼす。
 幸いわが家はそんなことには程遠い。面白味はないがそれで成り立っている生活だからよいとしているが、刺激を求める人たちには大いに不満であろう。幸せと満足は必ずしも重ならないものだ。