一生

人生観と死生観

理由なき殺人

2008-03-27 14:42:12 | 哲学
3月27日 晴れ
 お腹の調子が悪くなったのでほとんど昼食抜き。明日の東京出張の準備。
 さて世の中は大変なことが続けさまに2件起こる。土浦の東京よりの常磐線の駅荒川沖にあらわれた殺人犯が手配中の警官たちを尻目に、通勤通学帰りの客たちに無差別に発砲、8人ばかりに命中、1人死亡、他は怪我。もう1件は高校卒の18歳の青年が、進学を反対されて、家出、新幹線で倉敷に来て、駅のホームで電車に乗ろうと待っていた人を線路に突き飛ばし、その人は電車に轢かれて死んだ。どちらも死傷した人は犯人と何の関係もない。いわば犯人の気晴らしのための犠牲者である。日本の若者の一断面が現れているようだ。後者の事件の報道の新聞見出しに、「誰でもよかった」とある。
 いやはや、想像力の欠如、他人の苦しみへの思いやる心の消滅。どうなるのだろう。日本の前途。平和は良いが、長く続くと平和に慣れた者の中からこんな人間が出る。自由は大切だが、犯罪を犯す自由はお断りにしたい。