一生

人生観と死生観

太田総理京大に登場

2008-03-26 16:38:38 | 哲学
3月26日 曇りのち小雨
 昨夜、テレビに登場した太田総理の京大での対話的番組みが面白かった。京大は自由な学問の府を目指して特色ある研究を進めている人ガ目だっている。そこへ乗り込んだ太田が何を話し、何を求めるのか、注目の的であった。
 すれ違いもあり、平行線、堂々巡りかと思われるコマもあった。しかしいくつかのことは心に残った。
 象牙の塔の学問を一般人に理解してもらえるように学者は最大限の努力をすべきだ。努力をしても素人に分からせることはほとんど無限の時間を必要とし、実際上無理だ。いやそれだからこそ上手な説明がいるのだ。
 東大では大学紛争の頃だたので勉強はできなかったが、学問以外のいろいろな経験を積みそれがかえってためになった。教員として京大に来て学風の違いを感じ、たいへんよかったと思っている。
 独創的なことはよいが、孤立することになるのがこわい。
 その他いろいろあり、太田の頭の良さと、物事を突き詰めてゆこうとする熱心さを感知した。日本の芸人の中に独自なものが生じつつある。独創的といってよいのかとにかく時代の進歩を思わせる番組みであった、