おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

中国深圳は近未来都市だった… 科学技術ですっかり置いていかれたニッポン国

2021年12月01日 | Weblog

二度寝して目覚めたら午前7時を回っておりました。

ただいまの気温はプラス6度で、ざぁざぁ雨降りのお天気。

デッキに残っていた雪は融けて屋根の雪もきれいさっぱりなくなった。

ですが夕方からは雪で吹雪くそうな。

いやはや、困ったお天気です。

そんなこんなの昨夜、

録画してあったNHKスペシャル「実験都市 深圳」を拝見した。

中国のハイテクベンチャー企業、凄いことになってます。

深圳市、映像で見る限り、まさに21世紀の近未来都市だった。

翻ってニッポンはというと、東京ですら、すっかり遅れた中進国の都市って印象さえしてくる。

深圳では、公共のバスやタクシーはすべて電気自動車。

しかも運転手のいない無人のタクシーまで走っておるのだ。

2000年代まで「コピー商品」を作り続けていた怪しい街は、いまや世界の先進都市と化したのだからあ然とした。

ニッポンのアニメ「どらえもん」に触発された33歳の社長が率いる「ドラボット」は先進ロボットの会社だ。

人海戦術の旧態然とした国営企業を、近代的な企業に変身させようとしておった。

7年前に創業した別の会社の主力商品は「スマートヘルメット」だった。

これは凄い。

自転車と連動し、ヘルメットの後部から右折左折のサインやブレーキのLEDが灯る。

強い衝撃を受けると、登録した携帯電話に位置情報とSOSを伝えるというのだ。

ご当地スキー場でこのヘルメットを装着して、スキーパトロール隊事務所の携帯電話と連携すれば、コース外の山岳スキー・スノボで大活躍だ。

ビーコンなんぞという面倒なものを装備しなくても、このヘルメットさえ装着すれば、木に激突しても、雪崩で遭難しても、ただちに位置を特定して救助できる。

凄いです。

いまだに山岳遭難でビーコンを推奨するなんぞは、まったくもって時代遅れだ。

そして、いずれの会社も、中国共産党政権が進める「戦略的に科学技術の力を強化する」路線にのっとったもの。

なんとも嫌らしいけど、その一方、ニッポンは科学技術で「中国から数十年遅れ」になったのではないかと愕然とした。

考えてみれば、中国が有人宇宙飛行している時代だった。

ニッポン国、あらゆる分野で置いていかれ、苛立つネトウヨが「嫌中」と騒いでもせんないことだとしみじみいたしました。

残念な国と化したニッポン国は立ち直ることができるんだろか???

そんなこんな、大いに心配になるニセコのおぢなのでした。


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