読書など徒然に

歴史、宗教、言語などの随筆を読み、そのなかで発見した事を書き留めておく自分流の読書メモ。

周期は46日?

2010-04-25 09:50:46 | 新聞

今年になって世界各地で地震が頻発している。
ハイチでM7.0(1/12)、チリでM8.8(2/27)、中国ではM7.1(4/14)
これらの発生した日付の間隔は、ぴったりと46日周期。
では、4月14日の46日後は?5月30日(日)か?
何処だ。何処でも起きて欲しくない。

アルカイダ攻撃目的で米CIAが無人機攻撃

2010-03-19 09:32:56 | 新聞

wsj日本語版より
消息筋情報によれば、CIAは8日、パキスタンのミランシャーにある爆弾製造工場と思われる施設を無人機で攻撃したと言う事だ。この攻撃で、アルカイダの幹部フセイン・アル・イエメニ氏など15人が死亡したと語っている。同氏は、CIAの幹部7人が死亡した昨年12月30日のアフガニスタン・ホースト州の基地での自爆テロに関与していたとみられる。
CIAのレオン・パネッタ長官は17日のインタビューで、イエメニ氏が死亡したことを確認。「攻撃を受けた中に(アルカイダ幹部の)トップ20に入るイエメニ氏がいたとみている」と述べた。「同氏はホースト州の攻撃で爆発物の提供に関与していたようだ」という。

チリ地震で1日の長さが短縮?

2010-03-04 15:42:45 | 新聞

WSJ.comから
NASAの試算によるば、チリを襲った大地震によって地球の軸がずれ、自転速度が速まり、1日の長さが100万分の1.26秒短くなるという。

 科学者達は以前から、地球で大量の質量が移動するような現象があると、地球の自転に僅かな、時としてはかなりの影響が出ると言う事を示唆していた。そうした時には、海流に変化が生じ、大気の大規模な移動、地震のほか、川をせき止め貯水池を多数作ることも含まれる。中国に大きなダムが作られた時もそうした指摘を読んだ事がある。
チリを襲ったマグニチュード8.8の地震は、過去100年で最大級の地震だった。この地震は海洋プレートが南米プレートの下に潜り込む結果として起こった。2つのプレートは将来的には一つになる。海洋プレートが南米プレートの下に潜り込むことで溜まったエネルギーが摩擦力を上回り、南米プレートが元に戻ろうと跳ね上がったときに、地震という形で巨大なエネルギーを放出した。
NASAの科学者リチャード・グロス氏によると、地球の軸はこれによって約3インチ(約8センチ)ずれたという。地震によって地球の質量が縦に再分配され、中心に集まることによって地球の自転速度は速くなった。フィギュアスケート選手が腕をたたむと回転速度が速まるのと同じ原理だという。

 

むかつくと言ったら

2010-03-03 18:01:01 | 新聞

私も家内も共通の腹立たしい事が最近有った。家内はそんなとき17歳の高校生が新聞に投書した
「怒りを静めて喜びは言葉に」と題する文をよんだ。そしてその怒りの気持ちを静めたと言っていた。私はそのようには行かずただ仏壇の前に座りつづけただけだった。
その投書の文によれば、投書者がはやり怒りで「ああ、むかつく、イライラする。」と友達に愚痴を言ったそうだ。するとその友達は「むかつくって言ったら、自分にむかついてくるよ。」と答えたと言う。投書者は悪い言葉を言えば言うほどどんどん自分に腹がたって来てとても嫌な気分になる事が判ったと言う事だ。今は我慢も出来るようになり友達に感謝していると書いている。

森繁のことば

2009-11-12 10:06:48 | 新聞

昨日、森繁久弥が亡くなった。森繁の言葉を二つほど覚えている。
「老いることなかれ、熟すべし」と言う言葉で年賀状に借用させて
貰った記憶がある。高齢化が進みだしそれが話題になり始めた頃の
年賀状に書いた文句だった。
もう一つは「だいたい白い」と言う言葉だった。この言葉は、最初、ラジオで
森繁が話していた中に出てきた言葉で、それから十数年後、テレビの「徹子のへや」
という番組に森繁が出ていたとき、森繁の同じ話の中で出てきた。
森繁がNHKの職員であった頃、中国に赴任した。現地で農家の蔵のような家を
借りて住む事になったが、森繁の子供がその家の白壁に落書きをし、森繁は子供を
強く叱った。それをそばで聞いていたその家の大家の中国人は森繁を少し離れた所へ
連れて行き、そこからその家の壁を見た。そこで大家の中国人は森繁に言った。
「ここからあの壁を見ろ、だいたい白いじゃないか。だいたい白きゃいい。」と。
この話は森繁の記憶に強く残ったらしく、私はこの話を十数年の間隔を置いて二度
聞いたのだった。

美容院脳卒中

2009-04-04 09:04:07 | 新聞

新聞の生活欄で「美容院脳卒中」なる言葉を見つけた。始めて聞く言葉だった。
美容院でシャンプーをするときの姿勢が原因で脳卒中を起こす事が有ると言うのだ。美容院では仰向けで頭部を後ろに伸ばしシャンプーするので頸部の椎骨動脈が圧迫されたり亀裂が出来たりしてくも膜下出血や脳梗塞などの脳卒中の症状を起こすことが有るのだそうだ。軽ければ目まい、吐き気、冷や汗で済むが、シャンプー中に起こる事が多いのだそうだ。シャンプー後30分か24時間以内に発症することもあると言う。頭部を後ろに大きくそらせ、首を左右にゆすられる洗い方は危険であるそうだ。

ふくみ資産

2009-03-11 10:00:22 | 新聞

アメリカ発の急激な不況が世界を襲っている。派遣切りはもちろん、正社員もその地位が危ぶまれている。これらの社員たちを企業は持っている含み資産を取り崩してでも救うべきであろう。
日本の大手企業は信じられないほど巨額の含み資産を持っているのだ。丸の内の三菱銀行本店は時価一兆円と言われる土地の上に建っているが、その土地の帳簿価格は何と僅か四百万円だと言う。田町のNEC本社ビルの土地の帳簿価格は二十万円と言うから驚く。日本の企業会計は資産の帳簿価格は購入時の価格に拠っており地価の高騰により膨大な含み資産となっていてもバランスシートにはそれが反映されていない。これを労働者救済に利用すべきであろう。

裁判員に記者会見を

2009-02-27 11:05:45 | 新聞

新聞が裁判員として裁判に参加した人達に記者会見を呼びかけている。人を裁く事に参加してプレッシャーを感じなかったかなどを聞きたいらしい。が私はこの新聞記事に違和感を感じた。新聞はそれ以前にやるべき事が有るのではないかと思った。裁判員制度に賛成するにせよ、反対するにせよ新聞はその態度をはっきりさせ、世論を形成する事が先決であると思う。裁判員に記者会見を呼びかけ、それを強要する事の方が裁判員になり、なろうとする人達に更なるプレッシャーをかける事になり、裁判員を危険な立場に追いやる事になるだろうと思う。新聞の知る権利を国民の知る権利として乱用されるべきではない。裁判員の裁判参加後の意見なら個々の取材により、裁判員にその考えを、言葉を選び、考えを纏めて貰った後に取材し発表すればよいのである。

判事の社会常識

2009-02-25 09:37:30 | 新聞

ある事件の裁判で「自分の歪んだ欲望のために、何の落ち度もない無関係な女性を殺害、遺体を細切れにしてトイレに流した犯行に、東京地裁の判事は「残虐極まりないとはいえない」として、求刑の死刑を退け、無期懲役の判決が下されたと言う。遺体を細切れにしてトイレに流した行為が何故、残酷極まりないとは言えないのか。社会通念や常識を受け持つ遺伝子がこの判事には欠如したままこの世に生を受けたのではないかと思える程呆れた判決だった。大学の法学部でこんな判決を書いたら絶対に単位は取れないだろう。やはり、裁判員制度はこのような常軌を逸した判決を出させないためにも必要ではないかと思う。

 

心に留まるフレーズ

2009-01-28 09:53:04 | 新聞

生命科学者の柳沢桂子氏が「日本人への祈り」と言う本を書いた。この本を私は読んではいないが、この本の書評が短く新聞に掲載されていた。「『人生は苦なり』を受け入れてしまえば、ただ生きる人生の喜びが見えてきます。」と言うフレーズが有るらしい。人生は苦なり、と言ったのは確か釈迦であったと記憶しているが、最初から人生は苦である事を念頭に置けば、微かな、些細な、僅かな喜びも大きなものに感じられ感謝出来るのでは、と思った。