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日高義樹のワシントン・リポート

2005-07-17 10:07:57 | レポート
16日1600からのワシントンレポートは「中国の反日攻撃の狙いは何か」と題して米下院議長テ゜ニス・ハスタート氏との対談形式で行われた。
第1部 2010年アジアは中国が支配するのか。
第2部 アジアにおける米中対決が始まるのか。
第3部 中国の世紀が始まる。
第4部 反日暴動は何だったのか。
・先頃の反日暴動は外交上と、国内政治との理由から中国政府が演出したものであった。
・反日暴動は大きくなりすぎて手に余るものになったが、中国政府は日本との関係をこれまで通り に維持しようと考えている。
・日本とアメリカは中国を外交的にうまく処理していかねばならないが、軍事的に対応する羽目に なりたくない。彼らの軍事力は常に計算に入れておくべきだ。
第5部 日米安保はこのままでよいのか。
・日本ではアメリカ軍の駐留が歓迎されていないが、日米共同体制は長い間アジアの安定をもたら してきた。
・中国は日米安保条約に脅威を感じているため勝手なことが出来ない。条約は長い目で見れば日本 にとって利益になる。
・アメリカ人は変わった、孤立主義に戻ることはない。
・日本人はアメリカが与えた憲法に反するものとして軍隊や戦争に反対していたが、それが変わり つつある。
以上であるが、日本は中国の覇権主義とどう戦うべきか、中国の軍事力強化にどう対応したらよいか。それはアメリカとの協力体制を強めるべきだというのが結論であった。