ティーガーデン

大好きな紅茶を飲みながら、日々の生活で
咲いた花々(さまざまな素敵)をご紹介していきます。

京菓子  満月

2012年10月18日 16時16分42秒 | Sweets
皆さんこんにちは~


先日のご出産お祝いの内祝いで、阿闍梨餅本舗、京菓子「満月」のお菓子を頂きました

ずっしりどっしりした中身でした。

Photomemo
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阿闍梨餅って、有名ですね。
見た目と違い、生地と中身の餡が独特な気がします。

大正11年に、満月の二代目当主が考案した和菓子だそうです。
様々な素材を伝来の技法で練り合わせた餅製の生地で、質の高い丹波大納言小豆を材料とした粒餡を包み、焼き上げたものだそうです。

そして満月と言うおまんじゅう・・・どうです?
まさに中秋の名月の季節にふさわしいお菓子。
この月を思わせる色と形・・・すごく美しいお菓子です

白い餡は、希少な丹波最上級の白小豆のみを使用し伝来の技法により、練り上げた極上品。
包装も美しく、透けた薄紙で包まれたおまんじゅうのおしり側は、「満」のシールが貼られています。
ものすごく丁寧です。
生地感も上品で、私のオリジナルな表現で言いますと、「生地感がマット」と言う印象。
洋菓子に使われるような生地にも似たさらっと感がすごく気に入りました。
しっとりじゃなくて、さらっとしています。
その生地感が、「満月」と言う文字を、さらに美しく映し出しています。

京納言は一番賞味期限が長いので、次回頂いてみるつもりです。
これがずっしりどっしりの張本人だったのでしょう。


和のものを好まれるイメージの方で、特に京都にはご縁のある方なので、いかにも・・・って感じのものを、選ばれたような気がします。

以前こちらのお宅に、突然訪問したデイジーパパは、帰りにお土産として、上品な京あられを頂きました。
後日「なんで急に寄ったのに、あいつの家にこんなお菓子があったんやろう?」と言ってたので、
「普段からこう言う上品なお菓子が好きで、置いてあるんじゃないの?」と返事を返した私。


関東に住んでいるのでなお嬉しい・・・京和菓子・・・、季節を楽しむきっかけにもなります。


温かい一保堂の玉露かお煎茶が良いでしょうか~


*満月は江戸末期(1856年)創業。
現在、京都市左京区麹小路通り今出川上ルに本社と本店向い同士の形で、位置しています。
「阿闍梨餅」「満月」「京納言」「最中」の4種類しか作ってないそうです。

新しいものを追うのではなく、その姿勢がかえって、新しいような気もする・・・、こだわりの逸品にこだわりぬいた、おすすめの和菓子屋さんの和菓子達のご紹介でした~



コメント (2)
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