本家ヤースケ伝

年取ってから困ること、考えること、興味を惹かれること・・の総集編だろうか。

時代を闊歩する。

2008-10-15 14:50:38 | 社会
12日13日は運動会日和。大阪御堂筋では従来の御堂筋パレードのマイナーバージョン第一回「御堂筋KAPPO」が挙行されたとかで、コースを縮め歩行者天国にして全国各地の物産展を開くなどして、予算は従前の三分の一で済んだそうである。私は迂闊にもこれを知らなかったのだが、売り物が橋下とそのまんまのトークだったというから、知っていたとしても行ったかどうかは五分五分だ。代わりに私が行ったのは毎年世界各地で行われているという『パイプフェスト2008』が今年は日本の関西で開かれ、そのオープニングセレモニーがなんと釜ヶ崎で挙行されるというので行ったわけである。で、この情報を私は先日三角公園に立寄った際公園中央に貼られた2枚背中合わせの板貼りポスターで知ったため、パレードは当然三角公園内にも入って来るものという先入観を抱いてしまって、下手に先回りするなど浅知恵を働かせた結果、バグパイプバンドが釜ヶ崎を巡回する様子は遺憾ながら殆どムービーに収められなかったのである。バンドは確かに小一時間かけて釜ヶ崎を一周したが、三角公園の外縁を周回しシェルターとふるさとの家と西成警察署の前を通って行っただけで、なんでこんな半端なことをするのかというと、以前にも述べたが釜ヶ崎の支援運動主体が四分五裂していて、互いに反目し合っているからである。こんな狭い区域で『運動方針の相違』もへちまもあったものではないというのが我々門外漢が真っ先に抱く感想だが、現実は相互の関係は相当に冷え切っていて、三角公園を拠点とする側はこの連休中に別に小さな祭典を構え恒例の炊き出しの準備をしていた。一方主催RamsayPipeBand後援大阪府というイベントへの『協力』として名を連ねている『NPO釜ヶ崎』(←山田代表は先日大谷記者と対談し『テレ朝・Sモーニング』がこれを放映し私のblogでも取り上げたが、今回取材に来たのはTBS系毎日放送だけで、朝日も読売もパスした)の方は例によって『成果(?)』を一人占めし誇示していた。パレードでは青緑色のジャンパーを着たNPOのメンバーらが何をするでもなく矢鱈威張り散らしていて、一番目立っていた。例えば主催者側のオフィシャルカメラマンがビデオをセットしていても何の用もない癖に平気でその前に立つという無神経ぶりだったから始末が悪い。彼らが他の支援団体から毛嫌いされるのも当然と、私は改めて確認した。 . . . 本文を読む