本家ヤースケ伝

年取ってから困ること、考えること、興味を惹かれること・・の総集編だろうか。

天下りもあり買収もあり♪

2007-04-14 00:24:38 | 社会
まるでプロ野球の裏金問題から目を逸らしたいかのように、テレ朝・NHKなどは「松阪vsイチロー」対決をこれでもかこれでもかと煽り続けた一週間だった。私はアメリカ人たちが日本人の一流プレイヤー同士のメジャー対決を歓喜の嵐で迎えてくれるのを喜ばないわけではないが、彼らは彼らの御都合主義でメジャー・リーグの隆盛を企図しているだけの話であって、その結果世界各国のそれぞれの球界が押しなべて「メジャーの二軍」と化している忌々しき事態には全く無頓着であり、オリンピックから野球競技が消滅するやも知れぬことさえも一向に意に介さないようである。彼らの国技=ベースボールが本国アメリカで隆盛を極めさえすれば「後は野となれ山となれ」なのである。日本では今や、ある程度年齢を重ねたベテラン以外のプロ野球選手たちは、最後はメジャーで「新人」デヴューしないことには一人前とは言えないと思っているらしく、これを背後から強烈にプッシュしているのが、破廉恥かつ無分別な「NHK」であり「テレビ朝日」である。この二つの放送局は、これまで(これからもだろうが)高校野球を滅多矢鱈に美辞麗句に包んで礼賛しまくる性質があったことでも共通している。高校野球にも種々数々の利権が絡んで渦巻いているだろうことは、彼らが押し隠して報道せずにいても、我々はみんな薄々感づいていた、知っていたと言っていいのだ。別に天使たちが地上に舞い降りてプレーしているわけではないのだから、「青春の汗と涙」があろうとなかろうと、人間のすることは人間のすることなのである。暴行等・後輩苛めもあった。集団レイプもあった。飲酒・喫煙もあった。不祥事があっても個々の高校を公式戦から排除しておしまいである。地方自治体はこぞって彼ら高校球児たちを町おこし村おこしに活用し、親たちは「我が子可愛さ」から高校を変えさせ競って監督らへ付届けもした。今「高校野球の監督は一度甲子園出場を果たすと家が建つ」などと、ようやく公然と言われ始めているが、甲子園の名物監督たちがあちこちで「引く手あまた」なことなど周知の事実だ。というわけで、大手報道に対する拭い様のない不信感がますます募って来る今日この頃、皆さん今回は「役人の天下り」の話と「票を金で買う」買収の話です。w . . . 本文を読む

東奥日報。

2007-04-13 16:53:14 | 社会
今日取り上げるのは『東奥日報』という青森を本拠にした新聞から引用した二つの記事で、この新聞は内容が濃い割りに朝夕刊セットが月3,000円とは格安だと思う。26万部発行ということである。例えば『産経新聞』などは一応全国紙ということになっているが、本拠地は大阪のようで、今は知らないが以前は関東でも名古屋でも、配達していない区域(不配区域という。尤も、どうしてもその新聞を読みたいという人には日遅れで配達する制度も昔はあったが、今はwebで購読出来るからね。w)が多々あった。産経は大阪では低所得者層相手に(?)月極千円とか千五百円とかの大ダンピングで五年(七年?)の長期契約を各戸と結んだりしている。契約を継続することを業界では『シバリ』という。余所の新聞に浮気しないよう長期に亘って『縛り』つけてしまうという意味である。各社新聞が入り乱れている区域に定住している世帯は、概ねこの『縛り合戦』の被害(?)を受けている。今のようなインターネットの急激な普及が毎朝毎夕の宅配購読を駆逐しつつある状況下では各販売店の競争もいよいよ激化しているのではないだろうか。昔『新聞拡張戦争』華やかかりし頃は『インテリが作ってヤクザが売る』のが新聞だと言われたものだが、今でも似たようなことがこの国のどこかで起こっている。で、『毎日新聞』も昔は一世を風靡した時代もあったが、今は『朝日』『読売』の二大紙に大きく水を開けられていて、総発行部数では『中日新聞グループ』にも敵わない。ご存知ない方もおられると思うので一応触れておくと、『東京新聞』というのは中日新聞東京本社が発行している新聞である。だから『東京中日スポーツ』という一見奇妙な名前の新聞も存在するわけである。さて田舎へ行くと『合配区域』というところがあって、そこではどの新聞も一軒の新聞販売店が配達しているから、都会のようにあちこちの新聞屋から回されて来る『拡張員』らに強引に勧誘されて所謂『交代読者』にさせられてしまう気遣いは無用である。この新聞販売店の『系列』化という問題も、それで生計を立てている人も大勢いるわけだから一概に否定し去ることは出来ない。我が国の産業においては『ムダ』が雇用を創出しているケースも少なくないのである。 . . . 本文を読む

女流棋士会の分裂。

2007-04-12 18:32:18 | 囲碁・将棋
私は自慢じゃありませんが、中井広恵女流六段の娘時代を知っている。笑。というか、勝手に遠目から「ああ、あれが中井さんだな」と思っただけのことである。彼女はNHKの将棋番組に小学生の頃からしばしば出ていらしたから、お顔はよく存知あげていた。実際にお見掛けしたのは二、三回かな。今から20年くらい前になるが、私は中野駅北口のサンプラザで仲間数人と(←てかお師匠さん一人と弟子二人の置き碁二面打ちで)不定期的に『碁会』を催していたのだ。師匠は自称「定石初段・喧嘩二段」だったが、実力はもっとあったことを私は碁会所で現認している。私が自称五級で、友人は八級くらいだった。何故『中野サンプラザ』かというと、7Fだったか、図書館と上下して席料格安(50円か百円くらいだった)のフリースペースがあったからである。そこでは読書や勉強も出来たが将棋盤・駒も碁盤・碁石も用意されていて、私たちは備え付けのものを利用していたのだけれど、そこへ盤も駒も対局時計も多数持参で来ている若者の集団があったのである。総勢十人もいなかったように思うが、彼らの対局姿勢や手つきを見ただけで、彼らが奨励会の連中であることは一目瞭然だった。奨励会というのはプロになるための登竜門・養成所であって、男子の場合ここの三段リーグで好成績を上げないと四段(即ちプロ)にはなれないのである。彼ら奨励会有志の中で紅一点が中井さんだった。彼女は今六段だけれど、これは女流だけのシステムで六段になったのであって、男子に混じって三段リーグから四段に昇段したわけではない。今日はその中井さんがリーダーとなって、一部の女流棋士らが将棋連盟を飛び出したという話をかいつまんで辿ってみます。w . . . 本文を読む

自衛隊に入ろう♪

2007-04-11 05:10:30 | 社会
今は昔東京に新宿西口広場というところがあったそうな。そこには連日連夜フォークゲリラなるものが出没し、夥しい数の聴衆・通行人を巻き込んでフォークソングの一大ページェントが開催されていたと言う。これは言ってみれば「無届け集会」のようなものであるから、警察当局は「ここは広場ではありません。通路です。通行の妨げになりますから即刻解散しなさい」と懸命の規制を行なったがフォークソングの波は一向に静まる気配はなかった。それはちょうど岡林信康が「フォークの神様」と持て囃され、続いて吉田拓郎が「全共闘にカンパする」という熱い思いを胸に活動を開始した時期で、1968年10月21日の新宿・米軍タンク車によるジェット燃料輸送阻止デモでは『騒乱罪』まで適用されるという大変な時代であったそうな。なんか余所の国の話みたいじゃのう♪てか、それでもってその頃歌われた戯れ唄の一つが、今日のタイトル=『自衛隊に入ろう』という唄じゃった。じえーたいにはいろう、はいろう、はいろう、とにかく体が資本です♪あ、それそれ。はあ?もう40年も昔のことになるのかのう。新宿の高層ビル街も当時は最初の『京王プラザホテル』が立つか立たないかという段階だったし、小田急線のすぐ隣りに迫っているJR線も「10番線」までしかなかった。いやはや隔世の感がありますなあ・・。 . . . 本文を読む

センキョ余話+ウイルス。

2007-04-10 03:19:50 | web・メディア
事前調査では8割の人が「必ず投票に行く」と答えていた都知事選が、終わってみれば54%の投票率。45%強の人が棄権した。「都知事選なんかより競馬や野球の結果の方が大切」という人がいていいのだ。吉本先生曰く「政治より生活の幅の方が広い」と。私たちの日々の生活のために政治が存在を許容されているのであってその逆ではない。ただ知事も県議も「誰がなっても同じ」だから「関心はない。どうでもいい。現状維持でいい」というのはちょっと心得違いである。権力は腐敗する。絶対的な権力は絶対的に腐敗する。政権交代のない民主主義は存在しない。それでもいい? どうせ「俺たちに明日はない」? 「みんな死ぬまで生きるだけ」?ってか、ぁそ♪ . . . 本文を読む

石原圧勝。

2007-04-09 00:05:02 | 社会
知事選では「山は動かなかった」がこれは仕方ないことだろうか。北海道か福岡で風が吹いても良かった筈だが「出遅れが響いた」などと恒例お決まりの言い訳をしている。他の知事選でも対立候補を出せなかったり、一部相乗りしたりしていたのでは「はあ? 対決姿勢? どこが?」てなもんで、総体としては「対決など空念仏に過ぎなかった」のではないか。まあ強いて上げれば、県議会や市会などでは民主が確実に議席を伸ばしたというからこれは後々効いて来る筈だ。増えた彼らが足腰になってムカデは動くのである。はあ? しかし伸ばしたと言っても自民1,200に対して民主300台だから比較にならないね。w . . . 本文を読む

きっこ謝罪。

2007-04-06 22:07:30 | web・メディア
昨日私のところは251pv-83ipと、近来稀に見る落ち込みようだったけど、ほぼ同じ内容で楽天に簡略版(←字数オーバーで小沢さんの記事を中抜きした)を回し掲載したら、そっちは逆に280超の近来稀に見る盛況だった。wでも来たのはロボットばかりだったけどね。ここ本家もpvだけが一桁跳ね上がってしまう日があるけど、あれもロボットの仕業だろうか。アドバンストじゃないからわからないんだけど、うちはしょうもない内容ではあるかも知れないが(はあ?)量だけは多いから。汗。やばい、当局の手が回ったかな? それとも私の警鐘が過激過ぎた? あの程度でおたおたするようじゃ私のところの読者も大したことないってか、世耕の妨害かな?(笑)いやね、安倍ポンという男はNHKにまで因縁をつけるくらいだからweb上の批判勢力をなんとか黙らせようと考えていて当然だと私は思うんだけど。歴史の改竄の次に来るのは言論統制だろ? というわけで、『週刊新潮』をちらっと読んだら『きっこの日記』が凹まされたことを手放しで喜んでいた。石原批判の舌が滑って事実ではないことを日記に書き込んだらしく、その日の記事を全面削除した上謝罪文まで掲載したというのである。最近あちらはご無沙汰しているから、私はその問題の日記は読んでいないのだが、別に家族や肉親のゴシップなど持ち出すまでもなく、石原を批判したいなら彼の日頃の言動を引っ張って来るだけで充分じゃないか。てか削除前提でわざわざガセネタを記述したのかも知れないな。マヌーバというやつだ。ところで私はきっこがマスコミ批判をした記事は『寡聞にして知らない』のだが、やっぱりこれはマスコミ関係者らの合作に違いない。2チャンネルに行けば正体がわかるかな? 別にどうでもいいけどね。w 本人が実在しようとしまいと、きっこというのはあくまでweb上の仮想人格である。インターネットはどこまで進化~深化するかわからない。その場合、webの対極に位置しているのが既存の『国家権力』というものだろう。webは「拠らしむべし、知らしむべからず」ではないからである。 . . . 本文を読む

政界再編&「あんたが主役」

2007-04-05 21:30:54 | 政治
小沢さんは自由党の党首だったんだから「民主+自由」の合併で旧民主党はさながら「庇を貸して母屋を取られる」形になったのかも知れないなどと、事ここに及んで細かいことは言いなさんな。「政界再編」結構じゃないか。でもそれにはあくまで「参院選で野党が勝利する」という大前提があって、これがないとまたもや「野党だけの」政界再編成に終わること必定なり、なのである。いるかいないかわからない「自民内良識派(?)」にしたところで、わざわざ野党になるために割って出る勇気などこれっぽっちも持ち合わせていないだろう。さて三日後は統一地方選第一弾である。自称「センキョ通」に言わせると、この段階で5~10ポイントの差がついていると順位の逆転はまずないのだそうである。まだ大半の人が投票していない段階でそんなことが言えるというのも奇妙な話だが、松岡ら一連の内閣不祥事や安倍ポンの二枚舌があっても尚、自公を支持する人が減らないなどと、そんなわけがないじゃないかと常識人たる私は思うが、なんせ「情報化時代」真っ只中の今、さし当たっては情報相=世耕がこれからどんなトリックを使って巻き返しを謀って来るのか、皆さん注目しましょうね。w . . . 本文を読む

京都へ行ったぁ♪

2007-04-04 20:49:32 | 
昨日は午後から暖かで、今日はまた肌寒い一日と、これも三寒四温なの?てか、東京では雪まで降ったんでしょう?地球が変態を遂げているんだろうか。お花見も出来ると思ったら速攻で決めないと来年までお預けになっちゃうかもね。というより、ファシスト=安倍ポンの天下が続くようでは我が国に明日はない。来年はない!でもって昨日は京都へちょこっとお出掛けしました。w好天に恵まれてラッキーッ!桜の名所は多いからどこへ行くか迷っても意味ないし、お手軽な所で竜安寺石庭に行きました。立命館前で降りて、ちょっと歩くのが通なのよ♪竜安寺はそんなに広いお寺ではないし、バックの山々も絶妙で、桜の咲き方にバラつきはあったものの優雅な数時間を過ごせました。春休み中なのでお子さん連れも多く、ガイジンさんもこれまた大勢来ていらっしゃいました。ガイドさんはこのお寺を作ったのは日本新党の陶芸家(はあ?)細川さんの祖先=細川家だと解説してましたね。彼に付いて行ったら石庭の十五の岩全てが見渡せるポイントもわかった。ぶひひ。てか、皆さんたまには息抜きもしないとね。ぁそ。ぷいぷい。 . . . 本文を読む

NYタイムスも読む?!

2007-04-02 15:08:54 | 世界
『ニューヨークタイムス』や『ワシントンポスト』更には『朝鮮日報』『人民日報』をも読まないと、今何がこの国で起こっているのかさえわからない状況に今の我々は置かれているのかも知れない。安部ポン然り、石原然り、中山某然り、麻生然りで、奴ばらファシストどもは今歴史の改竄・捏造を公然と行なっているのである。まるで通行人にちょっとした不注意で打ち水をかけてしまったかのような口ぶり~言い草で、旧日本軍はアジア近隣諸国にちょっとだけ「迷惑をかけた」が、そんなことはもう謝ったからいいじゃないか、前向きに行こうぜ。強制連行なんかしてないぜ。朝鮮半島を植民地にしたわけでもない。彼らが日本人になることを望み、併合を望んだんだ。・・従軍慰安婦への狩り出しも、細菌兵器の人体実験も一切行なっておらず、無論沖縄での集団自決強要もしていない・・などと、いったいどの面下げて主張出来るのか。奴らは更には『日本は何も悪いことをしていないのに原爆を2発も落とされた。だから今度は日本が核武装するんだ」という文脈・筋書で麻生などは「議論するくらいいいじゃないか」と言い出して憚らない。公明党はこういうファシストどものお仲間でいいんだな? というわけで、やばいぜこの国は、ほんとに! . . . 本文を読む

都知事選&ホームレス問題。

2007-04-01 11:41:58 | 社会
東京都民の「暮らし満足度世界一」を目指すと、石原候補は大風呂敷を拡げた。安心・安全・環境保護・教育改革・オリンピック招致等が総花的政策ビジョンである。対する浅野さんは「オリンピックは呼ばない」「情報公開」が必要だと言っている。「六本木ヒルズ」から今は「トーキョー・ミッドタウン」がシンボル化しつつある東京だが、国全体としての現況は「東京の一人勝ち」を通り越して、今や「首都圏に全集中」の奇形な形相を呈し始めている我が日本列島である。大阪が東京に「勝っている」のはホームレスの数くらいなものだろう。市としての人口は横浜市に遠く及ばない。関西圏はまだしも、全国津々浦々の過疎地など、災害時または原発・核廃棄物処理施設の建設問題等以外では話題にすら上らない。言ってしまえば「社会的弱者」や過疎地に住まう人々など「お荷物=厄介者」としてしか扱われていない。これが「小泉構造改革」の当然の帰結であるが、一部どこまでも愚かな人たちは「バブル再燃」を企図しているかのような今日この頃、皆さん如何お暮らしですか? . . . 本文を読む