真赤な秋と紅葉
温暖化のせいでか
近年は
秋の訪れが
だんだん遅くなり
本格的な紅葉の秋は
以前の時季より
ずいぶん後にズレ込んできた
しかも
台風が遅くまで近づき
かつ巨大化し暴れるようになって
秋の行事や農作物の取り入れ
そして
生活や産業そのものさえにも
甚大な被害や大きな影響を
与えることが多くなった
温暖化台風更に牙を剥き 清風
日本のあちこちで
それぞれの地域で
みんなが一緒になって
それぞれの秋を楽しむことが
しにくくなった
被災された人々のことを思えば
桜や紅葉などを眺めて
心ウキウキし歓談したりするのは
誰もが 気の毒で気が引けて
また明日は我が身とも考えて
お互いに控えるだろうと思う
だからこそ 私たちは
被災地周辺の行ける所は尋ねて
被災された人たちを
励まし支援することも
必要なことではあるけれど‥
近頃は 季節に関係なく
どの季節でも
日本各地で
何らかの災害が起きていたり
激しい被災に見舞われたりしている
誰一人も命を奪われることなく
誰一人も住む所を奪われることなく
あるいは 誰かが
被害に遭っとしても
みんなの支えや援助などで
あしたへの夢や希望を
なくさないとき
そんな時季が訪れて初めて
私らは 真赤な秋の風情などを
しみじみと味わえるのではないか
ps2019.11.1 草稿 11.2 追記
今日の昼 ラジオを聞いていたら
真赤な秋のメロディーが流れて来た
ツタの葉っぱ もみじ 夕陽
烏瓜 トンボの背中 ほっぺ
彼岸花 焚き火 鳥居 ‥
(作詞は薩摩 忠さん、
作曲は小林秀雄さん)
みんなみんな懐かしい真赤な想い出