good! カエルのぶろぐ

gooの中で カエルのblogが 公開中 詩やメッセージ&画像を掲載。
ご遠慮なくコメントをお寄せください

苦悩する英雄(Hero)

2007年04月30日 23時32分33秒 | Weblog
  苦悩する英雄(Hero)
私が少年時代であった頃の英雄は
文句なしに非の打ち所がない英雄が多かった

月光仮面 鉄人二十八号 エイトマン… 
アメリカ映画では 
ポパイやスーパーマンなど 
完璧といっていいほど正義の味方だった 
ウルトラマンもその仲間かな

しかし
バットマン スパイダーマンになると 
少し英雄像が変わってきた
鉄腕アトムやブラックジャックもそうだ

この前上映されていた「どろろ」も
今回封切られた「ゲゲゲの鬼太郎」も
どちらかというと生歴などに
少し陰らしきものがほの見え
時に苦悩する姿さえ見せる

私たちの人生により接近した
親しみのあるヒーローである

スパイダーマンも 鬼太郎も
普通の人間の女性とは 
なかなかうまく交流できない
我ら庶民からすると 
ある意味可哀想な英雄ではある

だが そのことが却って 
現代の恋愛したい人達の
共感を得ているのかもしれない

現代は 恋愛が難しい時代に思えるから
苦悩するヒーローは 
逆説めくが 格好よくみえるのだろう

今 世界や国連の社会正義も 影が薄くなり
正に 我ら人類のヒーローも苦悩している
PS 2007.4.30 草稿 4.28(土)の昼 「ゲゲゲの鬼太郎」を家内と観に行った 予想以上に楽しむことができた 
また 観る人たちへのメッセージも発していた(環境破壊のこと) 原作者 水木しげる氏の作品は けっこう読んでいたので いろんな妖怪を懐かしく思い出した また 水木氏は戦争に従軍して大きな負傷をしている(片方の腕をなくされている)ことはよく知られている そんなハンディを乗り越えて活躍されるバイタリティには敬服する 物知り顔に 科学的な根拠を示して 未知なるものを否定してしまいがちな現代で 可愛げのある?妖怪の存在は ぎくしゃくしたこの社会に潤いを与えてくれるだろう 一反木綿や 猫むすめは可愛かったですね
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 心の部屋 (ハートルーム) | トップ | 初夏に想う(3つの詩) »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿