good! カエルのぶろぐ

gooの中で カエルのblogが 公開中 詩やメッセージ&画像を掲載。
ご遠慮なくコメントをお寄せください

母への手紙〜母の日と初夏の香り

2020年05月10日 20時47分00秒 | Weblog

母への手紙〜母の日と初夏の香り



お母さん その後

元気で過ごしていますか

こちらは  コロナ禍というもので

世界中は  大変なことになっています

4年前は 熊本地震もあったしね‥

お母さんの家は 確か

震度 5  4 だったと思うけど

こちらは max 震度6強の揺れで

おまけに震度5の余震は

数え切れないほどあって

23年は 気も休まらなかったよ

お母さんがいたら

地震や台風、コロナ禍の時は

きっととても心配したでしょうね

今 お母さんは 

天国で私らのことを

心配してるかもしれませんね

@@@@@@@@@@@@@@@@@

モテない僕を不憫に思った母さんは

バレンタインデーのチョコを

くれたり 手作りの座布団を

編んでもくれたね😅

ありがとう 母さん!😌 😸


今日は母の日

この時期になると

なぜか初夏の風物を想い出す

竹の子と竹の子料理

駅の近くに

我が家の畑があったので

兄弟四人 釜や縄を手に

畑の北半分の竹林に入り

ぐんぐんと伸びた竹の子を

根元から切っていく

一人で抱えるくらいになったら

縄で縛って 家路を急ぐ

待っていた母は さっそく短く切って

竹の子の味噌汁を料理する

残りの竹の節は

僕らのオモチャに変身する

若竹色の竹節で 何して遊んでいたか

五十年以上も昔のことなれば

その記憶も  定かではなくて‥

でも 竹の子の味噌汁は

美味しかったことは

僕の舌が 体が  覚えている

母は 海近くで育ち

気性の激しい女性(ひと)だったが

かなりわがままな時もあったけれど

なぜか  私にはとても優しかった

私が 東京の会社を辞めて

大学進学を目指した時も

当時の家の経済や事情を考えれば

とても進学受験どころのことでは

なかったが それでも母は

イヤな顔一つしないで

鞄一つの僕を 迎えてくれた

工業系の高校 そして 工員

それから2周遅れの僕は

もう少しというところで不合格

もう断念しようかと母に相談した時

母は 折角決断したこと 

何とかやり遂げようと

優しく励ましてくれた母


田植えの頃は 田植えの手伝い

工事の頃は 日雇いの人夫(婦)

顔は真っ頃に日焼けして

父(夫)の勧めで毎月五百円ほどの

年金積み立てもしていた


私が 無事に大学進学し それから 卒業を迎え 卒業式では 母を招き  そして

就職した職場のイベントでもまた母を招くと 母はとても嬉しそうで  誇らしそうでもあった


後では 

近くの工場(松下・現パナソニック)の

パート工員になり 定年ころまで 

若い工員と一緒になって

毎日充実した製造作業に努めていた


定年後は 菊の花育てや畑の野菜作り それに 海釣りなどを楽しんでいた

@@@@@@@@@@@@@@

五月の今頃 束ねた菖蒲は屋根に上げ

こいのぼりは 庭の東隅で 空高く

ハタハタと泳いでいた

近くの空き地で採ったイゲの葉で

母が 蒸して作ってくれた柏餅

畑はやがて麦の秋を迎えて

黄金色の麦の穂は 薫風にそよぎ 

サワサワと  子どもたちは 

麦ぶえをこさえ  ピー プーと 鳴らす

@@@@@@@@@@@@@@@

ところで 僕は  お母さんに

 ありがとう!って 

言ったことあったかな

結婚式の時言ったような気が‥

別れの際に 心からありがとう!

って言ったかな?

家族代表の弔辞の時言ったような‥

でも臨終の時は‥⁇

ps 2020.5.10 母の日に

NHKTV オカン大感謝祭  

梱包会社のオカンと娘のエピソード

娘さんは お母さん(オカン)に

感謝の言葉が中々言えない

大事な言葉って 意外にうまく言えないものだ‥

昨日 東京の長女から

母の日のプレゼントが届いた

毎年贈ってくれる優しい娘だ

今日の夕方 福岡の次女から

テレビ電話が かかって来た

孫娘二人の元気な笑顔が見え

元気そうな声も聞こえてきた

二人とも 特定警戒都道府県に

住んでいるし また  二人とも

医療従事者だから  私らは  

とても心配している

何とぞ無事に終息しますように‥祈る

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« コロナ禍文芸(その参)短歌... | トップ | コロナ禍の解決は 正解のな... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿