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地球の宝もの

2011年03月21日 10時49分18秒 | Weblog
地球の宝
美しい日本の海岸が
地震と津波で 見るも無惨な姿に変わり果て
この先どうなることかと思案する 
 私は 絶望すらしそうになる

失いそうになって 改めて思う 自然の恵み

昨日 本屋さんでふと見かけた「俳句歳時記」
パラパラとページをめくれば
春 夏 秋 冬 と 
それぞれの季節のエッセンスが
ぎっしりと詰まっている

ああ 私の国はこんなにも自然に囲まれて
自然の恵みを受け 時には 打ちのめされ
そして 歯を食いしばりながら立ち上がり
逞しく立ち向かい それぞれの生活を築きながら 
ずっとずっと昔から この大地に生きてきたんだ

地球の皮
ある科学雑誌の 地球特集本を読んでいて
そんな言葉があった
巨大な地球からすると
この大地は 温められ冷めた牛乳の薄膜のようで
繊細で 頼りなく 常に変化し続ける

でも こんな地球の皮でも
それは 宇宙の奇跡の産物であるし
果敢ないからこそ 限りなく愛おしい…

この日本の いいえ 世界中の海や山
野原や集落 そして 数々の街…
それぞれに 人々の大事な営みがあり
誰もが 精一杯に生きて 
そして 誰もが この世を去ってゆく

地球の皮でも この大地に立てば
確かな踏み応えがあるし
ああ 私は生きてるなあ という実感が 湧いてくる

何ら罪も無き人々が 
どうしてこんな苦難を味わわなければならないのかと
怒りや嘆きが 胸の中で渦巻くけれど
私たちは 今を見つめ 明日の光を探さねばならない
この大地から授かった自分の命を 限りなく愛おしんで

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