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そよ風と草とカマキリと

2020年10月10日 23時23分00秒 | Weblog

そよ風と  草と  カマキリと

(+短歌と俳句)



  画像は  ベンチそばのカマキリ  10/6  )

公園のベンチで

ブログを書いていると

すぐそばで

「バサリ」と音がした


何だろうと

そちらを見ると

「カマキリ」だった


中くらいの成虫のカマキリ


名も浮かばない野草の花に

両足のカマをがっしりと

秋の微風に吹かれながらも

しっかりとつかまっている


今度はどこに飛んでゆくのだろうか


おおい、カマキリよ

今年の夏はどうだったかい?


素敵な人には出会えたかい?

(見たところオスらしい)


カマキリのカマの先には秋の風

         白川の清風

 ※ベンチそばの草の実にいた


カマキリも しばらくすると 

降りて どこかに去って行った 

辺りはすっかり秋の気配に満ちている

(草丈は5㎝位)


カマキリよ秋風の中虫いたか草と揺れつつ何思いしか

           紀 清風

 ※今頃のカマキリは 交尾や産卵で

忙しいかも ただし カマキリのオスは 

もう用無し?なので 後は終活の身か?


カマキリが草に掴まり草と揺れ風と戯れ餌はなく

           紀 清風

 ※低い草に カマキリが

飛んで来て よじ登っていた

細い野草なので 共に風に揺れる

秋も本番 餌になる虫も減って来た


カマキリの羽も一枚落ち葉なり

          白川の清風

 ※秋も徐々に深まり 落葉も

増えて来て やがて 

カマキリの羽も地面に落ちて 

落ち葉の仲間入りをするだろう


ps 2820.10.6 草稿 10.10 追記

虫たちも次々に減ってゆく

カマキリも目当ての餌が減り 

自らの命も日毎に削られてゆく

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