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秋の文芸*短歌(其の壱)

2022年10月01日 17時07分00秒 | Weblog

秋の文芸*短歌(其の壱)※蛙 🐸は短歌



( カマキリと地域猫Jさん他 10/1  )

確かにね生きていたんだ恐竜が

富山天草御船にも居て(蛙 🐸

 ※9/30 今夏 私は 久しぶりに

恐竜図鑑を買った 最近の恐竜研究の

動向と資料を知りたかったからだ

あの恐竜博士の小林快次先生監修で

子ども向けとは言えない位に

中身や説明は 高度で充実している

夏に孫娘に見せると熱心に見ていた

(天草、御船は熊本の恐竜化石産地)

想像を膨らませると簡単に

他国侵攻思いもつかず(蛙 🐸

 ※9/30 文学や映像文化などは

視聴する人たちの感性や想像力を

育み育て 訓練し 高めていく

文学、演劇、音楽、絵画などに

接していくうちに 他者や他民族の

多様な生き方やものの考え方、

様々な表現法を知り そう簡単には

他国との関係を 悪化させようとは

思いもしなくなるだろう

「想像力」は 芸術の世界だけでは

なくて 否 政治経済の世界でこそ

必須の力なのかもしれない

経済や政治は 好むと好まざるとに

拘らず 各民族の生活や文化に 

広く深く関わっていくものだから‥

義母(はは)の死に嘆き謝る初秋の

彼岸花咲き秋風そよぐ(蛙 🐸

 ※10/1 今日は義母の命日

22年前の今日、自宅にて倒れていた

生きていれば やがて92

ちょうど70歳の若さで急逝した

 ※「謝る」NHKラジオ「文芸選評」

空振りも想定内よ命さえ

守れば他に貴きもの無し(蛙 🐸

台風も大雨も今中休み

寝そべる部屋に秋風吹きて(蛙 🐸

 ※10/1 NHKラジオで 災害時に

呼びかける言葉を募集していた

短い標語もよし、俳句や短歌でも。

繰り出す台風も 今は中休みか

油断はできないが 暫しの平和

畳の上で腰痛体操を兼ねて

寝そべりながら 窓を眺めると

向こうに穏やかな秋の青空が見え

時折り ベランダの葡萄の葉が

乾いた涼しい風に揺られている

まだ収束の兆しが見えぬコロナ禍や

隣の隣のウクライナ侵攻や

閉塞的な日本の政治や経済活動は

いつも念頭からは離れないけれど

こんな秋の日には 時には 

気になることは頭の隅に置いて

魂の洗濯でもしないと 命が

幾つあっても足りない感じがする

誰か地に肥料撒いたか白き粒

見上げれば空覆う大樹の(蛙 🐸

 ※10/1 公園を訪ねると 草原に

白い粒々が見えた 最初は

肥料かなと思ったが 近寄って見ると

どうやら小さな木の実のようだ

榎か   かよくわからぬが

しつこく長い酷暑の中でも 

草木は確かに 秋への移ろいを

感じ取っているらしい

ドングリの洪水公園の隅

覆い尽くして無帽ドングリ(蛙 🐸

 ※10/1 9月半ば頃から公園の

ドングリの樹から ドングリが

台風や風に揺すられて 次々に

落果しだした そして 

あっという間に 公園の樹の下は

どんぐりの実の絨毯が‥

以前 綺麗なドングリを持ち帰り

棚に置いていたら いつの間にか

中の虫たちが這い出して 実は

ボロボロになったので それからは

持ち帰らずに ただ公園で鑑賞し

話しかけることだけにした😅

リンリンと誰か私を呼び出して

主を探せば草むらの虫(蛙 🐸

 ※10/1 妻と夕方 散歩で

公園付近を歩いていると 

大きく鮮明な呼び出し音が

響いてきた 私らは えっ?

電話かなと思ったが 声の主は

どうやら公園の隅の秋の虫‥

喉痛(のどいた)が収まりし後

間も置かず次は腰痛安堵暇無し

         (蛙 🐸

夏去りて安堵せし後に腰痛が

ぶり返しては波状攻撃(蛙 🐸

 ※10/1 通院と投薬と時間経過でか

強烈だった喉の痛みもようやく峠を

超えてきた今 昨日から 今度は

持病の腰痛が 秋風と共にやって来た

腰の体操、ぶら下がり、杖の使用と

腰周辺を宥めすかして 腰を伸ばす

今朝もルーティーンのように手立てを

した後 いつもの散歩に出かける

いつも会う地域猫のJさんが

公園で待っているのだ いつもより

1時間ほど遅れて着いたが Jさんは

今日はベンチの上で待っていた

しばらく話しかけて相手をした後

次の公園で 短歌を作ったりして

休憩をした さあ、そろそろ

また次の中継地、河川敷に

立ち寄るとするか

カマキリがポトリと落ちて袖に居る

袖に秋風皆に秋風(蛙 🐸

 ※10/1 今年も長期の酷暑‥

今日は10月朔日。ようやくの秋

日中や夕方は まだまだ暑いが

さすがに朝になると 涼しくなる

季節の移ろいに敏感な虫や猫たちは

人よりも早く気候に生活を合わせる

猫は毛艶も良くなり 食欲も増す

カマキリなどは やがて来る

本格的な秋に備えて 最後の命を

次の世代のために捧げるのだろう

今日のベンチでは 三者三様の

秋迎えの態度を見せる

愚かな人類は 己の欲望のために

平気な顔や得意げな貌をして

他者の命や生活を奪い 挙句には

戦利を謳歌さえする 何と愚かな

ps 2022.10.1 草稿

秋の文芸を積み上げていきました

秋は人を詩人にする‥この私も‥?

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